写真のケーキは卒園を祝う為にバアちゃんが買ってくれたもの。
娘たちはイチゴは好きでも、ケーキはあまり食べないのに、なんで卒園でケーキなのかは良く判りませんが、とりあえずありがたいものです。
さてさて、金曜日に卒園式を終え「ひいちゃん」は長い春休みに入り、「ふうちゃん」と「みいちゃん」はそれぞれ幼稚園と保育園に出かけた月曜日のこと。
職場のアタシの携帯メールに、幼稚園からメールが届きました。
幼稚園では、緊急で保護者に連絡をする手段として携帯やパソコンのメールアドレスを登録するように通知を出します。今までは運動会が延期とかそんなメールだったのですが、"今日はなんだろう"と読み進めていくとなんと卒園式に出したお弁当で食中毒が発生した可能性があるというのです。
午前中に卒園式が終わって、午後の謝恩会までの間、教室には園児と保護者1名用の昼食が保護者会から用意されていました。
卒園児用にはおにぎり弁当。
保護者用には地元でも有名な料亭の折詰弁当。
有名料亭に一度は心が躍ったものの、冷えていたので飛びぬけて"おいしい感"もなく、"こんなもんね"と保護者代表であったアタシは食べ進めました。
中にはおかずを子供に与える親や、涙の卒園式の直後で食べきれずに持ち帰った親もおりましたが、アタシは「ひいちゃん」に卵焼きをあげた以外は男らしく完食していたのです。
そんな料亭の折詰弁当で食中毒の疑惑だなんて、そのお弁当を食べてから3日のアタシの身体にこれからどんな症状が現れるのだろうと戦々恐々と待ち構えるハメに…。
その月曜日の時点では、数十人に食中毒の症状が出て、保健所が調査しているという情報だけでした。が、なにかと反応のにぶいアタシの身体のこと。これからきっと下痢と嘔吐と発熱が始まるんだとビクビクしていたワケです。
でも、待てど暮らせど健康状態は悪化せず…。
火曜日には、幼稚園と市役所から症状が出ていないかと問い合わせの電話があったのですが、「まったくありません」と答える以外に無く…(しかも、完食しているのに!)。
木曜日には、地元の新聞に「ノロウイルスによる集団食中毒発生」と小さな記事になったのですが、当事者でありながら他人事のようでありました。
その有名料亭は、営業停止処分を受け、新聞に載ることで社会的制裁を受けているので、ココでは名前は伏せておきます。だってアタシの身体にはノロウイルスの盛りが少なかったようで、何とも無かったんだもん当然でしょ。
でも卒園児の保護者と教職員の200名がそのお弁当を食べ、94人が食中毒が発症しているという高確率にも当たらなかったアタシ。
健康でなによりですが、宝くじに当たらなくて当然ですわね。もう買うのは止めます。
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