とうとうやって来た玄達瀬の解禁日。好天に恵まれて意気揚々と現地へと向かった。
現着すると、解禁日に好調だったエリアは情報が漏れたのか、他船が集中してアンカーが入れられず、仕方なく別のエリアに入って釣ることに…。
そこでは急潮で苦労することが多かった経ヶ岬沖とは違って、緩やかで、「らしくない」スピードで潮が流れていた。
●100mあたり10分●
しばらく流してみたが、思わしくなくて移動し、そこでいきなり中マサをゲット。続いてマダイやイシダイも掛かってきたことからリーチ感はあったのだが、一番の引きはブリになり、ヒラマサは不発に終わってしまった。
●食ってみると、味は良かったものの…●
どうやらこの日のヒラマサは玄達瀬全体に散っている様子はなく、仕方無しに混雑ポイントに戻ってみると、空きスペースが出来ていたため、そこで仕切り直しになった。
一投目にマダイが掛かり、次いで94cmのメダイが続いて「今度こそ本命が…。」と期待をしたのだが…。
●目方は10kgクラス●
そこから潮が次第に緩みだし、それと共に海中から伝わっていた活性感が減り始めた。それ以降はポツリポツリと玄達レギュラーサイズのマダイ(65cm級)が相手にしてくれるだけで、アドレナリンが全く出ない時間帯が続いた。
そして最終段階では、サシエサがそのままで返ってくることも多くなり、稀に湧くナブラの中で、小魚を喰いそこねたブリが時折オキアミを拾うのみで、この日の釣りが終わった。
●キープ分のみ(リリース数は17~18本・枚)●
シーズンはまだ始まったばかりだが、「白石グリの傾向を引き継ぐ」という、ボクの推論は当たっているようで、今年はアベレージサイズが大きいようだ。「次回こそは!」と意気込む今日この頃だ。