景気の流れは早いもので、オークションではもうWindows7搭載PCが
手ごろな値段で手に入るようになった。
DELLのノート
Core2Duo2.53GHz 2GBメモリ 160GBHDDのビジネス機。
地デジの録画・HDTVの編集など、重くて大容量な作業を行わな
ければ十分過ぎるスペックです。
OSはVistaで、アップグレードとダウングレードも同梱されている。
つまり、XPと7も付いている。
まずはXPからインストール。
そして別のパーテーションにWindows7のインストール。
7のインストールは作業中の操作もほとんど無く、しかも早い。
1時間掛からない。
XPをCドライブ、7をDドライブに入れたが、7を起動するとドライブ
レターはCと表示されドライブ名はDのまま。
ちょっとややこしいが、Windowsはどのバージョンもシステムを
Cと認識するようになっているわけだ。
起動時はブートマネージャーが起動し、XPと7のどちらを起動するか
選択できるようになる。
但しWindows7-XPの順でインストールすると7は起動しなくなるので
要注意。
いまWindows7のPCを使っている場合、安易にXPもインストール
すると取り返しがつかなくなるので気を付けてください。
このPCの目的はずばり実験台。昔のVSTやシーケンスソフトが動くか
どうか?
全然OKでした。
ASIO4ALLもCubaseSXも、それ以外にも、ほとんどのソフトが
問題なく動いています。
問題があったのはUltraVNCという他のPCをリモートコントロール
するソフトに互換性の警告が出るだけ。
あと、メールソフトがついていないのには驚いた。
メールはWebメールを使え!ということみたい。
因みにWindows7の印象は・・・
XPとほとんど変わらない、まあ角が取れて柔らかくなった感じ。
無線LANやインターネットを取り込んだソフトウェアの最適化が主な
印象。
XPとのネットワーク共有はちょっと壁が高い。
セキュリティ60から40へ、パスワード保護は無視。これで行けます。
そして総論ですが、
XPで十分です。
やっとこさ32bit192kHzのファイルを扱えるようになり、DPとNUENDOに追いついた良いメジャーバージョンアップだと思います。
オーディオデータのオートクオンタイズなど、魔法のソフトになってますね。
DPの方はいかがでした?