南米の細長ーい国、チリのアタカマ砂漠に建設されていた、巨大電波望遠鏡が、9月30日から、観測を始めたそうです
この電波望遠鏡の名前は、アルマという。この望遠鏡は、5000メートルの高地に設置されています。
私は、この望遠鏡の設置工事の現場を見ました もちろん、近場からですが……
もう2年前のちょうど10月でした。チリからボリビア、アルゼンチンを旅しました。
この旅は、高地を行くもので、高山病の危険もあるところでした。なんせ、5000メートル
チリのアタカマ砂漠は、本当に荒涼としていて、草もない荒地という感じ。その代わり空は真っ青です。吸い込まれそうです。
バスで行きながら、ここに、UFOが飛来してきても何の不思議もない。そのまま、宇宙の彼方に連れて行かれそうな、何ともいえない、ところです。
そんな砂漠を行っていたとき、突然、たくさんの巨大なパラボラアンテナが出現しました
ここは何処 のところにもってきて、これは何
そしたらガイドが、「日本、アメリカ、ヨーロッパの国々が共同で宇宙を観測をする、電波望遠鏡です」と教えてくれました。
余りに何もないところに、余りに立派なパラボラアンテナが威容でした。異様でもありました。
パラボラアンテナの直径は7~12メートルで、20台完成したそうです。それを組み合わせた巨大電波望遠鏡で、観測を始めたんですね。
2012年度末には、66台のパラボラアンテナができるそうですよ。期待できますね
世界一の性能です。
何故、宇宙観測の基地がチリの高地のアタカマ砂漠かというと、空気が澄んでいるということ。そして、さえぎるものが何もないんですものね。
私は宇宙の神秘の謎を解く話しを聞くのが、大好きです。
この観測で、宇宙が出来た頃の様子や、地球生命の起源の謎の解明にも迫っていくそうです。ワクワクしますね