『日経エンタティンメント! 9月号』
=これがウワサの東方神起現象 東京ドームライブ完全レポ=
勢いにのる東方神起のライブパワーが表側からと裏側からとの視点で
詳しく書かれていました。
プロデューサーのSAMさんのツアー演出と東方神起の様子を語った
インタビューもあって とっても興味深かったです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆演者にとってドーム公演は2つの悩みの種がある。
=リハーサル場所がない=
今回、東方神起はリハーサル場所としてよく使われるスタジオが
すでに先約で埋まっていたため、メインステージが入りきらない大きさの部屋で
リハを重ねた。
=体力の消耗が割増になる=
会場に合わせては、普段のフォーメーションを15%程度広げる必要がある。
この作業は口で言うほど容易くない。
舞台上での移動も距離があるため、小走りしただけで結構な運動量になる。
同じ動きをしていても疲労が蓄積する。
ライブの第1、第2パートは7割以上がダンス曲。
初ドームの興奮で飛ばしていたメンバー。
「ジェジュンもユノも普段入れないところでかけ声が入っていて、
気合いが入りすぎているなと心配になった」(SAMさん)
中盤の第3パートのソロコーナー。
バラードの第4パート。
ダンスパフォーマンスにスポットが当たることが多い彼らだが、
東方神起の破壊力は、バラードにあると痛感した。
全体の4分の1が歌い上げるタイプのバラード。
「歌唱力の高さを伝えたかった。
こんなにバラードが多いライブはあまりないと思う」(SAMさん)
全30曲。
約3時間15分。
終演から1時間。
ドーム内の打ち上げ会場に現れた東方神起。
150人の関係者 一人一人と握手。
「イェーーーイ!! ○△×□・・・」
達成感と開放感からか、聞き取れないほど大きな奇声付きで。
顔見知りには5人束になってハグしている。
胴上げされている人も。
あれだけのステージを終えたスターとは思えぬお茶目なはしゃぎぶりは
1時間以上続いた。
その素顔に、この人たちの“愛され力”の秘密を見た気がした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
メンバーにとって大切なステージはみんなでつくりあげたもの。
自分たちの歌声を支えてくれる周りの人への感謝をいつも忘れない
東方神起だからこその 謙虚で実直な真の心が見えますね。
だから、東方神起はたくさんの人に愛されるんですよね。
ドームレポのくだりには こんな話もありました。
本編最後の曲『Survivor』
神戸公演前日の通しけいこでシアくんが足首をねんざしてしまったのが
この曲だったようです・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
途中、彼の異変に気づいたジェジュンくんが曲を止めた。
ステージには様々な仕掛けのための溝がある。
ジュンスはそこに足を挟んでしまった。
「大丈夫です」と言ったものの、
続けてアンコールのリハーサルに入ろうとすると、
つらそうに答えた。
「ケガしたみたいなので、今日はこの先、踊れないです」
「明日になれば大丈夫です」と言っていたジュンスだが、
症状は想像以上に重く、踊れないどころか歩けないという連絡がスタッフに回った。
初日の朝のことだ。
「マネジメントと緊急ミーティングの結果、ここまでやってきたのだから
セットリストは変えずにいこうということになりました。
メンバーも同じ意見でした」
「リハでも一番飛ばしていたのがジュンスだっただけに、
本当に悔しかったと思う」(SAMさん)
終演後の舞台裏。
初日も2日目も、メンバーは泣いた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
シアくんのけが・・・・・
今 思い出しても胸がしめつけられるほど心が痛む出来事でしたけれど、
異変に気づいたジェジュンくん、自分の状態を無理せずに伝えたシアくん、
思わぬ出来事にも冷静に対応したスタッフのみなさん、
メンバーたちの気持ちを尊重して支えてくれたSAMさん、
シアくんのつらさをわかちあってくれたメンバー。
そして、
つらさを涙ではなく、笑顔にかえて自分のできることで全力を出してくれたシアくん。
みんなの心がひとつだったからこそ、乗り越えることができたんだと思います。
東方神起が 築き上げてきた絆。
今回のツアーでは その絆の強さ、あたたかさがステージを輝かせていました。
SAMさんが 今年の演出の極意を語ってくれています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆冒険した「ライブの作り方」
=舞台の使い方=
メイン、花道、出べそ(サブステージ)、さらにその先に角
通常は7対3でメインを使いますが、今回は半々の割合を視野に入れて構成した。
1曲目でいきなり出べそに出させたのは、そういう狙いです。
=バラードが多いのも特徴=
一番すごいのは歌唱力。
それを伝えるために、各パートに散りばめました。
=『Survivor』で終わる本編=
スッと暗転になるので「わかりにくいんじゃないか」とスタッフからも言われました。
確かに、まだ続きがありそうな終わり方なんですけれど、これも試み。
最近のライブはアンコールが当たり前なので、
作る側からすると、やりづらいんですよ(笑)
アンコールがあるって分かっているのに、
いかにも「これが最後の曲です」っていうのは嘘っぽい。
お客さんが「終わったの?」と感じて自然にアンコールがかかる状態を作りたかった。
それで、あえて分かりづらい終わり方にしてみました。
=3時間という尺も長い=
コンサートって2時間半を超えると長いっていわれるんですが、
その常識も崩したかった。
「ライブで死ぬかと思いました」(ジェジュン)
「僕もそうですけどライブって、本気で踊って歌ったら、死が過るんですよ。
でも、その感覚が分かるとライブの重みが、より深く理解できる。
東方神起がそのギリギリのところまで行ったというのは大きな収穫です」
ユノが一段と上手くなりました。筋力がアップしたせいか、
さらに大きく踊るようになった。
「今日は骨が折れるくらいに踊りました」といつも言ってました。
ジェジュンも今までできなかったステップをいくつか克服しました。
今回だと「Survivor」のサビがその1つですね。
チャンミンはヘンなクセがない、ストレートなダンスをします。
だから、練習をやった分、確実にうまくなる。
今回もどんどんよくなっていってたんで、また会うのが楽しみです。
ユチョンは、他のメンバーに比べて体力がないので、いつも終盤フラフラなんですが、
なぜかそこから馬力を発揮するタイプ。
ドーム初日も体調が悪そうだったので、倒れるかも・・・と
気が気でなかったんですが、やっぱり、強かった(笑)
ジュンスは力強さ、キレといったパワーが踊りにうまく還元できるようになりました。
この1年で最も”ダンス力”が伸びたと思います。
韓国のダンスって、ダンサーもコマの1つとして
フォーメーションに加えて見せていくスタイルが多いんです。
分かりやすく言うと、チアリーダーのようなダンス。
東方神起は、そのフォーメーションが抜群にキレイなので、
ぜひそこにも注意して見てみてください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
もう2回目になるSAMさんのプロデュース。
気心がしれて、メンバーの個性もより理解ができてきたから
いろんな冒険ができたんでしょうね。
メンバーもその期待に応えて頑張って 自分の持ち味をさらに磨いてくれていて。
あ~なんだか はやく東方神起のライブが見たくなってきました。
彼らの最高に輝く場所。
“いつまでも、1つになる”
譲れない 大切なもの。
=これがウワサの東方神起現象 東京ドームライブ完全レポ=
勢いにのる東方神起のライブパワーが表側からと裏側からとの視点で
詳しく書かれていました。
プロデューサーのSAMさんのツアー演出と東方神起の様子を語った
インタビューもあって とっても興味深かったです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆演者にとってドーム公演は2つの悩みの種がある。
=リハーサル場所がない=
今回、東方神起はリハーサル場所としてよく使われるスタジオが
すでに先約で埋まっていたため、メインステージが入りきらない大きさの部屋で
リハを重ねた。
=体力の消耗が割増になる=
会場に合わせては、普段のフォーメーションを15%程度広げる必要がある。
この作業は口で言うほど容易くない。
舞台上での移動も距離があるため、小走りしただけで結構な運動量になる。
同じ動きをしていても疲労が蓄積する。
ライブの第1、第2パートは7割以上がダンス曲。
初ドームの興奮で飛ばしていたメンバー。
「ジェジュンもユノも普段入れないところでかけ声が入っていて、
気合いが入りすぎているなと心配になった」(SAMさん)
中盤の第3パートのソロコーナー。
バラードの第4パート。
ダンスパフォーマンスにスポットが当たることが多い彼らだが、
東方神起の破壊力は、バラードにあると痛感した。
全体の4分の1が歌い上げるタイプのバラード。
「歌唱力の高さを伝えたかった。
こんなにバラードが多いライブはあまりないと思う」(SAMさん)
全30曲。
約3時間15分。
終演から1時間。
ドーム内の打ち上げ会場に現れた東方神起。
150人の関係者 一人一人と握手。
「イェーーーイ!! ○△×□・・・」
達成感と開放感からか、聞き取れないほど大きな奇声付きで。
顔見知りには5人束になってハグしている。
胴上げされている人も。
あれだけのステージを終えたスターとは思えぬお茶目なはしゃぎぶりは
1時間以上続いた。
その素顔に、この人たちの“愛され力”の秘密を見た気がした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
メンバーにとって大切なステージはみんなでつくりあげたもの。
自分たちの歌声を支えてくれる周りの人への感謝をいつも忘れない
東方神起だからこその 謙虚で実直な真の心が見えますね。
だから、東方神起はたくさんの人に愛されるんですよね。
ドームレポのくだりには こんな話もありました。
本編最後の曲『Survivor』
神戸公演前日の通しけいこでシアくんが足首をねんざしてしまったのが
この曲だったようです・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
途中、彼の異変に気づいたジェジュンくんが曲を止めた。
ステージには様々な仕掛けのための溝がある。
ジュンスはそこに足を挟んでしまった。
「大丈夫です」と言ったものの、
続けてアンコールのリハーサルに入ろうとすると、
つらそうに答えた。
「ケガしたみたいなので、今日はこの先、踊れないです」
「明日になれば大丈夫です」と言っていたジュンスだが、
症状は想像以上に重く、踊れないどころか歩けないという連絡がスタッフに回った。
初日の朝のことだ。
「マネジメントと緊急ミーティングの結果、ここまでやってきたのだから
セットリストは変えずにいこうということになりました。
メンバーも同じ意見でした」
「リハでも一番飛ばしていたのがジュンスだっただけに、
本当に悔しかったと思う」(SAMさん)
終演後の舞台裏。
初日も2日目も、メンバーは泣いた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
シアくんのけが・・・・・
今 思い出しても胸がしめつけられるほど心が痛む出来事でしたけれど、
異変に気づいたジェジュンくん、自分の状態を無理せずに伝えたシアくん、
思わぬ出来事にも冷静に対応したスタッフのみなさん、
メンバーたちの気持ちを尊重して支えてくれたSAMさん、
シアくんのつらさをわかちあってくれたメンバー。
そして、
つらさを涙ではなく、笑顔にかえて自分のできることで全力を出してくれたシアくん。
みんなの心がひとつだったからこそ、乗り越えることができたんだと思います。
東方神起が 築き上げてきた絆。
今回のツアーでは その絆の強さ、あたたかさがステージを輝かせていました。
SAMさんが 今年の演出の極意を語ってくれています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
◆冒険した「ライブの作り方」
=舞台の使い方=
メイン、花道、出べそ(サブステージ)、さらにその先に角
通常は7対3でメインを使いますが、今回は半々の割合を視野に入れて構成した。
1曲目でいきなり出べそに出させたのは、そういう狙いです。
=バラードが多いのも特徴=
一番すごいのは歌唱力。
それを伝えるために、各パートに散りばめました。
=『Survivor』で終わる本編=
スッと暗転になるので「わかりにくいんじゃないか」とスタッフからも言われました。
確かに、まだ続きがありそうな終わり方なんですけれど、これも試み。
最近のライブはアンコールが当たり前なので、
作る側からすると、やりづらいんですよ(笑)
アンコールがあるって分かっているのに、
いかにも「これが最後の曲です」っていうのは嘘っぽい。
お客さんが「終わったの?」と感じて自然にアンコールがかかる状態を作りたかった。
それで、あえて分かりづらい終わり方にしてみました。
=3時間という尺も長い=
コンサートって2時間半を超えると長いっていわれるんですが、
その常識も崩したかった。
「ライブで死ぬかと思いました」(ジェジュン)
「僕もそうですけどライブって、本気で踊って歌ったら、死が過るんですよ。
でも、その感覚が分かるとライブの重みが、より深く理解できる。
東方神起がそのギリギリのところまで行ったというのは大きな収穫です」
ユノが一段と上手くなりました。筋力がアップしたせいか、
さらに大きく踊るようになった。
「今日は骨が折れるくらいに踊りました」といつも言ってました。
ジェジュンも今までできなかったステップをいくつか克服しました。
今回だと「Survivor」のサビがその1つですね。
チャンミンはヘンなクセがない、ストレートなダンスをします。
だから、練習をやった分、確実にうまくなる。
今回もどんどんよくなっていってたんで、また会うのが楽しみです。
ユチョンは、他のメンバーに比べて体力がないので、いつも終盤フラフラなんですが、
なぜかそこから馬力を発揮するタイプ。
ドーム初日も体調が悪そうだったので、倒れるかも・・・と
気が気でなかったんですが、やっぱり、強かった(笑)
ジュンスは力強さ、キレといったパワーが踊りにうまく還元できるようになりました。
この1年で最も”ダンス力”が伸びたと思います。
韓国のダンスって、ダンサーもコマの1つとして
フォーメーションに加えて見せていくスタイルが多いんです。
分かりやすく言うと、チアリーダーのようなダンス。
東方神起は、そのフォーメーションが抜群にキレイなので、
ぜひそこにも注意して見てみてください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
もう2回目になるSAMさんのプロデュース。
気心がしれて、メンバーの個性もより理解ができてきたから
いろんな冒険ができたんでしょうね。
メンバーもその期待に応えて頑張って 自分の持ち味をさらに磨いてくれていて。
あ~なんだか はやく東方神起のライブが見たくなってきました。
彼らの最高に輝く場所。
“いつまでも、1つになる”
譲れない 大切なもの。