どきどきワイン熟成中!

不定期ですがワインの熟成度合いもティスティングしていきます。

■Vol,01 2010シャルドネ アンウッディド

2011年03月16日 11時57分54秒 | ・シャルドネ アンウッディッド
とってもフレッシュ&フルーティー
幸せになれる香りと癒される味わいで女性に大人気!



■キラキラと輝くレモンイエロー
キラキラと輝くレモンイエローをしていて、クリアーな色合いです。グラスのふちに微炭酸がのこり、爽快な印象を受けます。また、グリーンのニュアンスも感じないので、見た目からでもブドウがよく熟していたことが伺えます。

■とっても華やかで清々しく、癒される香り
清々しい青リンゴを連想させられる香りが第一印象。グラスを回すと黄色い柑橘系の果物やパイナップルなどの甘く華やかな香りが立ちます。さらに、ミントやライムのような青々しい爽快感ある香りが次々に顔を覗かせます。とっても華やかで清々しく、癒される香りです。


■熟した和梨を連想させられるフルーティーな味わい
心地よい甘さと爽やか酸味が口いっぱいに広がり、とてもフルーティーなファーストアタック。甘すぎずキレのある味わいですので、口あきない印象です。熟した和梨やグレープフルーツ、温州ミカンを連想させられます。また、余韻も長く、舌に残る酸味が味わいを引き締めながら良いアクセントを奏でています。


■熟成も楽しみです。
今年のアンウッディドは、フルーティーさと味わいのバランスが絶妙なので、今から半年から1年ほどが最もフレッシュ&フルーティーな状態で楽しめると思います。1年を過ぎると酸味の角がとれ、まろやかになりはじめると思います。まろやかさと甘さが2年後、3年後どのように変化するのか、熟成も楽しみです。

■適温は8℃~12℃の間で楽しめると思います。
料理によって温度を変えてみると、とても楽しいワインになりそうです。甘口を好む方には、冷やしめの8℃前後で。辛口が好きな方であれば12℃ぐらいの高めで。幅広く楽しめるワインだと思います。


合わせる料理としては、旬魚のカルパッチョや旬野菜のテンプラを塩で!また、食材の味わいを楽しむような和風だしベースの鍋、しゃぶしゃぶやちょっと贅沢に、伊勢海老の刺身。海老の甘味との好相性をみせそうです。素材を軽く味付けして楽しむような前菜料理と好相性を見せそうです。

■Vol,01 2010マスカット・ベリーA エステート

2011年03月16日 11時31分26秒 | ・マスカット・ベリーA エステート
完熟ブドウの魅力が奏でる深い味わい
華やかな香りと上品な酸味とタンニンのバランスが絶妙!



■淡い赤紫色
淡い赤紫色をしていていますが、軽やかなイメージと深みのあるイメージ両方を見た目からも感じます。グラスを傾けると赤のグラデーションの中心部分からは、若干の黒みも感じる魅力的な色合いです。

■ベリー系の香りを中心に上品な香り
チェリーやカカオのような甘い香りに、ベリー系の香りが重なりあって、心地よい香りです。さらに、スミレのような花の香りが立ち、上品な香りを演出しています。終盤にかけて、ニッケ、乾いた落ち葉のような香りにも感じ、複雑で清々しい印象を受けます。


■上品な酸味と柔らかいタンニンが絶妙
しっかりとした果実味が口の中で心地よく広がります。さらに、キレのある酸味と上品なタンニンがバランスをとりながら味わいをまとめています。酸味とタンニン、アルコールのバランスが良く、ボディーをしっかり構成しています。ブドウの個性を満喫できる味わいで、余韻も綺麗で長く楽しめます。


■3年から5年はしっかり熟成しそうです。
果実味がしっかりしているので、熟成にも期待できそうです。現時点でも十分楽しめる状態に仕上がっています。このワインが1年経つと柔らかいタンニンがどのように変化してくるのかがとても楽しみです。素直に良い年の果実の個性がでているので、3年から5年かけて良い熟成をしていきそうです。


■適温は12℃~15℃の間で楽しめると思います。
冷やしすぎるとワインの個性を半減させていましますので、やや高めで楽しむと香りも味わいもより深く楽しめそうです。鶏肉の醤油ベースの煮物、濃すぎないソースで食べるステーキをレアで、鳥肉、牛肉のタタキ。さらには、シンプルなトマトベースのパスタとも相性がよさそうです。