誤認逮捕 静岡藤枝 その１

誤認逮捕で１７日間拘束　静岡県警、隠蔽か(産経新聞) - goo ニュース

※引用
誤認逮捕で１７日間拘束　静岡県警、隠蔽か

　静岡県警藤枝署は２７日、ビルの壁にスプレーで落書きしたとして、建造物損壊容疑で藤枝市の建設作業員の男性（２１）を誤認逮捕し、１７日間の拘束後、釈放していた事実を明らかにした。
　藤枝署によると、平成１８年１０月７日、同容疑で逮捕された少年２人が、共犯として名前を挙げたため、男性を逮捕。男性は容疑を否認していた上、物証もなく、少年がその後、「男性なら弁解がうまいので、自分たちも逃してもらえると思った」と供述を変えたことから、誤認逮捕と判明、同月２３日に釈放した。
　県警は事実を公表していなかったが、２７日、静岡地検が刑事補償の公示広告を新聞に掲載したことから一転して発表したという。４カ月以上も事実を伏せていた理由として、同署では「釈放後も事件の関係者として男性から事情を聴いていたため」と釈明している。県警は２７日現在で、男性に謝罪していないという。
　山下晴久・藤枝署次長の話　「少年２人の供述をうのみにして事実認定した。今後、このようなことがないように署員の指導をしていく」


郡山と同じような経緯のようですが、今回の被疑者は否認を貫いていたようです。
どんな取調がなされたか聞いてみたいものです。
それにしても、裁判所も逮捕状を安易に出しすぎだと思います。物証なしは事件の最初から最後までそうなんだから、最初の身柄拘束の段階で不当な身柄拘束を排除したもらわないと・・・。