ヤムミーヤムミー
昭和32年第八回紅白歌合戦出場曲です。チエミさんの特長の一つに・・・
酒場にて...♪ あ アイノー カオリモー
ヤムミー・ヤムミー...♪イツデモイウコトニャ- は ユメユメ・・・
このひらがな表記の「あ」「は」
日本式にいったら 合いの手ということになるのでしょう。
洋楽だったら OH AH HEY...感嘆語ですかね??
これを 絶妙のタイミングで入れる...というのがあると思います。
先にチエミさんの日本語の歌詞の歌い方の変化の過程...も勝手な推論で書き込みましたが...このアイノテという部分も、私は彼女の歌唱で好きな部分なのです。
それまでの日本人の歌手...
音楽大学出身系...音符どおり、表記どおりの発声・発音
戦後の洋楽系のレビュー出身系(笠置さん、暁さん)...シャウト・ポルタメント等の屈指
で、バタくささを演出
邦楽系・芸者さん系...洋楽の旋律に、日本式歌唱法をのせる
--->合いの手 は、元々の詩・音符に表記されてる!
♪天竜下れば~よ~お ホイノサッサ...市丸さん
♪は~ 島で---育てば...勝太郎さん
--->この全ての融合が戦後の流行歌を形成していきました。
そんな流れのなか、
のちの歌謡界に江利チエミさんの役割はやはり大きかった!!
決して ポップス界のみのパイオニアだけではない!!
--->それが このチエミ流「合いの手」にもアル!!
洋楽を日本語チャンポンで歌う。
--->その為の努力の中から生み出した
ひとつの「技」だったのではないでしょうか?
女優業も精進されていく過程で、どうやったら大衆の心をうつか?
--->演技でも身に付けていった表現力!
会話しているように平板じゃない口語で詩を語る!!
--->この歌唱法の原点も チエミさんにある!と思います。
(同時期の越路さんにも同じ事が言えるかと思います。より、舞台的か映画的か...という違いはあると思いますが...)
加えて、チエミ流「合いの手」です。
--->洋楽のメロディーでの日本語部分での屈指!!
これは、なんでもないようで「大変なこと」だったのでは?
チエミ流この合いの手は、洋楽のリズム感と邦楽の「間」の理解がなければ、決して使えない「技」と思えるのです。
日劇チエミショウ マイフェアレディメドレーを琴の伴奏で...
最新の画像[もっと見る]
- ◆ チエミのクリスマス LP 2年前
- ◆ ジングルベル 2年前
- ◆ わたしの大好きな1曲 2年前
- ◆ 神奈川県民謡 2年前
- ◆ おいとこそうだよ 2年前
- ◆ ナット節 と 真室川音頭 2年前
- ◆ 「新宿の歴史」動画1.さんで 2年前
- ◆ 「新宿の歴史」動画1.さんで 2年前
- ◆ 「新宿の歴史」動画1.さんで 2年前
- ◆ 視聴後記 2年前