雨の日は、どうしたって外にでるのが億劫になるから、普段よりも学食とかラウンジで知り合いに会う機会が増える。そんなわけで、今日は久々に友達と長話をした。
いつもより薄暗いラウンジで、思い思いの場所に陣取って、とりとめもなく話をしていると、時間と空間がここだけ世間から隔離されちゃったような、半分夢をみているような、不思議な気分になってくる。こういう感じが僕は嫌いじゃなくて、ついつい長居をしてしまうんだけれど。
すっかり暗くなってから家に帰る道すがら、こうやって冷たい雨に降られても、みんながちゃんと屋根とあたたかい飲み物と、語り合える人のある場所に帰れたらいいなあ、って思ったりしたんだよ。