趣味人Tの伝言

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小出の転車台

2010-12-09 22:37:21 | 転車台訪問

只見線の転車台のラストは小出。

上越線との乗り換え時間を利用して見学します。まずはホーム先端へ行ってみました。

小振りですね。50フィート(15.2m)の上路式で、枕木締結式バランスト型と思われます。

ピット側壁が簡易的?です。

ロック機構は下の写真から判断すると板スライド式でしょうか。

雨が降ってきたので駅からは出ませんでした。走行写真から

考えてみると起点と終点、さらに途中の2箇所に現役転車台が残っている路線は非常に稀ではないかと思います。山あいを走る線なので四季の変化を車窓で楽しみながらのんびり乗車するのも旅の醍醐味ですね。

また訪問したいです。

 

2016/7/26 追記

記事掲載後も何度か訪れた小出の転車台ですが、なぜか天気の悪い日ばかりでした。

今年は梅雨入り前を狙ったこともあり、ようやく晴れた姿を拝むことが出来ました。

只見線ホームの先にひっそりと佇んでいます。奥の車庫のポイント代わりに使用されているようです。

小出から只見までは50km弱とSLの運行にはちょうど良さそうですが、大白川-只見間に六十里越があるため運行は難しいみたいですね。

久留里線では車輪の片減り対策で木更津の転車台を用いて時おり転向していましたが、只見線の車両は転向しないのかな?もっとも、キハ40系列はサイズオーバーなので載せられないのですが…

ピットに映るラダー状の影が美しいです。個人的に橋梁は枕木締結式の方が好みです。

6年前と比べると牽引車を塗り直したくらいで…と思った矢先、形状が変わっていることに気が付きました。

モーターハウジングの形状が変わり線路側の窓は小型化、そしてピット側の窓は開閉式になりました。

写真では読めませんが平成26年11月に修繕実施と書いてありました。まだまだ現役のようで一安心です。

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4 コメント

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珍しいピットですね (楠本茂貴)
2010-12-10 08:44:09
受電ゲートの主桁への取り付け部が裾広がりのままですね。ピット形状も珍しく、ここだけだったと思います。主桁ウエッブにも三角状のリブがあるので、ここに歩み板が設置されていていたのでしょうね。ちなみに宮下の「すて17」のホースは尺取虫(大友)式駆動装置に繋ぐためのものですが、エアーがないと使えません。すなわち生きた蒸気機関車がないと無用のものなので、本体が撤去されて、ホース掛けのみが残っている所もあるようです。
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無題 (カケス)
2010-12-10 20:11:14
こんばんは
周囲の線路の下以外のピット側壁は金網が敷いてあるようなので、線路配置は昔のままなのかもしれません。

もしかしてホース掛けは只見のことでしょうか?
あれは尺取虫の名残だったんですね、勉強になります。3点支持型のようにエアータンクをつければ撤去しなくてもよかったのにと思いますが、蒸機の減少で使用する頻度が極端に減ったのかもしれないです。
返信する
ホースは只見でしたね。 (楠本茂貴)
2010-12-10 21:01:44
こんばんは。只見の間違いでした。
私は12mmゲージャーなのですが、大友式動力部を1/87で模型化しようかと思っています。結構手ごわそうです!
蒸気機関車EXの記事、今回No3はピット深さと受電ゲート、残存箇所一覧がメインになりました。次は3月頃になるそうですが、牽引車と変形(補強桁)転車台図がメイン記事になりそうです。ひっぱるなアー!
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無題 (カケス)
2010-12-13 12:57:18
あの動きを模型で再現できたら楽しそう!

模型といえば、自分はステッピングモータを用いた転車台駆動回路を製作中です。現在は桁に仕込む赤外線LEDの基板を製作中ですが、あまり時間を取れないのが現状です。

No3はいよいよ来週発売ですね。
(感想書くかもです)
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