ドイツGP

シーズンも中盤を越えて、色々と動き出しました。
今回一番大きな話題はマスダンパー騒動でしょうか。
市販車にも見ることの出来る技術だそうですが、可動デバイスが問題となっている現在のF1ではグレーということですね。
今まで使ってきたものが禁止とされたり、やっぱりOKと言ってみたり、それを提訴してみたりとFIAもゴタゴタしていますね。
マスダンパーも一定強度をもった可変ウイングも全て解禁にすれば良いのに…と思うのは素人の浅はかでしょうか。

ルノーのコメントではマスダンパーの影響は小さいとのことですが、今回のアロンソの走りを見ると色々と勘ぐってしまいます。
フィジケラには影響が無かったあたり、アロンソはマスダンパーの使い方が上手かったということでしょうか。
しかし二回目のストップの前のフィジケラの行動が不可解ですね。
もっとフェラーリのように堂々と譲れば良いのに（＾＾）

フェラーリは磐石すぎてコメントする必要もないですね。
地上波の放送では「母国ラストラン」が多くて？
私が仕入れていないシューマッハの引退情報があるのか、それとも来年はニュルブルクリンクもホッケンハイムも開催されないということが確定したのか…
シューの引退が確定したかのように扱ったり、アロンソの随分と前のコメントを使ったりとレース前の煽りはここ数戦でもっとも品が無かったような気がしますね。

マクラーレンは途中のCMでモントーヤを観て懐かしく感じてみたり（まだ数週間なんですけどね）
ライコネンは元気が良くて素晴らしかったです。
今回は最初のピット以外のトラブルのみで完走できましたし。
何よりもアロンソの前でフィニッシュすることでシーズンを面白くしてくれました。

バトンはもう少し踏ん張れなかったかと残念な結果。
無理をしない彼らしい堅実な走りといえば、そうなんでしょうけど…

ウェバーももう少し…
頑張ってもマシンが壊れるというのは少し前のライコネンを思い出させますね。

Ｓアグリは新車を投入。
思ったよりも良かったですね。
予選でトラブル続発を予想していたのですが、琢磨は決勝までもたせましたし。
これからの開発に期待です。

次戦からはマスダンパー解禁かもしれないということで、ルノーが戻してくるのか。
そして戻してアロンソの快走が戻ってくるのかがカギですね。