究極のエンターテイメント

このところYouTubeで初音ミクの映像に見入ってました。

ある意味、究極のエンターテイメントかも。

大体アイドルなんて人間である必要もないかもね。気軽に話が
出来存在でるわけでもなく、現実でも架空でも大きな差はない。
ガンダム・ エヴァンゲリオンなど非現実の世界観が人を魅了する
ものは沢山ある。ただそれらは提供されるだけで参加は出来ない。

初音ミクはソフトを買えば自分の世界を代弁してくれるわけだ。
ただ使いこなすには相当な技量が要るけどね。

CDも何枚か聞いてみたけど、はじめのうちは良いんだけどね・・・

だんだんクオリティが上がってきちゃって面白くない。
初期のものはホント自由。打ち込みもアレンジもミックスもハチャメチャ！
ただそれが良いんだよね。
エネルギーが漲っているというか、ただの声とイラストだけのキャラク
ターに命を吹き込もうとするような意気込みがあってね。

新しいものは有名クリエーターとかが作ってるみたいで、限りなく常識
的で現実的なものに仕上がっている。
現実的なものを打ち込みで再現するのは、有名ラーメン店の袋麺を
作るようなもので、いくら高いクオリティだとか言っても、店で食べた
ほうがうまいに決まっている。
袋麺には袋麺の食文化がある。
サッポロ一番のあのチープな味は、どのラーメン屋でも出せやしない。
しかしあの味が食べたいと思う人は大勢いる。 

ボーカロイドを使って完成度の高いものを作るのなら、バックは打ち込み
でなく実際の演奏で録音したほうが、逆にバーチャル感が際立って
心地よいと思うんだけどね。
あのライブ映像の演奏は素晴しいと思ったよ。

で、その逆がこれ。

これもメチャクチャ良いですね。

でもそんなことより・・・

これ書かなきゃ！