蒸し暑くて何もする気が起きないので、一番暑い昼下がりに床にごろごろしながら久々に音楽を聴いていた。僕のCDラックには、多分普通の学生が聴くようなのがあんまり入っていない。クラシックとか、もっと前の、古楽器の演奏とか、歌謡曲といっても大正時代のやつとか、そんなのがとりとめもなく何枚か積まれている。じゃあ最近の曲を全然聴かないかというとそうでもなくて、そういうのはレンタルしたり友達から借りたりしているので残らないんだ。
唯一の例外は、僕が一番初めに買ったやつで、まだ中学生になる前くらいに、小型犬の名前のグループの曲でドラマの主題歌につかわれてヒットした(ヘンな書き方だけど検索よけだよ)、そのCDが一枚だけある。
音楽は、特にそれがヒット曲だったりすると、その曲をきくと当時自分がやっていたことやその時いた場所、感じていた気持ちまでまざまざと思い浮かんでくるのがとても不思議な気がする。たとえばその最初に買ったCDを聴くと、当時一番仲の良かった友達とやったあれこれのこととか、そのとき一緒に見た風景とか、そんなものが空気の温度まで一緒に思い出されてなんだか切ないような気持ちになってしまう。
以前誰かに、人間の記憶っていうのは脳に必ず保存されているけど、大抵は思い出すことができないだけ、というような話をきいたことがあるけれど、もし全ての記憶が僕らの引き出しの中にしまいこまれているとしたら、音楽はその引き出しを開ける鍵みたいなものになるのかもしれないなあ。
>聴くと必ず涙が出ちゃう曲とかもありますよ
あー、そういうのもありますね。
曲自体が泣けるのと、
その曲が思い出させるものが泣かせるのと、
両方あります。
そういえば子供のころは、
子供のくせに悲しい歌とか短調の曲とかが好きでした。むしろ子供だからかな。
>行進曲
確かに元気がでますね。
行進曲やワルツは僕も好きです。
確かに音楽を聴いているうちに思い出が溢れてくる事がありますね。
夜寝る前に聴いたりすると、夢に出てきたりして
聴くと必ず涙が出ちゃう曲とかもありますよ
私の場合、元気が出るのは行進曲!
大好きなのは、ウィンナワルツ