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ブログでウクレレ

ひさびさにロールケーキ

2009-02-04 01:00:00 | 家庭
ここ数年、ロールケーキの地位が向上しています。(断言)


なぜでしょうね。


何がきっかけになんだろうか、と改めて考えてみると、よくわかりません。


辻口シェフの「自由が丘ロール」ですかね? でも「自由が丘ロール」よりも「グラマシーニューヨーク」のブレイクのほうが先だったような気がする。でもそれよりもはるか以前からキハチの「トライフルロール」は大人気だったわけで。


やっぱりよくわかりませんね。


とにかく、我が家でも「おいしいロールケーキは本当においしい」という事実を再認識させられております。


そんな我が家ですが、あと1つ、有名どころのロールケーキでゲットしていないものが残っておりました。


それがこちら。


モンシュシュの「堂島ロール」





ようやく手に入れましたよ。(感涙)


大阪在住の方々なら簡単に買えるのだと思うのですが、関東ですと、モンシュシュの店舗は三越日本橋店&銀座店とか東急渋谷店くらいしか存在せず、しかもどの店舗も週末はあっという間に売り切れてしまう有様。


我が家の場合も、今回の初ゲットにいたるまでに「売り切れかよー」という場面を繰り返すこと計5回であります。


いやがうえに高まる期待感。


で、最初の一口をパクリ。


・・・


これはウマい!


モチモチ感たっぷりのスポンジ、さっぱり味の生クリーム、これは本当にウマい!!


行列ができるし、すぐ売り切れるし、という理由も大いに納得。


いやーめでたしめでたし。




・・・と、ここで終わらせたらオモシロくないですね。


一体なんのことか?


それはアナタ、過去1年間に食べたこちらのロールケーキ達と比べてみなくてはなるまい、という話ですよ。



比較対象1:グラマシーニューヨークの「あまおうのロールケーキ」





比較対象2:辻堂「パティーガーデン」のロールケーキにイチゴを乗せてみた




ここ1年間に我が家が食べたロールケーキの中では、この2品(ていうか、1品は勝手にイチゴを買い足してカスタマイズ)がバツグンだったので、当然のことながら、これと比べてみたくなるのが人情というものです。(ちなみに上記2枚の画像はあくまでも過去の画像であって、全てを同時に食べて比べてみよう、という話じゃないですよ。念のため。)



食べ比べるからには、なるべく条件をそろえたほうがよいわけですよ。



かくして、こんなふうにしてみました。


モンシュシュの「堂島ロール」にイチゴを乗せてみる。




では、いただきまーす。


んーーーー! ウマーーーー! これはハマる。



子供とネットの付き合い方:オンラインゲーム「バルビレッジ」で学ぶ「サギの手口」

2009-02-02 00:10:45 | 家庭
昨年(2008年)の後半くらいから我が家の子供が「バルビレッジ」というオンラインゲームにハマっています。


内容は「子供でも楽しめる平和なオンラインゲーム」という印象。


この説明だけではまったく分りませんね。すみません。


まず、最初にユーザ登録すると、まずは自分の土地と家と番犬をもらえます。


しかし、それ以外にはなーんにもありません。


最初は周囲の落ちているさまざまなアイテム(木や花や動物が落ちているのは分るとして、家具とか車とかオブジェとかも落ちている。)を拾い集めながら、家や庭を自分の好みのデザインに作り上げていきます。有料で購入できるアイテムを買えばさらに家を豪華にできます。ある程度まで家や庭の飾りが充実してきたら、住民が集う公園に行って、物々交換をしたりして、更に家や庭を豪華に&個性的にしていきます。この過程で他の住民と友達になり、チャットで遊ぶ・・・というオンラインゲームです。



キャラクターもアイテムもポップなデザイン。のどかで平和なオンラインゲームではありますが、最後の方に出てくる「他の住民と友達になり、チャットで遊ぶ」というあたりから徐々に危険な匂を感じるのが親心というもの。


そうは言っても、こういうご時勢なので「危ないからやめろ」でかたずけるよりも、親の目が届いているうちに、ある程度はイタイ目に遭いながらネットとの付き合い方を覚えてもらう、というも悪くはあるまい。



そう考えて我が家ではいまのところ敢えて静観しています。



で、そんなこんなで半年ほどがたったある日のこと。



子供が我が家のPCで「バルビレッジ」で遊んでいるのを横目で眺めていたところ、あやうくサギ被害に遭いそうになるところをおもいっきりリアルタイムで目撃してしまいました。



サギと言っても現金を奪われる、というのではなく、集めたアイテムを騙し取られる、という話。


実のところ、バルビレッジ上では他人のアイテムを騙し取るサギ行為が継続的に発生しているようです。


バルビレッジの楽しみ方の1つに「他の住人と交流しながら、物々交換する」というものがあるのですが、今回、我が家でリアルタイム目撃したのは、「アイテム交換しよう」と近寄ってきて、実際にはアイテムを一方的に物を奪おうとする行為でした。


アイテム交換の交渉はチャットで進めていくのですが、我が家の子供が遭遇したケースを見た限りでは、話の持ちかけ方や交渉の進め方はなかなか上手ですし、交換をやめようとしたら非難中傷や脅迫めいたことを持ち出すなど、サギを仕掛ける側は交渉テクニックなど場慣れしている、という印象です。


今回は偶然にも非難中傷めいた文字列を見かけたので、私が途中で子供に入れ知恵をしながらサギ被害に遭わずに済みました。


とりあえず、ゲームを終わらせたあとで子供といろいろと話をしてみたのですが、子供なりにいろいろと学び取ったこともあるようで、これはこれでよかったのかなと。


でも、ひょっとしたら親が入れ知恵などせず、(大切なアイテムを根こそぎ他人に奪われてしまうとしても)子供自身で最後までやらせてみる、というほうがもっとよかったのかもしれないなあ、とも思ったり。(後の祭り)



ネットは便利ですが「負の部分」も必ず存在するわけで、この「負の部分」は学校では絶対に学べないでしょう。(リアルの世界でも「サギ」や「犯罪」は起こっていますが、この具体的なケースとは対処策を学校で教えることはないですよね)


となれば、子供は自分で学ぶしかないわけですが、われわれ親の世代は「internetが研究用から商用に開放され発展してきた経緯」をリアルタイムで体験してきたわけで、家庭内で子供たちに伝えられる経験値はかなりありますよね。




ちなみに今回「バルビレッジ」で遭遇したサギの手口は下記のとおり。(バルビレッジのユーザでないとわからない部分がいくつかありますが、ご容赦を。)



(手口1)
・アイテム交換する場合はお互いに住所を教えあうのが普通なのですが、「交換しよう」と話を持ちかけてきておきながら、住所を聞かれると「あとで教える」としか言わない。


(手口2)
・「交換しよう」と話を持ちかけてくるのだが、途中から「実は私の友達があなたとアイテム交換したがっている。私はその仲介を頼まれた」と言い出す。
(※赤の他人の土地に案内して「ここが私の友達の土地だ」と説明するための予防線?友人といえども他人の土地なので、そこにあるアイテムを持ち出せないことの言い訳にできる、ということなんでしょうか・・・)


(手口3)
・相手が提示してくる交換条件はとても条件が良い。


(手口4)
・アイテム交換する場所を途中で何度も変更する。今回のケースだと最初は「あなたの土地で交換しよう。今から自分のアイテムを持ってくるから」⇒「やっぱり公園で、待ち合わせに変更して」⇒「やっぱりあなたの土地にいこう」という流れ。で、自分のアイテムは持ってこないのだが、待ち合わせ場所を何度も変更する過程で、アイテムを持ってきていないことから目をそらせようという狙い?)


(手口5)
・「ケルベロス(番犬)を持ち上げてくれ」と盛んに指示する(※バルビレッジでは自分の土地に番犬=ケルベロスが1匹おり、この番犬が地面に立っている限りは、その土地の持ち主以外は、その土地に荷物を持ち込んだり、持ち出したりすることができない)。また「今回のアイテム交換はケルベロスを持ち上げないと交換ができない」と説明してくる。(相手が「そんなはずはない」と反論することを想定して、「こうしないとダメでしょ?言っている意味わかる?」とたたみかけながら「え?ひょっとしてそういうルールがあるってこと?」と相手に思い込ませようと仕向ける)

つまりところ、この直前で踏みとどまればアイテムを奪われることはないので、サギを仕掛ける側は、この最後の一線を超えさせることを「交渉ゴール」においているようです。


(手口6)
・アイテム交換を途中でやめようとすると、「約束が違う!」「最低だ!」「みんなに言いふらしてやる」といった脅迫めいた単語を織り交ぜながら、モウレツな勢いでチャットのコメントを連続して書き続け、相手に考える余地を与えないように仕向ける。


(手口7)
・「もう時間がないから早く交換しよう」と盛んに急がせる。




ざっと、こんな感じでした。

なんだかリアルの世界のサギの手口と似てますね・・・ひょっとして、詐欺師集団も人材育成の場としてバルビレッジを使っているのでしょうかね?


なお、誤解があってはいけないので最後にフォローしますが、バルビレッジは冒頭にも書いたとおり、「子供でも楽しめる平和なオンラインゲーム」だと思います。