by M.Ushiyama
6日、ソウル競馬場で第6回YTN杯(混合2群、3歳以上、ダート1900m、ハンデ)が行われた。
3番人気に推された期待の日本産馬ゼファイチバンボシは、軽快に逃げたものの最後に差されて2着。4番人気のタナミキングが直線の競り合いを制し、4分の3馬身差で優勝した。勝ちタイムは2分1秒5(含水率5%)。
1番人気に推されたのは、追加登録(登録料は通常の5倍)のアメリカ産馬バリーブレイ(せん4、父YARROW BRAE)。前走の特別、STC(セランゴールターフクラブ)交流記念を7馬身差で圧勝して4戦4勝、58.5kgのトップハンデで出走した。バックストレッチではやや離れた2番手を追走し、逃げたゼファイチバンボシを早めに捕まえに行ったが、3コーナーから鞍上のイム・デギュ騎手の動きがおかしくなった。どうやら鞍ズレを起こしたようで、さらに勝負どころで鐙が外れるアクシデントに見舞われた。
一方、キム・ヒョソプ騎手の出ムチに応えて素早くハナを奪ったゼファイチバンボシは、きっちり折り合って淡々とレースを進めていた。3コーナー手前でバリーブレイに来られてペースを上げたが、前述のアクシデントがあり、その後は抑え気味。中団から一時はバリーブレイを交わす勢いで上昇した3番手のタナミキングが来るのを待って追い出しに入った。直線はゼファイチバンボシとタナミキングの一騎打ち。残り200mで並び、100mでタナミキングが交わした。3、4番手を追走していたアルムダウンチュクチェが3着。直線に向くまでに奇跡的に鞍が戻り、鐙も履くことができたイム・デギュ騎手は、再びバリーブレイを追い出して4着に押し上げた。
勝ったタナミキングは、韓国デビューのオーストラリア産馬で、これで12戦4勝、2着5回。3回の着外のうち、1回は2位入線の失格で、残る2回は2群昇級後に58.5kgを背負った時の9着と4着。58kg以下では、事実上の完全連対という安定した成績を残している。父デザートキング、母TWINKLING BELLE(その父BALMERINO)のせん5歳。
by 馬市ドットコム
6日、ソウル競馬場で第6回YTN杯(混合2群、3歳以上、ダート1900m、ハンデ)が行われた。
3番人気に推された期待の日本産馬ゼファイチバンボシは、軽快に逃げたものの最後に差されて2着。4番人気のタナミキングが直線の競り合いを制し、4分の3馬身差で優勝した。勝ちタイムは2分1秒5(含水率5%)。
1番人気に推されたのは、追加登録(登録料は通常の5倍)のアメリカ産馬バリーブレイ(せん4、父YARROW BRAE)。前走の特別、STC(セランゴールターフクラブ)交流記念を7馬身差で圧勝して4戦4勝、58.5kgのトップハンデで出走した。バックストレッチではやや離れた2番手を追走し、逃げたゼファイチバンボシを早めに捕まえに行ったが、3コーナーから鞍上のイム・デギュ騎手の動きがおかしくなった。どうやら鞍ズレを起こしたようで、さらに勝負どころで鐙が外れるアクシデントに見舞われた。
一方、キム・ヒョソプ騎手の出ムチに応えて素早くハナを奪ったゼファイチバンボシは、きっちり折り合って淡々とレースを進めていた。3コーナー手前でバリーブレイに来られてペースを上げたが、前述のアクシデントがあり、その後は抑え気味。中団から一時はバリーブレイを交わす勢いで上昇した3番手のタナミキングが来るのを待って追い出しに入った。直線はゼファイチバンボシとタナミキングの一騎打ち。残り200mで並び、100mでタナミキングが交わした。3、4番手を追走していたアルムダウンチュクチェが3着。直線に向くまでに奇跡的に鞍が戻り、鐙も履くことができたイム・デギュ騎手は、再びバリーブレイを追い出して4着に押し上げた。
勝ったタナミキングは、韓国デビューのオーストラリア産馬で、これで12戦4勝、2着5回。3回の着外のうち、1回は2位入線の失格で、残る2回は2群昇級後に58.5kgを背負った時の9着と4着。58kg以下では、事実上の完全連対という安定した成績を残している。父デザートキング、母TWINKLING BELLE(その父BALMERINO)のせん5歳。
by 馬市ドットコム