あかねの独り言 パート2

武蔵野を散策して出会った生き物や
四季折々の花達の記録です

ウスギモクセイ

2011-10-06 16:03:56 | 日記


雨の朝の水溜り
落葉がはらりと舞い降りた
雨は容赦なく落ちてきて 足元を濡らす



重たげにうつむいた白鳥は
大空を舞うことを夢に見る
いつか叶うでしょうか?



傘の中から見上げると
雨の雫が綺麗だった



いつも通る路だけど
ウスギモクセイがあることに気が付かなかった・・・
和菓子の練り切りで作ったようなぽってりとした
小さな花弁が寄り添って雨に濡れていた



街路樹は栃
太い幹に開いた穴
木屑が砂のように溜まり 栄養となって芽吹いた細い木が二本
何を好んで このような場所に実を落としたのだろうか?



ぽっかりと明いた穴から 垣根の低い木が見える
不思議な空間



垣根のドウダンツツジが真っ赤になってきた
秋本番



だけど・・・ソメイヨシノが数輪咲いていた



四季桜でもなく 冬桜でもない
春には花見で賑わう公園のソメイヨシノの一本
葉を落としてしまうと春と勘違いして
花を付けるという
誰も気が付かず ひっそりと咲いていた