【サラブレッドセール(せり市場)=馬市】&【種牡馬】の最新情報 by馬市.com

【サラブレッドセール(せり市場)=馬市】と【種牡馬】に関する最新情報を中心に毎日お届けしております!!!

JBBAが【カラヴァッジオ(Caravaggio)】の導入を発表

2022年10月14日 | 種牡馬情報
JBBA日本軽種馬協会は2022年10月14日(金)、現役時はコモンウェルスC(英G1)フィーニクスS(愛G1)のスプリントG1競走を2勝し、種牡馬としては2021年欧州ファーストクロップリーディングサイアーに輝いた【カラヴァッジオ(Caravaggio)】(2014年生、8歳、米国産)の導入を発表しました。
CARAVAGGIO to stand at JBBA stud in Japan.
種牡馬カラヴァッジオ(Caravaggio)導入決定のお知らせ(by JBBA)

カラヴァッジオ(Caravaggio)は、父Scat Daddy、母Mekko Hokte(母父Holy Bull)という血統の米国産8歳牡馬。
現役時は、アイルランドのエイダン・オブライエン厩舎から2歳4月にデビューし、6月のコヴェントリーS(英G2)で重賞初制覇を果たすと、8月のフィーニクスS(愛G1)を4馬身差の圧勝で制し、デビュー4連勝でG1初勝利を飾りました。翌3歳初戦のラッケンS(愛G3)を4馬身3/4差で楽勝すると、続くコモンウェルスC(英G1)では後にチャンピオンスプリンターとなるハリーエンジェル、ブルーポイントを下しG1・2勝目を挙げ、デビューからの連勝を6に伸ばしました。同年秋のフライングファイヴS(愛G2)を勝利した後、英チャンピオンズスプリントS(英G1)3着を最後に現役を引退、通算10戦7勝(重賞5勝)という成績でした。

動画:英G1-コモンウェルスC(2017年)

動画:愛G1-フィーニクスS(2016年)

2018年からアイルランドのクールモアスタッドで種牡馬入りし、初年度の種付料は3万5000ユーロに設定されました。2015年に急逝した名種牡馬スキャットダディの後継として期待を集め、初年度は217頭の牝馬と交配し、その後、ダートへの適正を買われ米国のアシュフォードスタッドに移動、2021年には178頭に交配、2022年には3万5000ドルの種付料で154頭の牝馬と交配し、米国でも人気を集めています。
初年度産駒は今年3歳、昨年産駒がデビューし23頭が勝利、初年度産駒から2歳G1チヴァリーパークS勝馬のテネブリズム(Tenebrism)などが活躍し2021年欧州ファーストシーズンリーディングサイアーに輝きました。日本ではアグリがJRA2勝(2歳未勝利/芝1600m、1勝クラス/芝1500m)を挙げています。
現在、米国のアシュフォードスタッドにて繋養中、日本には11月下旬に輸入され、輸入検疫の後12月下旬に静内種馬場に到着予定です。
種牡馬カラヴァッジオ(Caravaggio)導入決定のお知らせ(by JBBA)


写真:カラヴァッジオ(Caravaggio)
Photo by JBBA

動画:Caravaggio

 <お問い合わせ先>
  公益社団法人 日本軽種馬協会
  〒105-0004 東京都港区新橋4-5-4 JRA新橋分館3F
  TEL 03-5473-7092 FAX 03-5473-7097
  ⇒公式ホームページ
  ⇒2022年度種牡馬展示会
  ⇒2021年度種牡馬展示会
  ⇒2020年度種牡馬展示会
  ⇒2019年度種牡馬展示会
  ⇒2018年度種牡馬展示会
  ⇒2017年度種牡馬展示会
  ⇒2016年度種牡馬展示会
  ⇒2015年度種牡馬展示会
  ⇒2014年度種牡馬展示会
  ⇒2013年度種牡馬展示会
  ⇒2012年度種牡馬展示会
  ⇒2011年度種牡馬展示会
  ⇒2010年度種牡馬展示会
  ⇒2009年度種牡馬展示会
  ⇒2008年度種牡馬展示会

 <参考>
  ・JBBAスタリオンズ
  ・種牡馬情報検索

by 馬市ドットコム

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2017年度NAR年度代表馬【ヒガシウィルウィン(Higashi Will Win)】がスタッドイン

2022年10月14日 | 種牡馬情報
2022年10月10日(月)、2017年度のジャパンDダービー(Jpn1)を制しNAR年度代表馬に輝いた【ヒガシウィルウィン(Higashi Will Win)】が、種牡馬として繋養される「イーストスタッド(EAST STUD)」(北海道浦河郡浦河町西幌別)に到着しました。
HIGASHI WILL WIN arrived in EAST STUD.


写真:ヒガシウィルウィン(Higashi Will Win)
Photo by Hiroki Yamanaka

ヒガシウィルウィン(Higashi Will Win)は、父サウスヴィグラス、母プリモタイム(母父ブライアンズタイム)という血統の8歳牡馬(生産牧場:グランド牧場)。
1歳時にサマーセール(2015年度,No.1078)にて410万円で落札(落札者・馬主:(株)MMC)され、2歳時(2016年)8月のサンライズカップで重賞初制覇、3歳時(2017年)にはニューイヤーC京浜盃を制して臨んだ6月の東京ダービーを好位から直線で抜け出し後続に6馬身差をつけ圧勝しました。続くジャパンダートダービー(Jpn1)は2着馬をクビ差とらえてJpnI初制覇を果たしました。この優勝が評価され、2017年のNARグランプリ3歳最優秀牡馬およびNAR年度代表馬に輝きました。
その後、サンタアニタT青藍賞絆Cシアンモア記念トウケイニセイ記念などの重賞競走を優勝するなど活躍し、通算44戦15勝という成績での引退が発表されました。

動画:ジャパンダートダービー(2017年)

【ヒガシウィルウィン(Higashi Will Win)】
父サウスヴィグラス 母プリモタイム(母父ブライアンズタイム)
2023年度Fee:未定
競走成績:44戦15勝(Jpn1-ジャパンダートダービー)
種牡馬成績:2023年より供用開始。初産駒は2026年度デビュー。


写真:ヒガシウィルウィン(Higashi Will Win)
Photo by Hiroki Yamanaka

 <照会先>
  (株)ジャパンレースホースエージェンシー
  住所:北海道浦河郡浦河町築地2丁目17番15号
  TEL(0146)22-0208 FAX(0146)22-0358
  ⇒公式ホームページ

 <繋養先>
  イーストスタッド
  住所:北海道浦河郡浦河町西幌別316
  TEL(0146)28-1233 FAX(0146)28-1243
  ⇒2022年度種牡馬展示会
  ⇒2021年度種牡馬展示会
  ⇒2020年度種牡馬展示会
  ⇒2019年度種牡馬展示会
  ⇒2018年度種牡馬展示会
  ⇒2017年度種牡馬展示会
  ⇒2016年度種牡馬展示会
  ⇒2015年度種牡馬展示会
  ⇒2014年度種牡馬展示会
  ⇒2013年度種牡馬展示会
  ⇒2012年度種牡馬展示会
  ⇒2011年度の種牡馬展示会は行われず。
  ⇒2010年度種牡馬展示会
  ⇒2009年度種牡馬展示会
  ⇒2008年度種牡馬展示会
  ⇒2007年度種牡馬展示会

 <参考>
  ・種牡馬情報検索

by 馬市ドットコム

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする