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中島ブラザーズ ”弟”の「外で遊ぼう!」

近頃は日本海で、ヒラマサを追ってばかり。よって磯釣りや渓流釣りは休止状態ですが…。

またもや惨敗

2015-05-02 12:30:00 | 船釣り・釣行記
■中浜へ■

 今回はいつもの日本海41で、経ヶ岬沖へと向かった。とは言ってもチョっと早出して、いつもの白石グリよりも西にある、中浜沖へと一旦は向かうことになった。
 中浜沖は、ヒラマサの有望ポイントとして一部の釣り人から知られる存在だが、舞鶴方面からだと、白石グリがあること、やや時間がかかることから、白石グリで不都合のある場合の予備的に攻めるポイントになっている。
 「何故、今回は中浜沖からなのか?」
 今年も、無事ヒラマサの回遊が確認されたこともあって、白石グリではポイントの争奪戦が激しく、外すと貧果になる可能性があることから、この中浜沖で試し釣りをしてから、その様子からこの日のプランを組むという目論見だったのだ。

 いつもより早く出船し、一路中浜沖へ。期待を膨らませ、久しぶりに経ヶ岬を回り込んだ海域へと踏み込んだ。

●経ヶ岬●


 「活性の高いヤツをパパッと狙い、その手応えで判断して居残るか、白石グリへ転戦するかを判断する。」と、当初から考えていたため、最初が肝心と釣れ始めに大きな期待をしていたが、小一時間竿出ししても、それに応えてくれるヒラマサは無かった。
 気付けば地元中浜港からの船が周囲に集まり、釣りを始めていたものの、確認する限りヒラマサは中サイズが1本出ただけのようなので、早々に、より大型の回遊している白石グリへ転進することになった。

●中浜沖の地元船●


■白石グリへ■

 さてさて、いつもの白石グリへと戻ったわけだが、午前11時の入漁時間には各地からの釣り船が大集結し、ポイント争奪戦が始まった。幸い、我が日本海41は良いポジション取りに成功し、仕切り直し釣りが始まった。

●白石グリの各船●

が、しかしである…!

 潮流は西からほどほどのスピードで流れていて、ベストに近い状態であったが、本命はおろか、エサ盗りまでもが何故か殆ど口を使わない状況だった。
 そんな中であっても、終始我慢の釣りを続けていたが、たまにツバスのお兄さんクラスが竿を曲げる程度で状況が好転する様子はなかった。
 そして、不調の原因であろう事態が目前に迫ってきた。それはバス釣りで言うところの「ターンオーバー」の様だった。
 ターンオーバーを簡単に説明すると、「暖められたり冷えたりで表層の水と低層の水の比重バランスが変化することによって、対流が起こって湖の水が入れ替わる」ことだ。現実に湖の場合と同じ事が海でも起こるのかは素人のボクには判断できないが、毎年、春本番頃の一時期になると、日本海では普段は海底に積もっているプランクトンの死骸のようなモノ(見た目には、モロモロとした澱のようなモノ)が漂い始める。それは、始めは緑色をしているが、腐り始めると黄色から赤へと変化し、臭いを出しつつ赤潮のようなモノへと変化する。
 経験上緑では魚が食うことも多いが、赤になると極端に食いが落ちるように思う。そして、当日はこの緑から始まって、最終的には赤みがかった黄色(=オレンジ)へと変化していたのだ。
 結局当日は、緑色でツバスが食い、黄色が来ると食い気が全く無くなるということが繰り返されていた。そして終了約1時間前、潮が緩んで底潮の動きが変わったタイミングで、浄財として1日エサを撒き続け、ご奉仕したことに対する“海からの御利益”があったのか、ようやくアタリが出るに至った。

●チョっとだけ曲がる竿●

 しかし、相手はヒラマサではなく、マダイだった。

●50cmほどのマダイ●


 後に、カスゴクラスの真鯛を釣ったが、そこでタイムアウト。失意のままに1日が終わった。

 各船の、予約の空き具合からして、残るチャンスは1回。ふられてばかりの状況は打開できるのだろうか?。
コメント
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