趣味人Tの伝言

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車両基地レール延長部を組み立ててみた

2019-02-24 | レール(N)

前回の続きです。まずは番線表示と架線入切表示パーツにシールを貼りました。

ちゃんと庇の有無が作り分けられており、拘りが感じられます。

架線入切表示は点灯化したら楽しそうですね、お座敷運転の場合は取り扱いに困りそうですが…

マルチ複線トラス架線柱に取り付けると一気に車両基地の架線柱らしくなりました。

マルチ複線トラス架線柱はとても使い勝手が良く、かつて発売されていた鉄骨型のようなはめあいの悪さもないため安心して扱えます。鉄骨型も国産だったら上手く出来ていた気がするんですがね

本製品は片側だけワイドバラストにすることで複線間隔を27.75mmに縮めています。しかしその弊害として隣り合うレール同士の連結が出来ません。このため接続先のレールのバラストを反対に配置し、機器箱Aを設置することで隣り合うレールと接続するレールの固定をしています。

機器箱Aのボスの片方が長穴でないは小穴のズレを吸収するためなんですね、よく考えられています。

レールの中間部にも小穴があるのでこちらに設置することも可能です。車両基地以外でも使えそう

入換信号機と進路表示器は説明書通りに組むと下写真の左側のようになりますが、個人的には機器の位置が高すぎるような気がしたのでちょっと下げて右側のようにしてみました。

梯子と柱は都市型ホームと共用パーツですので組み合わせると色々な種類の信号機が作れます。

下写真の一番左の信号機は実際に組み合わせたもので、入換のある駅などに使用できそうです。

んで、ちょっと気になったのが入換信号機という呼称。

実物は入換信号機と入換標識という2種類があり、車両基地セットに付属している物は入換信号機識別標識がないため入換標識となるはずです。GMのストラクチャーではちゃんと作り分けがされていたので名称を変えるか、作り分けをするかして欲しかったなーと思いました。

ただGMも作り分けてはいますが、入換信号(標識付き又は灯列式)という曖昧な名称だったりします…

入換信号機と入換標識の違いについては本筋から外れてしまいますので下の方に書いています。

こちらのランナーは色々興味深いものが収録されています。延長部では交換用レール(ダミー)と入換信号機、前述の架線用表示器くらいしか使わないのですが、右の方にあるパーツがとても気になるんです。

実はこれ、車両基地レールセットの方で脱線ポイント(脱線転轍機)として使用されるパーツなのです。

ワイドレール化バラストキット用のダミーポイントモーター台(薄型のやつ)とダミーポイントモーター(ポイントに必ず付属しているやつ)を組み合わせれば脱線ポイントの完成です。

ここでもPC枕木レールの3つ穴フィーダー口が活かされています。

ただ黒子が一番目立っている状態ですので塗装してあげたほうが良さそうですね。

末端部も組み立てました。

エンドレールは単品製品ですのでちゃんと点灯します。完全選択選択式のポイントと組み合わせた場合、開通レールのエンド部しか点灯しないので改造して常時点灯できるようにしてみる予定です。

先ほども登場した入換信号機のうち、説明書に載っていた背の低いタイプを末端側に配置しました。

信号機柱を短くカットしただけですが、あくまで上級者向けとされているのはいつものこと

前回組んだ洗車台と組み合わせて車両を置いてあげればあっという間に車両基地が完成です。

とりあえずE233系に登場してもらいました。もう京葉車両センターにしか見えませんね。

すぐ近くに新駅を設置する計画が進んでいるそうで、連絡通路からの光景が日常になるかもしれません。

こちらは基地の入り口側。今度は幕張車両センターに見えてきました。

横方向に線路を増やすこともできますので巨大な車両基地を形成することも可能です。

このように全国各地の車両基地に化けることができるのも人気となった理由の1つかと思います。架線柱を外して気動車を置けば非電化区間の車両基地にもなりますからね。

既存のパーツを最大限に活用したシステマティックな構成については他社より頭一つ抜けていると思いました。複線間隔については車両基地以外にも拡充していければ楽しみが広がりそうです。

セット、延長部共に4月に再生産するみたいなので、もうちょい買い足してみようかな

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以下、余談

入換信号と入換標識について

諸々の文献によりますと信号は進路の開通方向と閉塞(車両の有無)を現示しますが、標識は開通方向のみを表示するという違いがあるようです(現示と表示という言葉の違いもあります)。つまり、入換標識だけでは他の列車との衝突等の危険性があるため誘導係を必要とします。

↑入換信号機の見本、上から入換信号機本体、入換信号機識別標識、線路表示器

入換信号機識別標識(真ん中の白いランプ)は入換標識には付きません。つまり、これが無ければ必然的に入換標識となるわけですが、設置されている場合でも消灯していると入換信号機ではなく入換標識という扱いになります。入換信号機は入換標識の上位互換といったところでしょうか

上の写真は入換信号機識別標識が無いため入換標識であることが分かります。

ミュースカイが停車している側線側に線路が開通すると灯火の配列が変わります。

こちらも入換信号機識別標識が封鎖されているので入換標識ですね。(イレギュラーな使い方です)

入換信号機と入換標識は灯列式と呼ばれ、灯火の並び方により現示及び表示をします。

横並びに点灯していれば停止あるいは線路が閉じている状態を現します。また斜めに点灯していれば進行あるいは線路が開通している状態を表します。

基本的には横並びで点灯している状態が長く、車両が通るときのみ斜めに点灯することが多いです。

線路高さに入換信号機を設置する場合、入換信号機識別標識を本体の上に設置することもあります。

最近では右下の灯火を赤色にすることで色灯による違いも表現したタイプが登場してきました。

灯列が横並びかつ赤色ということで先には進めないと確実に捉えることができますね。

線路表示器はどの線路が開通しているかを示すためのもので、特に線路が大量に並ぶ場所では下の写真のように矢印で対象の線路を補足することもあります。

信号機や標識についてはまだまだ知らないことがあり興味が尽きません。

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車両基地レール延長部を買ってみた

2019-02-14 | レール(N)

昨年発売された車両基地レールセットは手軽に車両基地を再現できることから話題となり、店頭からすぐに姿が消えてしまうヒット商品となりました。私もずっと買いそびれていて、先月再生産された際にやっと入手することが出来ました。レールセットを買うのはカント付レール以来でしょうか

購入したのはセットの方ではなく延長部です。セットには本線から車両基地までのポイントや末端のエンドレールなどが含まれていますが、車両洗浄機以外の製品は単品で集めることが出来ますので、今回は見送りました。(洗浄機はGM製を使ってみる予定)

車両展示が目的ならむしろ延長部だけでも十分かと思います。

中身はこんな感じです。レールよりパーツ類のが目立ちますね。

今回の製品の中でも構内踏切を模した踏切PCレールは新規のレール製品です。

長さは35mmでS35-PC(F)という型番が付与されています。

ジョイントレールS35-Jと組み合わせるとS70と同じ長さになります。

またS18.5を2本繋げると全長が72mmとなるのでS72.5とほぼ同じ長さとなります。

まあこちらは使い道が限られていると思いますが…

ちなみに35mmのレールはワイドエンドレールE-WIが初登場です。

初期はブリスター入りの単品でしたが、現在は紙箱の2本セットに変更されています。

ジョイナーと車止めのヤグラの長さを足すとちょうどこの長さになるみたいです。

では他のエンドレールの長さはどうなのかと疑問になり、測ってみることにしました。

まずLEDタイプは34mmです。

そして普通のエンドレールEの頭部は33mmでした。

以上よりエンドレールは種類ごとに1mmずつ長さが異なることが分かりました。

という訳で、S33とエンドレールE-WIの組み合わせと、ジョイントレールS35-JとエンドレールEの頭部の組み合わせはちょうど同じ長さ(68mm)となります。まあこの2つの組み合わせも使い道がないと思いますが…

話が脱線しました。

踏切レールと構内踏切は配線を通せる構造になっています。つめれば6~7本は入りそうです。

構内踏み切り端部の柵や洗車台の階段などは島式ホーム(都市型)と共通のパーツが使用されています。

それでもまだ未使用のパーツがあり、対向式や他の製品への応用が期待できそうです。

洗車台はS140のフィーダー差込口を利用して固定する方式です。

排水溝の蓋で固定したらあっという間に完成。

洗車台レールのみS280ではなくS140がセットされているのは、このパーツ構成が理由だった訳ですね

PCレールのフィーダー差込口が3つになったのはレールの向きを気にせずフィーダーの位置を揃えることができるようにするためという話は聞いていましたが、フィーダー以外のパーツにも上手く活用する機会が増えてきました。特に今回の車両基地関連では脱線ポイントや車両洗浄機などにも活かされています。

京都鉄道博物館で発売されているワム3500形に付属しているカーリターダーレールもS70のフィーダー差込口を利用していました。これ一般販売したらそこそこ売れると思うんだけどなあ

S140に仕込むとリレーラーレールの亜種みたいな姿になります。

またまた脱線してしまいました。

洗車台の側面には別売のワイドレール用の柵や手すりが付けられます。側壁と手すりは高架化等で使いましたが、柵だけは使い道が無く机の肥やしとなっていたので絶好の用途となりました。

どうやっても外側に傾くのは仕様のようですが、洗車台を付けると目立たなくなるのでヨシとします。

洗車台の上にも柵や手すりを付けられますが今回は省略しました。これを2セット組んだら完成です。

延長部を繋げる場合、構内踏切が途中に挟まる形となります。しかし洗車台は分割されてしまうし、階段パーツも片側ずつしか設置出来ないためちょっとアンバランスです。

そんな時のために構内踏切の上にも洗車台を設置することができるパーツも含まれています。

まあこの場合は構内踏切が行き止まりになってしまいますが違和感は少ないです。

組立が続きます

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電動合成枕木ポイントを見る

2016-11-19 | レール(N)

先日発売された合成枕木ポイントを買ってきました。発売中止になっていたカトーからも一足先に無事発売されているので、大手2社の合成まくらぎポイントが揃ったことになります。私はファイントラックユーザーなのでユニトラックとの比較は出来ませんが、ざっくりしたレビューを書いて見たいと思います。

製造場所は国産に戻りました。旧茶系道床/灰色道床レールと同じ紙箱のパッケージです。

前に木枕木を合成まくらぎ化したものと比べてみました。上の自作verはちと濃すぎでしょうか

今までのポイントと大きく変わったのが分岐側の枕木配置です。従来品は枕木がそれぞれ分離していたのに対し、合成枕木verは直線側を基準とした一本の長い枕木を再現しています。

これの変更により片渡り線(シングルクロス)を再現した際に一体感が出るようになりました。

線路間をワイドレール化バラストキットのバラストで埋めればユニトラックの片渡り線と近い形状になります。

細部にも変更を発見。まずフログの加工精度が上がっており、仕上がりが綺麗になっていました。

また、ギャップの位置をフログの横に移動したことで内側の線路のギャップが省略されています。

残念なのは、彩色方法が塗装から印刷に変更されたことで表面しか色が載らなくなってしまったこと。

フログの絶縁部やガイドレールを横から見るとグレーの成型色がむき出しです。ここは要色差し

合成まくらぎに関しては実物がバラストに埋もれていることから塗られていなくてもいいと思います。

バラストの彩色もPC枕木レールが登場した頃から白と黒のざっくりした模様になってしまいました。

ファイントラック登場時は3色のグレーで緻密に表現と謳っていたんですが…それも今は昔

バラストの彫刻も駆動ユニットと比べると野面積みのような平たい表現になってしまい残念です。

とまあ、愚痴も出てしまいましたが、今まで1本1本筆塗りしないと再現できなかった合成まくらぎポイントの完成品が登場したことはNゲージ線路の近代化を促進したといっても過言ではないでしょう。登場時は近代的に見えた旧灰色道床レールも最新のレールと繋げると古めかしく見えるから不思議です。

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分岐部の高架化

2015-11-16 | レール(N)

こんばんは

年末にかけて出張が多く、今週も関東を離れているため出張先からの投稿です。

今はスマホでも気軽に編集できるようになったので助かります。

前回までにワイドPCレールによる分岐部を製作しました。

それを高架化して各種アクセサリーまで付けた状態が下の写真です。

 クリックで拡大

高架化に際してワイドPCレールは単線橋脚ベースを使用しました。しかし、ポイント用の橋脚ベースは設定がありませんので、S140またはC541-15のベースを加工の上で敷いています。

また、マルチ複線トラス架線柱は中央の1本の片側のみ道床に穴を開けて設置しています。

各ポイントは以前の実験を元に合成枕木仕様にしてみました。

今回は可能な限り木目を削ることでより合成枕木っぽさが出たんじゃないかと思います。

色はC7 ブラウンに白を少し加えて彩度を落とし、艶消しにして塗っています。

PY280-15は隣接する線路も合成枕木に塗ることで、少しでも全長が長く見えるようにしてみました。ワイド化する際は、ポイントの成型色はなるべく明るいものを選びましょう

駅撮りをイメージして撮影

ホームの展示台を作る話からだいぶ逸脱していますが、この分岐部だけでも十分展示台として使えますね。本当はお座敷レイアウトに組み込んで走らせたい所ですが、いかんせんスペースがね…

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分岐部の仮組み

2015-10-26 | レール(N)

こんばんは

最近、ふちねこをゲットするためにベローチェの常連になりつつある管理人です。

普段はインスタントなのでちょっと贅沢しています。

流石にコンプリートはしないつもりですが、1つ手に入れたら気が変わってしまうかも

 

それでは本題

模型屋に出向いて足りないレールを買い足してきました。これで仮組が出来ますが、

その前に前回少し触れた複線間隔27.75mmの作り方について紹介しようと思います。

と言ってもワイドPCレールの片側のバラストをカットするだけです。

道床の裏には溝が掘ってあるので溝に沿ってカッターを何回か通すだけで切り離せます。

もう片方のレールはそのままにして並べれば完成です。

この短縮でどれくらい効果があるのか比べてみました。

 

トミックス標準の複線間隔37mm

加工した複線間隔27.75mm

どうでしょう。かなり実物に迫った間隔だと思います。

最初はホーム脇のレールをすべてワイドPCレールにする予定でしたが、切り離したバラストが勿体ないので以前単線化したスラブレールと組み合わせることにしました。。

バラストレスが売りのスラブ軌道にわざわざバラストを?と思う方もいるかもしれません

ですが実際にスラブ軌道へバラストを撒いているケースはいくつかあります。

それについてはgallery:線路カテゴリにて後ほど紹介します。→スラブ軌道-1

こんな感じで両脇はワイドPCレール、内側はスラブレール+バラストとしました。

 

んで、駅アプローチ部の組立てに取り掛かりました。

図面では通常のレールを使用しましたが、実際はすべてワイドレールです。

 クリックで拡大

仮組ですのでポイント駆動ユニットは外してあります。

 クリックで拡大

ワイド部分のバラストが重なる場所は現物合わせで切削しました。PY-280のみワイド化バラストの設定がありませんので、バラストキットのC280-15や端数のバラストを組み合わせてワイド化しています。

この現物合わせ加工に時間がかかりまして、こちら側だけで今週が終わってしまいました。

つづく

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