ゆ~たん音楽堂

ドキドキ&ハートフルな音楽と仲間を探して
東奔西走!
音楽ディレクター ゆ~たんの日常。

インターン生 Y.Oの日記(その4)。

2009年08月25日 05時40分40秒 | Daily Life
『本』

今朝はまず、全音楽譜出版社へ。

主に書籍の出版に関する会議を見学。
内容の検討から経費や売上予想、
販促などが話し合われ、
出版界の現状が強く感じられた。

特に電卓を片手に適宜予算や経費を計算し、
見込みを立てていた様子や、
購買層の予想や構築などの検討も印象的で、
出版までにいかなる点を考慮すべきか
(恐らくその一端にすぎないかもしれないが)
を知る機会でもあった。

書籍に限らず、
市場に出回るものはほぼ当てはまると思うが、
販売者は自分の手元にあるものを
いかなる形で消費者に伝えるか、
また、いかなる形で惹きつけるか、
といったことを常に念頭におき、
商品開発に励んでいるかを
今日の見学、そしてこれまでの見学などを通して
改めて実感。


全音の後、事務所へ。
ここでは主に写真展のお手伝い。
プラカードの作成や写真展の巡回などを行ったほかに
写真展のチラシを本と街の案内所(神保町)に
置いていただくことをお願いするために案内所へ。

靖国通り沿いを歩くと連なる本屋。
その中には音楽専門書店の古賀書店も。
中をのぞくと一見、一般的な本屋だが、
見慣れた楽譜が並んでいた。
いつかじっくりと店の中を見てみたい。

考えてみれば、これまで神保町は地下鉄で通る程度で
確かに神保町が本屋の街という話は聞いた事があるものの、
駅を降りて街を歩いたことがなく
そのいう点で言えば、かなり新鮮だった。


今回のインターンシップでは
福井健策著『著作権とは何か』(集英社新書)が課題図書となっており、
今読み進めているが、
なかなか一筋縄に行かない部分も多く
複雑に感じられる。
しかし、著作権は音楽に携わる人に限らず、
あらゆる人が知る必要のあるもので
しっかりと理解したい。

個人的には今日を「本」と言い換えられるような一日であった。

Y.O

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