最近のこと、図書館で、「 前世療法 」について書かれた本を読みました。
今日のブログは、この本の感想ではないです。有以の考えです。
一般的にいって、普通に暮らしている人は、自分の前世がどうであったか などということについて考えませんね。
まあ、誰かが( 見えないものが見える人が、です) 、「 あなたの前世は、インドの王様でした そして、民衆をいじめていましたね 」とか、言ったら、ビックリ仰天。
「 何それ」と怒るか、「 馬鹿みたい」という反応かもしれません。
でも、その自分の前世の生き方が、自分の現在のありように、大きく影響をしているのかもしれないと考える人も、たくさんいます。
自分で、「 きっと前世の自分は、○○だったに違いない 」と感じることの出来る人もいますが、
大方は、
「 自分が前世で何だったか分からない 何をしていたか知りたい 」と、思うようです。
ですから、「 前世療法 」をするヒーラーが、いるのです。
カルマとは、前世で遣り残したことや、前世での悪行愚行 ()を、「 今現在の生きていく中で、清算する 」 というような考え、といえば分かりやすいでしょうか。
清算とは、ケリをつけるということですね。たいていの場合は、ケリをつけるために苦行をしなければならない、ということです。
有以は、こういうカルマの考え方が、苦しんでいる人を救うと思っています。
自分が前世で犯した罪を、今償うために、こうして毎日苦しい思いをしているのだ。
でも、苦しい日々を重ねれば、だんだん罪が軽くなっていく。
そして、自分の行く先に、明るい光が見えてくる。
こういう考えを、あなたが苦しくて辛いときに、思い出してください。
まあ、前世では、王様でも、女王様でも、奴隷でも、ヒーラーでも、何でもいいと思います。
問題はそこより、「 自分の罪を自分で償っている」 という考え方にある、と有以は思うからです。