私は通勤に2時間弱かかりますからNHKの朝の連続ドラマは休業日の土曜日か祭日にしか観られません。
藤山直美さんが主演の新シリーズ『芋たこなんきん』を昨日初めて観ました...
あれ??お医者さんの家のおじいさん... 観たことあるぞ???
先日の雪村いづみさん主演の映画「そうかもしれない」で、いづみさんの旦那さん役を名演した「桂春團治師匠」もですが、関東在住の人間は「関西を拠点に活躍されている重鎮」をけっこう知らないのです。
しかし、藤山直美さん主演・・・ということで記憶が繋がりました。
松竹新喜劇の「小島慶四郎さん」でした。
トップ画像は「昭和51年、江利チエミ芸能生活25周年記念/鼻のお六(新宿コマ劇場)」のパンフからのものです。
あれから30年・・・味のある風貌は年齢を重ね、貫禄と風格を感じました。
「鼻のお六」・・・この公演は「藤山寛美さん」の当たり役、松竹新喜劇「鼻の六兵衛」を、主人公を女性にして東宝のコマで音楽劇として上演されました。
<--この写真は、京都南座の寛美さんの楽屋で「鼻のお六」の演出プランを打ち合わせ中の、チエミさんと清川虹子さんです。
この「鼻のお六」の実現・・・功労者は、清川虹子さんだったそうです。
「チーちゃんに向く芝居はないかしら?」と寛美さんに話したことがきっかけだったそうです。
即座に寛美さんは「鼻の六兵衛」がいい、といって演出プランも引き受けることに。
新喜劇の座付作者/平戸啓二氏が脚本と演出に、小島慶四郎さんを「殿様役(徳川家斉)」に貸し出す・・・という「松竹---東宝」の垣根を越えた公演が実現しました。
※この舞台の話は ここ で触れています。
この「鼻のお六」は、再度焼きなおしされ、寛美さんの娘/名優・藤山直美さんも舞台にかけました。
>時は、徳川の時代。物語のヒロインは、大和国の百姓娘のお六。このお六には、 たった一つだけ他人とは違う「才能」がありました。それは、人並みはずれた嗅覚の鋭さ。いつしか、人は彼女を「鼻のお六」と・・・
そんな彼女が、ひょんなことから、有馬家に代々伝わるご宝物紛失事件に遭遇。 お六は鼻を生かし、宝物探しにのりだしていきます。
藤山寛美が実に700回以上演じた『はなの六兵衛』。その「女版」が「鼻のお六」でした。
そして寛美追善公演で娘/藤山直美が演じました。
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大阪拠点に活躍されている有名人に私はホントに疎くて・・・
ミヤコ蝶々さんと浪花千栄子さんぐらいしかわからないんです。
慶四郎さんが小芋みたいなんに比べ、秀哉さんは「船場太郎」+「秋山たかし」みたいなんでした。
土日のテレビは「吉本」「松竹」の新喜劇で楽しむと言うのが一般的な関西圏の過ごし方でした。
懐かしいですねぇ・・。