私の10年来の愛器「Kamaka Keiki」をリストアすることにしました。
この「Kamaka Keiki」、私の父親が若かりし頃に弾ハワイアンバンドで弾いてたものなのですが、そのバンド活動をやめたあと、我が家の実家の「みかん蔵」の奥深くに30年近く放置されていたのでした。(そのへんの細かい経緯はこちらをご覧ください)
これをみかん蔵から引っ張り出して私が弾き始めたのは今から10年ほど前。このとき既にかなりヒドい状態だったので、1回目の大修理をしてなんとか弾ける状態になりました。
しかも修理後の音がなんとも個性的だったので、新しいウクレレを買う必要も感じることなく、メインウクレレとして弾き続けております。
しかしその一方で、この1回目のリストアから数年経ったころからウクレレの前面の板がブリッジあたりが窪んでくるようになりました(これは他のウクレレでもよくある現象ですよね)。
楽器としての鳴り方には特に異変はありませんでしたが、これでは楽器として長持ちさせることができないのではなかろうか・・・そんな不安を感じずにはいられません。
そもそも「Kamaka Keiki」という製品自体が「廉価版ウクレレ」という位置づけだと思うので、これだけ弾いたら天寿を全うしたと言っても過言ではないのですが、せっかく父親から受け継ぐことができた楽器なので、これを我が家の子どもに引き継ぎたい、と思うのが人情というもの。
私の場合、こういう相談ができるのはこの人でしょう、ということで、七里ガ浜の三井さんにお願いすることにしました。
で、まずは楽器を分解してもらったときの様子がこちら。
相談した結果、「正面板の窪み」を矯正用工具でまっすぐに戻したうえで、最低限のブレイシングをつけてみよう、ということになりました。
正面板の窪みをまっすぐにするには時間がかかるみたいなので、結果はまた後日ご報告を。
この「Kamaka Keiki」、私の父親が若かりし頃に弾ハワイアンバンドで弾いてたものなのですが、そのバンド活動をやめたあと、我が家の実家の「みかん蔵」の奥深くに30年近く放置されていたのでした。(そのへんの細かい経緯はこちらをご覧ください)
これをみかん蔵から引っ張り出して私が弾き始めたのは今から10年ほど前。このとき既にかなりヒドい状態だったので、1回目の大修理をしてなんとか弾ける状態になりました。
しかも修理後の音がなんとも個性的だったので、新しいウクレレを買う必要も感じることなく、メインウクレレとして弾き続けております。
しかしその一方で、この1回目のリストアから数年経ったころからウクレレの前面の板がブリッジあたりが窪んでくるようになりました(これは他のウクレレでもよくある現象ですよね)。
楽器としての鳴り方には特に異変はありませんでしたが、これでは楽器として長持ちさせることができないのではなかろうか・・・そんな不安を感じずにはいられません。
そもそも「Kamaka Keiki」という製品自体が「廉価版ウクレレ」という位置づけだと思うので、これだけ弾いたら天寿を全うしたと言っても過言ではないのですが、せっかく父親から受け継ぐことができた楽器なので、これを我が家の子どもに引き継ぎたい、と思うのが人情というもの。
私の場合、こういう相談ができるのはこの人でしょう、ということで、七里ガ浜の三井さんにお願いすることにしました。
で、まずは楽器を分解してもらったときの様子がこちら。
中身はこうなっていました
中身はシンプルそのもの。放射状のブレイシングとかは一切ありません。
木の表面が劣化しているところに歴史を感じます
相談した結果、「正面板の窪み」を矯正用工具でまっすぐに戻したうえで、最低限のブレイシングをつけてみよう、ということになりました。
正面板の窪みをまっすぐにするには時間がかかるみたいなので、結果はまた後日ご報告を。