浮島ヶ原自然公園 公園レポート

静岡県富士市にある自然公園です。
このブログでは、浮島ヶ原自然公園の日々の様子についてお知らせしていきます。

ヒメガマの穂が綿毛を飛ばしています

2012-12-27 18:57:56 | 浮島ヶ原自然公園の植物
管理棟の西側水路に生えるヒメガマ。
その穂が、綿毛を飛ばしています。



フランクフルトソーセージのようだった穂が、熟してはじけていました。



手に取ると、一気に数倍にふくらみます。
この綿は、かつて「蒲団」の中綿として使われました。貴族は、この蒲団で寝たようですね。
庶民には、火口(ほくち)として火打ち石の火花を火に起こす時に使われました。
水辺に生えるガマは、古くから利用されてきた植物でもあります。



ただ、綿毛が細かいのであちこちに張り付いてしまいます。
傍らのコセンダングサも、綿毛まみれでした。
この綿毛を吸い込んでしまうと、気管に張り付いて大変なことになるようなので、吸い込まないように気をつけてくださいね。


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