渡部さとるさんの写真展「SATORU WATANABE」を最終日の5月26日に、会場の「PHOTO GALLERY FLOW NAGOYA」に訪れました。
このギャラリーを訪れるのは初めてです。スペースは思っていたよりも結構小さかったです。でもこの建物自体の雰囲気(レトロ感)は最高でした。
渡辺さんは、当初体調不良のため不在とのことでしたが、体調が戻ったとのことで、在廊されており、お会し、お話することができました。
渡辺さんは、どちらかというと写真自体よりは、著作物で知っていました。写真展でオリジナルプリントを拝見するのは初めてだったので、この写真展は楽しみにしていました。
「da.gasita」「prana」シリーズからモノクロ銀塩プリントを20点の展示でした。モノクロプリントの奥深さを感じさせてくれました。額装の正統的な展示は落ち着いた雰囲気を醸し出し、ディックはやっぱりこれが好ましく感じます。もう少し多く枚数を見たいと思いました。
ディックが最も気になったのが、飲食店の外から内部を撮影した写真で、店内のガラスに渡辺さんの撮影姿が写っているもの。二眼レフの撮影であることが分かってうれしくなる自分がいました。これは両シリーズ外(写真集には掲載されていない)写真とのことでした。
ギャラリー入口 うす暗い廊下からギャラリーを見ると異界の雰囲気を感じます
渡辺さんを撮影させてもらいました。
渡辺さんの横の写真集は「prana」。1冊購入させていただきました。
作者の思いが詰まった写真集。そういった点では難解。何回か見て何を感じるかです。
この建物自体がレトロ感満載で素晴らしいです