からくの一人遊び

音楽、小説、映画、何でも紹介、あと雑文です。

カルメン・マキ 時には母のない子のように

2016-10-13 | 音楽
カルメン・マキ 時には母のない子のように


考えてみれば、寺山修司っていう人は天才だね。

当時小学2年生になる男の子を夢中にさせる歌詞を作るんだから。

本当に母のない子のように(海はなかったのでそのかわりに)黙って夕暮れの山を見つめていたよ。

多分、孤独というものをよく知っていたひとなんだと思う。

カルメンマキはロックに転向したときはびっくりしたな。

それもそれで好きだったけれど、このころのなんともいえないアンニュイさには叶わないな。

それにしても、カルメンマキ、恐らくこのころまだ十代だったと思うんだけど、なんて大人っぽいんだろう。

まるで人生の宿命を全て背負っているみたいなそんな雰囲気。

ミステリアスな感じもするよね。

こういう存在自体が魅力的な歌手って昔は結構いたような気がするけど、今はどうなんだろう。

なんか、身近になりすぎたって感じがするよね。

良くも悪くも。



さてさて今日はこれでお終い。

おやすみなさい。
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Nino Rota 映画「道」 La Strada ~ Gelsomina

2016-10-13 | 音楽
Nino Rota 映画「道」 La Strada ~ Gelsomina


映画、「道」

ジュリエッタ・マッシーナの演技が光ります。

愛らしく、そして切ない・・・。

勿論映画の内容も素晴らしい。

心に残ります。

この当時のイタリア映画って素晴らしいものが多い。

というか最近では日本にイタリア映画が入ってこないのが現状。

イタリアでは今どういう映画が流行っているんだろう?

下火なのかな・・・。

日本でもこういう感じの切ない映画って「泥の河」以来観たことがない。

アニメの原作を実写化するだけでなく、もう少し人間臭いドラマを見せてほしいと思う。

無理かな?

流れは恋愛映画に傾いているようだしね。

それにしても、「道」の主演女優のジュリエッタ・マッシーナさん、日本の女優の藤田弓子さんにそっくりだと思うのは私だけ?

見れば見るほどそう思えてくるのだけれど。

みなさんはどう思いますか?



コメント (2)
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