子供のウクレレを買う

我が家には幼稚園児の娘がいるのですが、その娘が「私もパパと一緒にウクレレ弾きたい」と言い始めました。
うれしいことを言ってくれるじゃありませんか。
思わず目頭が熱くなってしまった勢いで直ちに御茶ノ水に向かいものすごい勢いで各店を回った末にウクレレを購入。４万円也。

勢いとはいえ恐ろしいものです。

冷静に考えると幼稚園児の子供に４万円のウクレレというのはどう考えても高い買い物です。最初は１万円程度のウクレレを買うつもりででかけたのですが、ウクレレ選びの際には子供ならではの制約条件がいくつかありまして。

まずなるべく小さいウクレレでなくてはいけない。幼稚園児ですからこれは当然の条件です。必然的に選定条件は「ソプラノのみ」となります。

ネックが太いものが選べない。例えば「Ｄ７」のコードフォームを思い浮かべてみてください。
・人差し指１本で４本全ての２フレットを押さえる
・中指で１弦３フレットを押さえる
というフォームになるわけですが、幼稚園児の手の大きさではウクレレのネックが太いとこれができない。

この２つの条件を同時に満足しつつ、私自身の思いとして「できるだけピッチが正確なもの」＆「値段の割に音がよいもの」を加味して選んでいるうちに、あれよあれよという間に４万円になった次第。

典型的な「大人買い」の購買行動になってしまいました。

子供自身に「なけなしのお金を集めて１万円のウクレレを手に入れる」的な買い物をさせたほうが実はよかったのもかも、という気もしたりしてますが、とにかくこれで娘と一緒にウクレレを弾くことができるのが何よりうれしいことです。