義父の家に
義父はまるで眠っているように綺麗な顔だった
義母は甥っ子に迎えに来てもらい
家にいた
末っ子、次男はわかったものの
私については「知らん人や」と 背中を向ける義母
義姉が義母の頬をなでたのを
叩かれたと勘違いした義母
睨みつけ「たたいた」と言う
しかも
叩いたのは私だと思ったみたい
義母に指一本触れていないのに
きっと
義母の本音なんだと思う
私は義母にとって「憎き相手」なんだから
「じぃちゃん仏さんになったよ」と次男に涙して訴える
あのね
両親を亡くした私に「泣くな、みっともない」って言った人が
泣いている
不思議な気持ちだった
義父はまるで眠っているように綺麗な顔だった
義母は甥っ子に迎えに来てもらい
家にいた
末っ子、次男はわかったものの
私については「知らん人や」と 背中を向ける義母
義姉が義母の頬をなでたのを
叩かれたと勘違いした義母
睨みつけ「たたいた」と言う
しかも
叩いたのは私だと思ったみたい
義母に指一本触れていないのに
きっと
義母の本音なんだと思う
私は義母にとって「憎き相手」なんだから
「じぃちゃん仏さんになったよ」と次男に涙して訴える
あのね
両親を亡くした私に「泣くな、みっともない」って言った人が
泣いている
不思議な気持ちだった
