江利チエミファンのひとりごと

江利チエミという素晴らしい歌手がいた...ということ。
ただただそれを伝えたい...という趣旨のページです。

◆ 江利チエミ公演に賛助出演した松竹新喜劇のスター

2006年10月08日 | 江利チエミ(続編)

私は通勤に2時間弱かかりますからNHKの朝の連続ドラマは休業日の土曜日か祭日にしか観られません。
藤山直美さんが主演の新シリーズ『芋たこなんきん』を昨日初めて観ました...

あれ??お医者さんの家のおじいさん... 観たことあるぞ???
先日の雪村いづみさん主演の映画「そうかもしれない」で、いづみさんの旦那さん役を名演した「桂春團治師匠」もですが、関東在住の人間は「関西を拠点に活躍されている重鎮」をけっこう知らないのです。
しかし、藤山直美さん主演・・・ということで記憶が繋がりました。
松竹新喜劇の「小島慶四郎さん」でした。

トップ画像は「昭和51年、江利チエミ芸能生活25周年記念/鼻のお六(新宿コマ劇場)」のパンフからのものです。
あれから30年・・・味のある風貌は年齢を重ね、貫禄と風格を感じました。

「鼻のお六」・・・この公演は「藤山寛美さん」の当たり役、松竹新喜劇「鼻の六兵衛」を、主人公を女性にして東宝のコマで音楽劇として上演されました。

images <--この写真は、京都南座の寛美さんの楽屋で「鼻のお六」の演出プランを打ち合わせ中の、チエミさんと清川虹子さんです。

この「鼻のお六」の実現・・・功労者は、清川虹子さんだったそうです。
「チーちゃんに向く芝居はないかしら?」と寛美さんに話したことがきっかけだったそうです。
即座に寛美さんは「鼻の六兵衛」がいい、といって演出プランも引き受けることに。
新喜劇の座付作者/平戸啓二氏が脚本と演出に、小島慶四郎さんを「殿様役(徳川家斉)」に貸し出す・・・という「松竹---東宝」の垣根を越えた公演が実現しました。

※この舞台の話は ここ で触れています。

  

この「鼻のお六」は、再度焼きなおしされ、寛美さんの娘/名優・藤山直美さんも舞台にかけました。

>時は、徳川の時代。物語のヒロインは、大和国の百姓娘のお六。このお六には、  たった一つだけ他人とは違う「才能」がありました。それは、人並みはずれた嗅覚の鋭さ。いつしか、人は彼女を「鼻のお六」と・・・
そんな彼女が、ひょんなことから、有馬家に代々伝わるご宝物紛失事件に遭遇。  お六は鼻を生かし、宝物探しにのりだしていきます。

藤山寛美が実に700回以上演じた『はなの六兵衛』。その「女版」が「鼻のお六」でした。
そして寛美追善公演で娘/藤山直美が演じました。


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4 コメント

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小島さん。 (よっちゃん)
2006-10-08 22:53:32
この方、関西方面では有名で ダミ声のキャラで個性的な人でした。松竹新喜劇では もう一人「小島ナントカ」(名前忘れました・・秀樹だったかも・・?)と二人「小島」で頑張っていた記憶がありました。

 

土日のテレビは「吉本」「松竹」の新喜劇で楽しむと言うのが一般的な関西圏の過ごし方でした。



懐かしいですねぇ・・。
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そうですか---- (う--でぶ)
2006-10-08 23:50:56
松竹新喜劇とか吉本って... ホントに縁がなかったしオンエアーもされないから、私は小島さんを30年ぶりで拝見しましたよ。
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秀哉 (zuzu)
2006-10-10 01:10:09
よっちゃんさんの「小島ナントカ」は小島秀哉さんです。

慶四郎さんが小芋みたいなんに比べ、秀哉さんは「船場太郎」+「秋山たかし」みたいなんでした。
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zuzuさん (う--でぶ)
2006-10-10 11:29:08
おおきに です。

大阪拠点に活躍されている有名人に私はホントに疎くて・・・

ミヤコ蝶々さんと浪花千栄子さんぐらいしかわからないんです。
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