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『ねじれた家』

2008-08-03 11:06:18 | 読書

2008  No.16  7/17~7/20



作者:アガサ・クリスティー(早川書房クリスティー文庫)

評価・・・★★★★★ 5.0



この作品もクリスティー自身が選んだお気に入り10作品中の1作です。
タイトルはマザーグースから引用されています。


ギリシャ移民の富豪の老人が毒殺された。状況から、犯人は家族しかありえない。老人の孫娘との結婚を望む青年は、彼女との結婚の障害を除くため、犯人探しに取り組むが、容疑者の決定的決め手がないまま、新たな事件も起きて・・・というのが作品のあらすじです。
これも『無実はさいなむ』と同様、家族の中で起きた殺人事件をテーマにしていて、ミステリというだけでなく、家族の物語としても読むことができます。
犯人は意外な人物で、初めて読んだときは結末にすごく衝撃を受けました。
今回は読むのが二度目だったので、違った視点から読めておもしろかったです。



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