趣味人Tの伝言

日々の趣味活動についてご紹介

盛岡の転車台(復活後)

2022-11-09 01:47:28 | 転車台訪問

残念ながら2023年春をもってSL銀河の運行が終了することになりました。

キハ141系700番台の老朽化が理由とのことですので、C58はまだ活躍してくれると期待しています。

復活前は草が繁茂していましたが、SL銀河運行に伴い2013年に研修庫が建てられました。

外装は旧国鉄盛岡工場のレンガ車庫を模したデザインで素敵です。

線路は1線のみですが、天井クレーンや排煙設備、見学スペースなどが整っているそうです。

敷地と駐車場の間に見学通路が作られているので転向を間近に見ることができます。

この日はSL銀河の運転日ではありませんでしたが、私以外にも何人か訪問者がいました。

転車台はすっかり現役の佇まいとなりましたね。

ヤグラに付いていた安全標識は無くなりましたが、手回し棒が新たに取り付けられています。

牽引車は塗装変更されただけで見た目は変わっていませんでした。

窓枠が替えられたり照明が付いたり牽引車そのものが更新されたりする場所も多いので、原型を維持しているのは貴重だと思います。

外周線の横にあるコンクリートの土台のようなものが気になっていたんですが、配置的に牽引車の乗降ステップみたいです。対向する短い側線にも設置されています。

以前は確認できなかった銘板も読み取ることが出来ました。

1949年(昭和29年)汽車製造株式会社 すて20(20m級下路式、レール直接締結)

楕円形の銘板は1984年(昭和59年)仙建工業株式会社とありますが、改造を受けたのでしょうか?

桁の設計荷重を示すKS-14と記載があるので牽引車の銘板ではないと思うんですが…調査中です。

 

牽引車の反対側にも円周軌条を履くためのブラシが付いていました。

豪雪地帯の倶知安のものと比較すると可愛らしいサイズですね。

本線に繋がる線路が定位置なのは昔から変わっていないようです。

残念ながらまだ動いている姿を見ていないので、次訪問するときは必ず車両とセットで拝みたいと思います。

それにしても駐車場のアスファルトの解体の仕方が雑だなあ…

クリックお願いします

↓   ↓   ↓

にほんブログ村 鉄道ブログへ


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 豊洲駅と住吉駅の記録~地下... | トップ | 烏山線 大金駅 (撤去済み) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

転車台訪問」カテゴリの最新記事