仕訳の金額や勘定科目が間違っていなくても、勘定科目の残高がマイナスになることがあります。
例えば次のような場合です。
■前受けした売上代金を売掛金勘定で処理した。
マイナス残高を前受金勘定に振り替えることにより解消します。
≪借方≫売掛金
≪貸方≫前受金
■前渡した仕入代金を買掛金勘定で処理した。
マイナス残高を前渡金勘定に振り替えることにより解消します。
≪借方≫前渡金
≪貸方≫買掛金
少額なマイナス残高は、そのままにしておくことが通常です(特に月次決算においては)。
しかし、経営者や金融機関が「大騒ぎ!」することがありますので、適切な勘定科目に振り替えておきましょう。
もっとも、その振り替えた勘定科目の件で、経営者や金融機関が「大騒ぎ!」するかもしれません(笑)。
【余談】
このような些細なことが原因で経営者との関係が険悪になり、最終的には会社を辞める経理担当者もいます。
経営者は経理に無知であることがほとんどで、イレギュラーな金額や勘定科目があると「不正だ!」、「間違っている!」と決めつけてしまうこともあります。
ですから、このような場合には、いきなり試算表を見せるのではなく「今月は・・・」と一言断ってからにすることです。
例えば次のような場合です。
■前受けした売上代金を売掛金勘定で処理した。
マイナス残高を前受金勘定に振り替えることにより解消します。
≪借方≫売掛金
≪貸方≫前受金
■前渡した仕入代金を買掛金勘定で処理した。
マイナス残高を前渡金勘定に振り替えることにより解消します。
≪借方≫前渡金
≪貸方≫買掛金
少額なマイナス残高は、そのままにしておくことが通常です(特に月次決算においては)。
しかし、経営者や金融機関が「大騒ぎ!」することがありますので、適切な勘定科目に振り替えておきましょう。
もっとも、その振り替えた勘定科目の件で、経営者や金融機関が「大騒ぎ!」するかもしれません(笑)。
【余談】
このような些細なことが原因で経営者との関係が険悪になり、最終的には会社を辞める経理担当者もいます。
経営者は経理に無知であることがほとんどで、イレギュラーな金額や勘定科目があると「不正だ!」、「間違っている!」と決めつけてしまうこともあります。
ですから、このような場合には、いきなり試算表を見せるのではなく「今月は・・・」と一言断ってからにすることです。