少し前に、鉄道ジャーナル誌が今年の6月号をもって休刊する旨のアナウンスが出ていたのをたまたまネットで見て知りました。
ディックは、中学生のころから鉄道ファンで(もっと昔から鉄道好きでしたが、ファンとして自覚したのは中学生といえます。)、当時本屋で手に取って気に入ったのが鉄道ジャーナル。以後、長らく毎月購読していたので、休刊の報をきいて、感慨深い気持ちになるとともに、カメラ雑誌だけでなく、鉄道の分野にも休刊の流れがきたのかと複雑な気持ちになりました(鉄道雑誌の御三家は、「鉄道ピクトリアル」「鉄道ファン」「鉄道ジャーナル」)。
最近は鉄道ファンはやめていないものの低調気味であり、寫眞家になる前くらいに、鉄道ジャーナルの購読はやめてしまいました(購入してもあまり見なくなっていたのも大きかったです。)。図書館にもあるので、これで見ればいいと考えたのですが、購入しないとますます見なくなってしまうのは世の常でしょうね。
読み始めた当時の鉄道ジャーナルの売りは、列車追跡。特定の列車に乗りながら、車内の様子なども含めたルポで、臨場感ある記事に自分もそこにいるような気分にさせてくれました。
あとは社会的、地域的な観点から鉄道会社や列車を分析した記事にも力を入れており、単に楽しいという観点以外からのアプローチもとても参考になりました。
最終号は購入しようと思っていたので、発売日の21日に近くの本屋でゲットしました(鉄道関係の雑誌は発売日の翌々月号となり、これは前から違和感がありましたが、各誌横並びの状況で、修正できなかったようです。)。
久しぶりにじっくりと読みました。懐かしかったです。
ディックが初めて本屋で見て購入したのは、1978年(昭和53年)8月号、中学2年の時でした。誌面の内容は熱く、勢いがあり、惹きつけられました。あの感動は、今でも遠いながら覚えています。あれは多分に当時の竹島編集長の影響があったことは間違いありません。今は内容がスマートだなと感じたのですが、それは時代も違うし、自分も違うからそう感じるのかもしれません。
姉妹紙だった「旅と鉄道」(季刊発行)も昔は合わせて購入していました。かつて休刊になり、復活したものの、発送元は別になり、こちらは続いています。
鉄道ジャーナル誌は、休刊とはありますが、事実上の廃刊です。
本当にお疲れ様と言いたいです。
最終号表紙 久しぶりの(そして最後の)購入となりました
本屋さんにて 本屋さんのご厚意で子ブタちゃんとのコラボが実現
1誌なくなると寂しくなりますね
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