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ただいま冷温停止中! d( ̄ ̄;)

東京

2008-08-18 01:22:30 | 日記
♪ 最終電車で 君にさよなら
  いつまた会えると 聞いた君の言葉が
  走馬燈のように めぐりながら
  僕の心に 灯を灯す
                            東京/マイペース

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青春18切符(5回綴り)と「ムーンライトながら」


かつては「特急つばめ」が東京~大阪間を6時間かけて走っていた時代があったという。その後、東海道新幹線が3時間10分で走るようになり、今では2時間半を切っている。なんでも2025年には東京-名古屋間をリニアモーターカーが40分で運行する計画があるらしい。それでいくと東京-大阪間は60分もあれば十分か。便利な反面、ますます世の中の時間軸に加速がついてくるようで不安で仕方がない。
普段、東京へは仕事でちょくちょく行く。仕事となると早く着いて早く帰りたいもの。移動手段は、いつも「新幹線」を利用している。「飛行機」はリードタイムが長くて「新幹線」と変わらない。なので「新幹線」以外は考えたことはなかった。だから今回「夜行列車」で上京するなんて思っても見なかった。


『青春18切符』


ちょっと気恥ずかしいネーミングゆえか、その名前自体は聞き覚えあった。ただ、いったいそれが何物なのかは全く知らなかった。なにせ今どき死語になりつつある『青春』という言葉。それを臆面もなく冠する商品には驚きだ。どうせなら、もうひとつの死語候補『若者』も加えて、『青春18若者切符』としてくれれば、さすがのオヤジも使うことをためらったかもしれない。

それにしても『青春』という言葉が私は不憫でならない。なぜに今の時代『青春』という響きに気恥ずかしさとダサさが同居して、こうも毛嫌いされるのだろう。それに代わる適当な言葉があるのならまだしも、それすら見当たらないというのに。何ゆえか『青春時代』に不感症の十代、二十代、『青春デリカシー』にほろ苦さを覚える三、四十代、そして『青春デモクラシー』の青臭き五、六十代。まだまだ『青春』は死語にしないでほしい。『青春18切符』には、そんな願いがこめられているのか。『青春』と銘打ったJRの心意気に拍手しよう。この切符がある限り死語にはなるまい。

今回、ご一緒したY氏の勧めで『青春18切符』で乗ることになった23:19大垣発「ムーンライトながら」。Y氏にはそれ以外にもスローライフの極意をいろいろと教えていただいた。また、初めて使う『青春18切符』についても諸々教えていただいた。利用者年齢に制限がない事や、たった4600円で上京が可能であること。それに期間が限られていることも。「新幹線」と違って確かに時間はかかるけれど、こうして「スローライフ」な旅と思えば、むしろ長い時間、電車の旅をエンジョイできること自体が贅沢といえなくもない。

23:19大垣発~名古屋~大府~豊橋~浜松~静岡~沼津~熱海~横浜~品川~東京5:05着

月光を浴びながら「ムーンライトながら」はひたすら東上する。

(つづく)

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2 コメント

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  (いわほー)
2008-08-22 08:14:40
⇒tacocoさん
レス遅くなりました。
京セラのお返しとばかり、胸すく広島3タテ。
9月のラスト広島球場、青春RUNでしかと拝んできてください。
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青春~ (tacoco)
2008-08-20 20:59:12
9月の広島遠征はその切符で行こうと画策しています。
まっ、わたしだけ尾道あたりで途中下車して海岸沿いの絶景を走ろうかと計画しておりますが。
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