民主党が大勝した。過去最高の議席数だという。
果たしてマニュフェストにあった子供手当てや高校無償化がどの程度現実になるのだろう。
やはり子供を多く抱える家庭は支出が多くて大変である。アタシんちだって、この第3子の出産に60万円弱の支出があった。帝王切開だから割高なのは仕方ないが、出産一時金を差し引いてもひと月の給与で足りないなんて、大変な支出である。
出産後だって保育園や幼稚園に預け . . . 本文を読む
退院の木曜日、翌日の金曜日とアタシは会社を休んだ。ズル休みではなく、配偶者が出産する際に取れる特別有給休暇というものがあるのだ。出産の日は夏休みを充てたので、退院に合わせてその有給休暇を使ったわけだ。
妻の実家から「大変だから静養に来なさい」とお声がかかる。何が大変なのか判らないが、実家に行けば静養できるくらいには大変さが緩和されるらしい。
こういう場合、アタシに行くとか行かないとかの決 . . . 本文を読む
退院した日の午後、妻と2人で出生届を出しに行った。
長女、次女の時は妻がまだ入院しているうちにアタシ一人で提出したのだが、今回は期日前投票も済ませてしまおうと2人で行くことにした。
出生届は何かと時間がかかる。小一時間見ていかないと落ち着いていられない。名前を確認して、母子手帳に証明をもらって、児童手当の申し込みをして、アタシの住む市でやっている「こども医療費助成制度」の申し込みをして . . . 本文を読む
我が家に帰ってきて、「みいちゃん」初めての夜。
母子同室であった妻からは「腹が減ると泣く」(当たり前だが…)と聞いていたので、泣くことはもちろん想像していた。
久々に親子みんなで雑魚寝。「みいちゃん」だけは枕もとのベビーベッドで眠りについた。
深夜1時過ぎ。ママが母乳を与えたが足らなかったのか「みいちゃん」がか細い声で泣きだした。ママが慌ててミルクを作り始めるが、すぐさま「ふうちゃん . . . 本文を読む
退院。「シャバの空気はおいしいねぇ」と3度目になるお決まりのセリフをママは言う。ベイビーの「みいちゃん」は初めての太陽に眩しそうに顔を歪める。
途中のミニストップでソフトクリームを買い、家に着くなりみんなで食べた。「みいちゃん」はおとなしく眠っていた。
次女「ふうちゃん」は「みいちゃん」を指差して『赤ちゃんだよ』って教えてくれる。アタシから見れば「ふうちゃん」も十分赤ちゃんなのであるが . . . 本文を読む
明日は退院の日。
ようやく娘たちとの戦争も終わる。と、いってもそれほど大きな問題もなく、ママがいないことを理解し、慣れてしまってからはそれが普通になっていた。
でもきっと娘たちの心の中では慣れていたのではなくて、我慢をしていただけだ。ただその我慢はこれからも少しは必要になる。ママが帰ってきたからといって「みいちゃん」が増えて帰ってくるのだから、甘える時間はそれほど無いのだ。
自分の中で . . . 本文を読む
「ひいちゃん」とママのお見舞いに行った帰り、車の中でのパパとの会話。
『パパ、雲がオレンジ色だよ』
『おひさまがバイバイってしてるからね~』
『なんであっちの雲だけオレンジ色なの?』
『おひさまは東から出てきて西にバイバイするからだよ~』
『どこにいっちゃうの?』
『ねんこねんこしに行くんだよ~』
『雲が動いてるよ』
『雲は風さんにフ~って飛ばされていくんだよ』
『 . . . 本文を読む
今日は「ひいちゃん」の3歳の誕生日。あいにくママは入院中でお誕生日会には参加できない。これから何年もお誕生日を迎えるだろうが、成人するまでの誕生日でママがいないのは最初で最後なのではないかと思う。
内向的な「ひいちゃん」。家では歌って踊って騒ぐのだが、知らない人の前ではとてもおとなしい。パパやママがいてもひそひそ声でしか喋らない。
今日はアタシと一緒に予約していたバースディケーキを取りに . . . 本文を読む
何で長女と次女でこうも違うのか…というほど次女「ふうちゃん」は自由奔放・暴れん坊。ジ~ジも手を焼くほど、我が強くて思うがままに生きている。
病院にお見舞いに行っても、長女の「ひいちゃん」はダメということはやらないし、大人しくしている。ママのベッドに上っても座って大人の言動を観察している。
それにひきかえ「ふうちゃん」はベッドの上り下りはもちろん、スリッパをおもちゃにし、冷蔵庫を開けろと騒 . . . 本文を読む
「ひいちゃん」の耳鼻科に2人で行き、ママの病院に寄り、ショッピングセンターでごはんを食べて、ゲームコーナーに行く。
夏休み中にも映画に行くなど2人で行動することも多かった。間もなく3歳で会話も一人前にやりとり出来る。
手をつないで歩いているとなんだか恋人気分だ。
普通の恋人と違うところと言えば、抱っこや肩車を求められることとトイレに一緒にいくことくらいか。
大きくなってもパパと2人 . . . 本文を読む
妻が入院してから下の子「ふうちゃん」は1階でバ~バと一緒に寝ているので2階ではアタシと上の子「ひいちゃん」2人で寝ている。
やんちゃな「ふうちゃん」がいないので、さぞかしゆっくり眠れるかと思いきや、毎日寝不足で眠い、眠い。
「ひいちゃん」が寝る時にDVDを見るというので付けてあげるのだが、今までなら途中で寝てしまっていたのに、妻がいなくなってからず~っと見ている。アタシがウトウトと眠り始 . . . 本文を読む
ひと月近く前になるだろうか。妻がホームセンターで大量の花火を買ってきた。大量といっても値段が高い訳ではない。全部が手に持つタイプの花火だからだ。しかし、いつもスーパーで買ってきているような薄っぺらな台紙に並んでいるようなものではなく、ちっちゃいバケツ程度の紙の器に200本は入っているだろう(線香花火も入れて)。この夏で遊び切れないのではないかと見た時は不安に思うほどだった。
妻が入院する前 . . . 本文を読む
三女が無事産まれたので、西松屋に行って命名紙を買ってきた。
さんざん迷走した三女の名前も、20もの候補の中、アタシと妻で点数を付け合い、上位の中から相談して決定していた。
命名紙に決定した名前を書いて、我が家に貼ってもらおうと家長であるジジに見せると開口一番『なんだか難しい名前だな』と不満げな様子を見せた。『親であるアタシや妻が決めたならそれでいい』と常々口にしているジジが不満を言うのは . . . 本文を読む
いよいよ三女誕生の日。美人三姉妹完成の日を迎えた。
とはいえ、昨日から妻が入院している我が家ではその誕生日ですら慌ただしい。
次女「ふうちゃん」は1階のバ~バとともに寝たが、昨夜は12時過ぎまで起きていて、朝は朝で6時過ぎには走り廻る足音が聞こえていた。
長女「ひいちゃん」はパパと2階で寝たのだが、起きたとたんに『ひいちゃんは? ママは?』と、前夜は把握していた状態を忘れていたようであ . . . 本文を読む
下の子「ふうちゃん」が久しぶりに夜泣きした。
ママがいなくなることを言い聞かせたからなのか、入院中はママと離れ離れになることを察したようで、寝つくかと思うと泣き、泣き止んだかと思うと泣き、入院することを言わなければ良かったかと後悔した。
そして、ママが入院のために車に乗り込むときにも泣いた。大声で泣いた。『あたちも連れていけ』とばかりに泣き叫び、ババを困らせて、結局病院まで連れていくハ . . . 本文を読む