Heart Beat

草なぎ剛くんのこと、読書記録など・・・気ままに更新♪(コメント&TBは承認制となっています)

海峡を渡るバイオリン

2005-11-27 20:24:00 | SMAP

昨年11月、フジテレビ系で放送されたスペシャルドラマ。
今回DVD化されたことに伴い、再び観ました。
世界的に認められ「東洋のストラディバリ」と呼ばれる陳昌鉉さんの手記をドラマ化した作品です。


<あらすじ>
日本の統治下であった韓国で生まれ育った陳昌鉉は5つの頃にバイオリンの音色に魅せられる。数年後、学校に赴任してきた若い日本人教師・相川との出会いで、昌鉉は再びバイオリンに魅せられる。
やがて、相川は出征し、父は他界。
経済的に窮した昌鉉は、韓国で中学に進学することが困難になる。
相川のような教師になることを夢見る昌鉉は、学費のかからない日本の中学に進学することを決意し、母を一人残して日本へ旅立つ。
苦労して、大学の夜間部まで進学し、教師を目指す昌鉉だったが、終戦後、韓国人は教職に就けなくなったことを知り、絶望。
そんなとき、再びバイオリンに出会った昌鉉は、バイオリン職人になることを決意し、日本のバイオリン制作者の元を訪ねるが、日本人でないことから弟子入りを拒否される。
なんとか頼み込んでバイオリン(ストラディバリウス)の型紙の写しを取らせてもらった昌鉉は、独学でバイオリン製作を始めるが・・・



やっぱり実話を基にしているだけに、ストーリーに力がある。
陳昌鉉さんの生き様にはただただ脱帽という感じ。
バイオリン製作に熱中するあまり、時には常軌を逸したような行動に出ることも。
初めて本物のストラディバリウスを手にして、その表面を舐めるシーンでの剛くん目は、鳥肌もんでした。(ミミズのシーンは別の意味でトリハダものでした・・・)
そのほかでは、赤ん坊の娘が高熱を出して生死をさまよう中、昌鉉と奥さんの南伊子(なみこ・菅野美穂ちゃんが演じてます)さんがぶつかり合うシーンは、二人とも本当に熱演。
この二人、‘いい人・草なぎ剛’というイメージを定着させたドラマ「いいひと。」で競演ずみ。この作品の中で二人は恋人同士の役。おとぎ話に出てきそうなほんわかにこにこカップルで、本当に二人とも可愛かったな~。
今回は、夫婦役。同じ夢を追いかけながらも、バイオリンに懸けるあまり、つい家族をないがしろにしてしまいがちな夫に対し、幼い娘の命が危険にさらされたときになって、妻がついに感情を爆発させるシーンは、本当にすごかった。
これに対し、昌鉉も初めて苦しい胸の内を吐露するんだよね。
二人の絶叫&涙には、本当に胸を打たれました。
特に菅野ちゃんの演技は、「菅野ちゃんはすごい」という知識はあったものの、「いいひと。」以外で彼女の演技をあまり見たことがなかったので、こんな表情もできるんだなぁ、と感心しました。
二人の演技を見て、お芝居ってすごいな、って改めて感じたよ。

このDVDは「ディレクターズエディション」ってことで、TV放送時にはカットされていたシーンが復元されてたんだけど、実はどのシーンかよくわからなかった(^_^;)
で、ネットで情報をもう一度チェックし、合点がいったという始末。
ダメダメな剛ファンだね。

でも感動する作品と好きになる作品とはまた別物ですから(爆)
私が好きな剛の作品は・・・また別の機会に書こうっと。




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