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中島ブラザーズ ”弟”の「外で遊ぼう!」

近頃は日本海で、ヒラマサを追ってばかり。よって磯釣りや渓流釣りは休止状態ですが…。

2025年 春の経ヶ岬沖 ~その1

2025-05-10 12:30:00 | 船釣り・釣行記
■goo blog終了■

 18年以上にわたって、このgoo blogさんに掲載してきたが、11月18日に閉鎖されるとの知らせが入った。これから先はアメーバブログの中島ブラザーズ ”弟”の「外で遊ぼう!」Ⅱとして併記し、やがて完全移行してゆく。移行先は
なのだが、テクニカルな内容はnoteへ掲載して、申し訳ないが一部有料化してゆくつもりだ。有料化する以上は、これまで内緒にしていた事もドンドン記してゆくので、期待して(?)欲しい。(こちらの方は準備が整い次第報告するので、しばらくお待ち下さい。)
 
で、今回も釣行記。

■動き出す■

 タイトルに表れているが、ようやく開幕感が出た事を受けての春の経ヶ岬沖シリーズのスタートだ。

 4月も最終段階に入って経ヶ岬沖の白石グリでは、109cmが出たり、ブチ切られが出たりで、ついに小マサ以外のサイズが動き出したようだ。で、あるにも関わらず、一度荒天で日程を飛ばしてしまい、悶々とする中、何とか予約の空きに滑り込んで白石グリを目指した。
 乗船したのは舞鶴の伊佐津川河口左岸から出船している倉丸さん。舞鶴では人柄に加えてポイント選びでもボクが信頼する船長さんの一人である、倉橋船長が現地まで案内してくれる。
 実を言うと、ボクの白石グリでの最長寸と中~良型(75cm~95cmクラス)の数釣りレコードはこの船長さんの下で記録しているのだ。

■ロケット・スタート?■

 現着し、定刻の11時から実釣スタート。あれこれ考えつつ、流し始めた矢先の第一投目。それが56mに達した時点でいきなりアラームが鳴ってアタリをキャッチした。
 引き具合から「小マサかな?」と思ったが、これまで中心だったサイズよりもやや大きくて、75cm近い中マサだったので、「いよいよ季節が進んだな。」と実感し、当初は「このサイズが高活性なら、続いて…。」とほくそ笑んでいた。

●中マサくん●

 そかし、それは甘い考えだった。しばらく経って右隣で75cmほどのメダイが出てからは、火が消えたように今春に何度も経験している「沈黙の時間」がやってきた。そして、ポツリポツリとイサギが相手にしてくれるだけで何のドラマも起こらないままに時間だけが過ぎて行った。

■夕マヅメの追い込み■

 当日の傾向として上よりも底潮が遅い感はあったが、そんなにヒドイ感じもしなかったので、活性の低さには不思議な思いもあったが、やがて風と潮の向きが変わり始めてオマツリが多発し、とうとう船上の皆が頭を抱える始末となった。
 それを受けて午後3時半頃からは船長の指示の下、流し方に工夫をして何とかオマツリを回避しながらの釣りになったが、夕マズメを迎える頃になって、トモの方で大きなアタリがあった。見れば90cmクラスのメダイがゲットされていた。
 「こうなったらメダイでもOK」と心が揺れてしまったが、続いてのアタリを捉えたのもトモのもう一人で、それは何と98cmのヒラマサだった。

 こっちは気ばかりが焦りつつも、ずっとサシエサが盗られていたので、浮力を上げる方向で調整していたのだが、暫く経つとサシエサが残り始めた。
 「気配か???…。」と感じ取ったので、今度は徐々に浮力を落としていったが、一段階下げる程度ではサシエサは盗られなかった。
 残り時間が少ないので、いつもならここで大胆に浮力を落としてしまうのだが、この日は何となく「チビチビやっしてみよう。」と判断して流し始めた。
 ただ流すだけでは脳がないので、「途中で巻き戻しを入れてやろう。」と、考え、それを実践した。

 そしてついに160mに差し掛かった頃にゆっくりと加速してゆくアタリを捉える事に成功した。

 引き具合から、「やや大きめのメダイだろう。」と判断して口切れが起こらないよう、ソフトなやり取りを心掛けて、慎重に距離を詰めていた。そして無事にゲット。正体は予想通りの、80cmクラスのメダイだった。

●85cmのメダイ●

 状況が悪いながらも、ヒラマサとメダイがクーラーに収まった事で「ヤレヤレ何とか格好がついた。」と安堵していた。
 そして気づけばラストの時間帯に入ってしまい、残り時間は30分ほどになっていた。
 「この状況だとタナは変わらないだろう。」と思い、メダイを掛けたのと同じパターンで押し通していたが、「ラストから2流し。」のコールが出る中、今度はラインが120mに差しかかると、待望の急速逆転始まった。
 アワせた瞬間の「ズドンッ!」とした衝撃と、その直後の走りから、大型ヒラマサを想定して、極力ラインを出さないやり取りで距離を詰めて行った。
 だが、久しぶりの好敵手との対峙に、自分でも「やり取りがぎこちないなぁ。」と、少々不安を感じながらの展開だった。
 途中に何度も締め込んできた際のスピードやトルク感と、底から離れようとしない動きから想定が確信に変わった。やがてチラつき始めた姿から「メーター・オーバーは確実!」と確認し、ドラグを徐々に緩めながら、サミングを駆使して更に慎重に距離を詰めていった。
 そして決着がついて無事に玉網に収まった際には、実釣終了間際まで待たされた事と、船際での攻防の後でアドレナリンが出まくっていたので、雄叫びを上げていた。

●夕陽を浴びる、大型ヒラマサ●

 船上に横たわる雄姿にメジャーを当てると、個人記録的には歴代6位の112cmだった。メーター・オーバーとしては累計15本目だが、なにはともあれ「今年の白石はダメかも?。」と思っていた中で無事に出会えた事はこの上ない喜びだった。

 実感的にはようやくスタート地点につけた感があって、一安心。さてさて、今回以上のサイズが飛び出すか?。これからは気合を入れての釣行が続く。


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