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「洗濯物をたたむほどのことに人生はあるか」和田重良

2016-04-14 13:14:51 | 異議あり
〈 今週のことば 〉  

「洗濯物をたたむほどのことに人生はあるか」
    (詩人 ・ 山尾三省)

  2015年12月26日(土)東京新聞  和田重良 

 掃除や炊事、食後の後片付けなどの「生活」を
子どもたちと一つ一つていねいにしてゆくことを
「せいかつぎょう」と位置付けて、
そこに向き合うことを「行」としてきました。
 しかし、子どもたちのシャツやパンツ、
家内や自分の洗濯物を取り込んで「たたむ」となると
多少の惨めさや気恥ずかしさがわいてくるものです。
冬の日が山にすっかり入ってしまえば寂しさもあって
「こんなこと、いい大人がすることか」
と感じていたころにこの詩に出会ったのです。
 「そうか、洗濯物をたたむという人生があるのだ」
と知ってみたら、冬の陽光をたっぷりと吸い込んだ
子どもたちのシャツやパンツがとてもありがたい存在で、
一枚一枚たたんで仕舞うことが
「行」の根本だと納得しました。
以来「せいかつぎょう」の本質は
「人生が浮つかないためのものだ」と知ったのです。

   和田重良 (NPO法人くだかけ会代表)
----------------------------------------
以上、新聞からの引用です

うーーーーーん、とこの記事を読んで
何かの違和感を感じた私でした

まず、この詩を書いた人は男であるということ
そして、その言葉を「今週のことば」として取り上げ、
そこから得たものとして書いている筆者も
男だということ

まず、です
このことばの言っている意味って何だ?ということ
そうしたら、元の詩を見つけました
以下に引用します

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
洗濯物 山尾三省

    洗濯物をたたむほどのことに
    人生はあるか
    三年間かけて
    そんなことを考えていた


    この頃は
    もう考えない
    夕方
    よく乾いた洗濯物を取り入れ
    まだ陽の匂いの残るそれらを 正座して
    一枚一枚
    なるべく丁寧にたたんでゆく


    その日
    その秋(とき)の私の人生が一枚一枚たたまれて
    さわさわとそこに重ねられて


    山にはもう
    十三夜の月が出ているのだ

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
元の詩を書いた人(山尾三省)その感想を書いた人(和田重良)
どちらも洗濯物をたたむという行為をする故に
その思うところを書いています

で?
「洗濯物をたたむほどのこと」って、どういう意味でしょうか?
それが「惨めで気恥ずかしい」又
「物思うこと」を要することなのでしょうか?
そこに「こんなこといい大人のすることか」とか
「人生」とかいうことばが出てくることの「不快さ」です

はっきり言わせていただきます
「おんどりゃー、お前ら女をどこまで馬鹿にすれば気が済むのだ!!」

「いい大人のすることか」ですか
和田重良という人は、親の代からの教育者なんだそうです
へ~~~~~~~???

毎日のように洗濯物をたたんでいる女は
「いい大人のすること」ではない「惨めで気恥ずかしい」ことを
ずっとずっとやっている、やらされている?           
     
取り敢えず、ここまでにします
又続きを書くかもしれません
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