◆ 章三先生の著書から（4）

日劇/北野劇場...といった大舞台以外の地方公演の「江利チエミショウ」。
昭和３１年の熊本公演は「映画館」で「映画との二本立て」だったのだとか...
その映画は、Ａ・ヘップバーンの「麗しのサブリナ」。
江利チエミ/中野ブラザーズ/東京キューバンボーイズの「第一部」が終わると、直ぐに映画が始まる...　そのためチエミさんも中野さんもキューバンのメンバーもサっと客席に座り込み、映画が終わって場内が明るくなる前に楽屋に戻って、１５分の休憩中にメイクを直し、再びステージへ・・・というあわただしいものだったそうです。

※映画「麗しのサブリナ」については　ここ　をご参照ください。
 　サブリナ・シューズ/サブリナ・パンツはこの映画からの流行です。