復興に向け

猫ライフ433日目。


ネット経由で日赤に寄付しようとしたら、リビアへの義援金も受付けていて、日本と中東がこんなところで並ぶ日が来ようとは思わなかった。復興というとイラクやアフガニスタンの話……そんな一種の思い上がりを叩きつぶす天災と原発被害なのでした。

とりあえず4月になると東京近辺ではいろいろ通常モードで動き出し、１ヒト３にゃんず世帯も変わらぬ日々を送っています。

相変わらず余震は来ますが、夜中のぐらりで私が布団からずるずる這い出して台所（玄関口）へ向かうと、にゃんずもぞろぞろ付いてくるようになりました。

日中は、揺れが大きいとたみぃもレオミランも押し入れに飛び込もうとするので、それをさり気なく妨害して、台所に全員集合を目指しています。


猫だんごin the chair

キャリーバッグで避難訓練もぽつぽつやっていて、たみぃは、バッグに入って運ばれたままアパートの回りを一周するのも悪くないと思っている様子です。ミランちゃんも、最近ではそんなに抵抗せずバッグに入ってくれます。

ところがレオは全然。バッグの中におやつを入れると食べにはいるし、普段はその辺に置いてあるバッグに入ってみたりもしているのですが、チャックを閉めようとするととたんに逃げ出します。今や一番でかい図体をしてるくせに、実は最もセンシティブらしいです。女子組の方が肝が据わってる。


抱き枕が大きすぎるミランちゃん

2週間前友人が来てくれた時も、ごろごろスリスリで甘えるたみぃ、食べ物につられるミランちゃんの陰で幻の猫と化していました。押入の奥で息をひそめているところを最後に一目だけ見てもらったんですが。

でも、最初は人が来ると逃げ隠れしていたたみぃが人前でゴローンするまでになったので、いつかレオミランもヒトフレンドリーになってくれることを目指し、お客さんを募集し続けようと思います。


レオのアクロバット寝


先週は息抜きに富士山を拝みに行ってきました。桜はまだつぼみの所が多かったのですが、咲いている場所も見つけました。



ヒトの世に何があっても春が巡ってくるのは無常を感じさせますが、なるべく普通に暮らし、でも備えは怠らず、そして節約に励んで少しずつでも被災地への寄付に回せるようにしようと思う今日この頃です。


被災地の動物レスキュー活動を行っている、「緊急災害時動物救援本部」でも義援金募集しています。