イバラノツルヒコの華麗なる生活

ボンソワール、今夜も僕と素敵な話をしよう

妹に限って

2005-02-09 19:26:27 | Weblog
やあ、ごめんごめん、またすっかりサボってしまった。
どうも風邪をもらってきたみたいだ。なにしろ周り中みんな風邪っぴきなんだから嫌になるよ。

ところで、週末は久々に実家にかえってのんびりしてきた。
でもそこで僕としてはかなりショックなことがあったんだ。
今の炬燵に入ってテレビでもみようとしたら、そこに新しい毛糸玉と編み物の本があるのが目に入った。そういえば、僕らが子供の頃は、母さんが帽子やミトンを編んでくれたっけなあ。また久々に何か編んでくれるんだろうか。と、少し期待して(あ、ここで笑わないでね)母さんにきいたら、僕が予期しない答えが返ってきた。

「あら、それは華子のよ。バレンタインまでにマフラーを編むんだって」


僕はしばらく口がきけなかった。

あの華子が?

マフラーを編む?

誰に?

僕の様子をみた母は、まずいことを言ったと思ったのか、慌てて
「私が言ったってことは内緒にしてよ。あの子最近いろいろうるさいんだから」と
口止めしてきた。

いや、内緒もなにも…
そもそもあいつに編み物なんて出来たっけ?家庭科の宿題も満足にできないヤツじゃなかったか?だいいち、この前まで「男の子なんて乱暴でキライ」って言ってなかったっけ。

ショックをひきずったまま月曜を迎えた僕は、たまたま学食で一緒になった真理子女史(ノートの貸し借りをする間柄だ)にうっかりそのことを言ってしまった。彼女はあきれたように、
「あのねえ、華子ちゃんてもう高校生でしょ。好きな人も一人くらいできないほうがおかしいじゃない。いつまでも子供あつかいしているとそのうちとっとと嫁にいっちゃうかもしれないわよ」
とさらに僕を脅かした。(いや、本人は脅かすつもりじゃないんだろうけど)。

うん、わかってはいるんだけど。
やっぱり兄としてはショックなんだよ。
この気持ちってわかってもらえるかなあ。


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