すわる派
今朝から風が強くて寒いので、集合しています。
おかあさんは眠いらしいです。
眠くても、もはやおかあさんの寝る隙間はありません。
いや寝せません、なぜならアタシはオヤツが欲しいからです。
何をくれるんでしょう、おかあさん。
じゅるり。
うるさい、って口とじられたなりっ。
※ 朝食風景
収穫したキャベツの硬い外側の部分をミルフィーユにして土鍋蒸し。
ミンチにゴボウをいれて最後に餡をかけました。
黄鶯睍睆ですね、おかあさんは相変わらず遊んでくれません。
2022年の黄鶯睍睆の始まりにボクは寝屁がバレ。
2023年の黄鶯睍睆の始まりも同じく寝屁がバレ、
2024年の黄鶯睍睆の始まりの昨日、さすがに寝屁はしていません。
ただ黄鶯睍睆の始まり、おかあさんは起きるなりブナ姉さんを嗅いでいました。
ブナ姉さんお腹がユルユルだったようです。
おかあさんは、朝の暗いうちに電気もつけずユルウンコの片付けをしたのが失敗でした。
ウンコを拭いたと思ったら、ウンコを拭き伸ばしていたのです。
ユルウンコ掃除がおわると、おかあさんはグッタリ。
まだおかあさんが寝ることが多いのでボクも横で退屈ながら寝ています。
ウグイスまだ鳴いていませんが、近くの梅の香りがベランダへ舞いこんできます。
梅の香りでウンコの匂いも消えます。
アタシは梅の香りでウンコの匂いは消えないと思います。
※ 朝食風景
島の周りの豆まきが終わりました。
海のうえに豆がプカプカ浮かんでいます。
豆が島へザブンと流れついたり
流れついた豆がゆったり離れたり
ときどき島へ来る鳥が海に浮かぶ豆をつついています。
島は豆の物語をゆっくり眺めながら春を待っています。
冷たい雨に豆が濡れ明日はふやけ砕けて立春となり
シメジの鬼は歯周病。
年齢的に根治治療は難しい。
だが年齢に劣らぬ女の妖艶さは変わらない。
劣らぬ妖艶さを漂わせるため、きっと福を呼び寄せる。
ブナの鬼は今朝からの下痢と今年も不安症。
脇に挟まり気分を落ち着かせようと自分で努力している。
そんな子には、きっと福の加勢がくる。
虎松の鬼は、もちろんエイズ。
この飄々と欠伸する男に鬼が寄りつかないだろう。
可愛さのあまり福の母性をくすぐるかもしれん。
おかあさんは、こちらから福を捕まえに行くしかにゃいっ。