下の子が小学校へ入りホッとした頃だった
義母はよく我が家に義父と泊りがけで来ていた、庭の手入れやらしてくれ助かった。
その頃、専業主婦だった私は義両親が来ると自然一日中顔を突き合わす事になる。
義母は話好きな人で
時に自分達の自慢話が多く、それはそれで別に聞き流していたのだけれど
ある日「義兄の会社が大きくなったのは義姉の力あってこそだ、義兄だけだったら成功はしてない」と義姉の自慢を始め
母親としての気持ちはそうだろうと笑顔で聞いていた。
「義姉がな、○○(パパの名前)も結婚する相手が違っていたら、うちより大きな仕事しとんのにな、嫁にする相手で男は出世するから」と言ったとか
なにもそれを私に聞かせなくてもと苦笑いしつつ、いつもの事って思っていたが
次の言葉で胸が詰まった「ほんまになぁ、あんたと結婚したばっかりに○○(パパの名前)
は可哀想や、頭も性格も良い子なのに、もっと幸せになれとんのに」って
それは母親が息子を思う気持ち
わからなくはない
が何も本人に言わなくたってと
言葉なくし、それから義母を見ると
「今も私と結婚したせいで息子が幸せになれなかったと思っているのだろうか?」等と
ふと頭をよぎる
義母に「あんたを嫁にして良かった」と言う一言が聞きたいわけではないが
私の存在そのものが「悪」のようにとらえられていた、今も義母はそう思っているのだろうか?
せめて義母が死ぬ時は「息子には嫁がついてるから安心だ」と思って旅立って欲しいと願う、パパはどう思っているのだろうか?
義母はよく我が家に義父と泊りがけで来ていた、庭の手入れやらしてくれ助かった。
その頃、専業主婦だった私は義両親が来ると自然一日中顔を突き合わす事になる。
義母は話好きな人で
時に自分達の自慢話が多く、それはそれで別に聞き流していたのだけれど
ある日「義兄の会社が大きくなったのは義姉の力あってこそだ、義兄だけだったら成功はしてない」と義姉の自慢を始め
母親としての気持ちはそうだろうと笑顔で聞いていた。
「義姉がな、○○(パパの名前)も結婚する相手が違っていたら、うちより大きな仕事しとんのにな、嫁にする相手で男は出世するから」と言ったとか
なにもそれを私に聞かせなくてもと苦笑いしつつ、いつもの事って思っていたが
次の言葉で胸が詰まった「ほんまになぁ、あんたと結婚したばっかりに○○(パパの名前)
は可哀想や、頭も性格も良い子なのに、もっと幸せになれとんのに」って
それは母親が息子を思う気持ち
わからなくはない
が何も本人に言わなくたってと
言葉なくし、それから義母を見ると
「今も私と結婚したせいで息子が幸せになれなかったと思っているのだろうか?」等と
ふと頭をよぎる
義母に「あんたを嫁にして良かった」と言う一言が聞きたいわけではないが
私の存在そのものが「悪」のようにとらえられていた、今も義母はそう思っているのだろうか?
せめて義母が死ぬ時は「息子には嫁がついてるから安心だ」と思って旅立って欲しいと願う、パパはどう思っているのだろうか?