昨日は私自身も瀬戸際で、明け方まで試験勉強をしていたのですが、風呂に入って三時間ほど寝てから出社するかと思いNHKを眺めておりましたところ、「稚内沖西北西110キロに着弾」と出たのには大変驚きました。一昨日は合衆国230年目の独立記念日。随分なご祝儀だなと思いつつ画面に見入った次第ですが・・・・
＜ぼろぼろな日本＞
何がおもしろくてテポドンを撃つのだ。
アラスカまで届くと聞いていた割には、
飛距離が短すぎるぢゃないか。
利尻島や礼文島にあんまり近すぎるぢゃないか。
小沢代表が訪中しているのにこれではその話題も吹き飛んでしまうぢゃないか。（ｂｙ民主党）
国民感情があるから経済制裁くらいは匂わすだろうが、
中国や韓国もＥＥＺを侵犯してゐるぢゃないか。
身も世もなく燃えるどころか遺憾の意しか言わないぢゃないか。
ホワイトハウスが今にも言葉を発するのを待ちかまへてゐるぢゃないか。
今日は独立記念日でアメリカは休みぢゃないか？
これはもうなるようにしかならないぢゃないか。
金豚よ、
もう止せ、こんな事は。
高村光太郎の『ぼろぼろな駝鳥』という詩を頭に浮かべつつ「ワッカナイ、テポドンキタル、オッカナイ・・・・」と知人に打電（？）して一眠りすることにしました。（帰宅したら着弾地点が大幅に変わっていましたが・・・・）
◆社説 北朝鮮のミサイル発射に強く抗議する(日経)
◆北朝鮮、ミサイル開発即時中止を・日本が安保理決議案（日経）
◆韓国調査船、竹島周辺から離れる（日経）
◆Press Briefing by Tony Snow（ホワイトハウスHP）
今回の＜ミサイル乱射事件＞は中韓両国にとっても不本意な事態だったのではないでしょうか。六カ国協議への復帰を促すべく昨年来北朝鮮との接触を続けてきた中国は、ミサイル発射を阻止出来なかったことで影響力の限界（北朝鮮内部もゴチャゴチャしているのでしょうが）が露呈した格好となりました。合衆国に対する北朝鮮カードの弱体化と米側の圧力が強まるとともに、弾道ミサイル防衛や米軍再編といった日米軍事融合化への大義名分を与える（中国自らが「瓶の蓋」としての日米安保のフレームワークをぶっ壊す形になりますね）ことにもなります。台湾側も10年前の海峡危機が生々しくよみがえり、対岸のミサイルに対する警戒を改めて強めることでしょう。
一方、今日の日経朝刊では「盧武鉉政権は竹島問題を歴史問題ととらえ、反日感情を使って政権の維持を考えているように見える。日本側は竹島問題は歴史問題ではないと考え、話し合いによる解決を一貫して求めてきた。盧政権のこれまでの姿勢は、問題を話し合いで解決しようとする日本を敵視する。一方、6カ国協議という話し合いの場に出ることさえ拒否し、核・ミサイル・拉致問題を解決するそぶりすら見せない北朝鮮には融和政策をとる」といった盧武鉉政権への強い批判が目立ちました。昨日の海洋調査に関しても、「日本の反発を覚悟して北朝鮮のミサイル発射と同じ日に調査を強行した」確信犯と言わんばかりですが、「南北が同時に日本に強硬に迫っている」という印象を日本政府や国際社会に与えるのは韓国にとってプラスに作用するとはとても思えません。「領土問題が絡み国民が結束しやすい対日外交」というのも大概にしておくべきでしょう。（日経が中国に全く言及していないのはバランスを欠くと思いますが、今日の盧武鉉政権への批判トーンはいつにないものだったような・・・・）
テポドン２の発射を「失敗」と見なす合衆国は、米本土への事態急迫ではないという判断に立ち（日本本土には事態急迫なのですが・・・・）、さしあたって外交的解決を目指す方向なのでしょう。現時点の日本としては、「ミサイルも色々、制裁も色々」という姿勢を示しつつ、「国連の中心で安保理を叫ぶ」しか手立てはないのでしょうが、国内に潜伏している北朝鮮の工作員（スリーパー）によるテロ行為等も懸念されるところです。（ロンドン市民と違って日本人はこういうのはてきめんに弱いのではないか？）
戦後初の大量拡散兵器の襲来には憲法９条も核の傘の何れも無力だったな、という虚無感にさいなまれる思いもいたしますが、まぁ、出来得る限りの外交努力を続けていれば、何処か同情してくださる国はあるでしょう・・・・
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昔米国で日本車が燃やされたのを見てかなりショックを受けました。その米国が今一番の考えを共有できる相手ですが、今後韓国ともそのような日が来るのでしょうか。
燃やすための旗はどんなところで売ってるんでしょうね。店自体焼き討ちにあいそうな気もしますが大丈夫なんでしょうか。
まぁしかし拉致被害者が初めて戻ってきたころ、北朝鮮は冬を越せないなんて言ってた政治家がいましたが、あれから何度冬越しに成功したんでしょ。
中露が支援してるからなんでしょうけど、そういう国にとっては北の存在は何かの役に立つってことなんですかね。８９３世界のチンピラのようなものなのかな。
金正日は知らなかった（by 金さんの料理人）とかいろんな解説がテンコ盛りで、どれを聞いて良いのやら。
でも結局のところ日本もアメリカも何の手出しもできなかったということなんでしょうかねぇ。
火事場泥棒のような韓国も腹立たしく、あのとき谷内さんが妙なことをしないで調査船を出していればとも思うワケで・・・。
ありえない。北朝鮮にとって最も嫌いなのは中国なんだから。
中国に北朝鮮に対する影響力などないよ。
北朝鮮がどうしていまだに鎖国しているかというのは、隣の中国の浸透を嫌がっているからに他ならない。
本質的に反中国という点では、ベトナム、台湾、北朝鮮は同じなの。
>日本や米国の出方や能力を見ているのであるという解説を読みました。
これって、中朝関係の本質をわかっていないアホの見方。
>金正日は知らなかった（by 金さんの料理人）とかいろんな解説がテンコ盛りで、どれを聞いて良いのやら。
金正日は全権を掌握していることは確かでしょう。権力層の分裂があるという情報は、金正日自身が意図的に流しているのかしれない。
いずれにしても北朝鮮はきわめて特殊な閉鎖的な国家だから、誰も真相はわからん。
>でも結局のところ日本もアメリカも何の手出しもできなかったということなんでしょうかねぇ。
どうかなあ？これだけ日本の新聞も大騒ぎしたんだし、日本や米国を騒がせたというだけで、北朝鮮は満足なんじゃないか？
>昔米国で日本車が燃やされたのを見てかなりショックを受けました。
20年位前は派手にやってましたねぇ。私自身はメリケンってDQNだなと思うとともに、「悔しかったら日本でも売れる車を造ってみろバーカ！」と思いました。（爆）
流石にそれは〝怪説〟ではないでしょうか。露中にとって何のメリットもないでしょう。
陰謀論の類好きな人はとことん好きですよねぇ。ahoo!で出てくる田中何チャラという元共同の記者も結構そんな印象がありますが。（汗）
>憲法９条も核の傘の何れも無力だったな
プロ市民団体ってホントクソの役にも立ちませんね。これでお里が知れました。
アメリカも自分とこまで落ちないと分かればマジにはなってくれないのでしょうか？ま、半島に石油はなさそうですがｗ
何のための米軍かなとも思いますねー。
てか、北朝鮮の建国から今日までの過程を見ればロシアが影響力を持っているというならわかるが、「中国」なんて出てくるのは、北朝鮮のことがまるっきりわかっていないアホだね。
北朝鮮に中国の影響力があったら、北朝鮮なんて国はとっくになくなって中国の一部に吸収されとるわい。
単に共産国家だから同じだというのは、頭が悪すぎる。
もっとちゃんと考えろといいたい。
http://news.chinatimes.com/Chinatimes/newslist/newslist-content/0,3546,110505+112006070700075,00.html
2006.07.07 中國時報
大陸專家：解決北韓問題 中國不是關鍵
徐尚禮/北京六日電
北韓領導人金正日在美國獨立紀念日試射多枚飛彈，不僅令東北亞局勢陷入緊張，也讓北韓的「友好盟邦」中國感到為難、尷尬甚至有些生氣。中國國際問題專家認為，無論就解決北韓試射飛彈或發展核武問題，中國不是主角，主角是美國，中國只能從旁協助。
北京人民大學美國研究中心主任時殷宏說，中國為難的是，北韓試射飛彈肇因於美國對北韓實施經濟制裁，以及布希政府在去年北京第四輪六方會談達成六點共識後繼續譴責北韓。在北韓看來，等於做了讓步還遭受不公平待遇。
老美引爆 為何要中擦屁股
時殷宏指出，這次飛彈試射，北韓內部事先進行動員宣傳，可說是謀定後動，其目的就是要向美國示威， 但中國受到牽連。中國總理溫家寶要求北韓要克制，中方私下也勸說北韓要冷靜以維持朝鮮半島穩定。不料，北韓突然連續發射飛彈，連中國也吃了一驚。令中國為 難的是，如果聽從美國要求，動用各種外交資源或影響力要北韓服從國際壓力，這等於美國製造麻煩，要中國來解決。
他指出，中國有些尷尬、生氣可以從中國駐聯合國大使王光亞表示，如果安理會通過批抨北韓的決議，但在不傷害北韓的前提下，中國可以贊同。這反應中國官方對北韓這次試飛彈的立場。
時殷宏說，美國希望中國向北韓施壓，但現在誰也制不了北韓。中國向來對北韓有承諾性援助，如果中國 切斷援助，從長久以來對北韓的綏靖政策改為強硬政策，不僅會引起北韓反彈，可能引發北韓政情不穩，中國內部也會有所爭議。因此，如果中國真的進行「施 壓」，頂多是把對北韓援助的拖一拖罷了。
他指出，只要北韓內部不亂，金正日統治穩固，試射飛彈就可能告一段落。就這次試射飛彈而言，極可能因為美國對北韓態度強硬，導致北韓內部主張透過六方會談解決外交問題的溫和派失勢、噤聲。相對的，一些強硬派抬頭，其強硬主張得以付諸實施，例如發射飛彈。
北京立場 僅止於協助美國
時殷宏表示，包括中國在內，誰也對北韓內部情況不是很了解。因此，中國副總理回良玉及副外長武大偉十日到北韓訪問，原本要談中朝友好、六方會談等問題，現在可能馬上要面對飛彈危機。
北京清華大學戰略所所長楚樹龍也說，北韓試射飛彈是美國引起的，而北韓是獨立國家，中國為甚麼要 「制裁」北韓。他認為，比起中國加入國際行列對北韓實施「制裁」、「施壓」，中朝友好關係更為重要。而無論北韓的核武問題或是試射飛彈危機，中國的立場僅 止於協助美國解決。真要徹底解決問題，關鍵在於美國。
楚樹龍去年四月曾參加在東京舉行的東北亞合作對話會議（NEACD）。他指出，當時北韓代表外務省副相金桂曾表示，把美國凍結北韓的資金解凍，北韓就會進行有關讓步，包括重回六方會談，否則北韓會有強硬後續反應，但當時美國不為所動，悍然拒絕。
楚樹龍認為，美國二○○五年凍結在彙業銀行（BDA）的北韓二千四百萬美元資金，加上外交作風強硬等作為，才是導致北韓這次試射飛彈的原因。因此，美國要求中國出面解決，或者向北韓施壓或裁制，有些強人所難，「因為主角是美國，不是中國」。
http://www.melma.com/backnumber_45206_3265992/
北朝鮮が中国の経済植民地で・・・、と書いてありました。
まあ、中国もロシアも陰謀の国なんで気味が悪いです。
「ミサイル」が韓国側に向いていることを忘れているかのような反応を示す人もいますしね（世代によって世論が反北と親北に割れているようですが）。
レームダックのノムが今後どんな手（反日以外ないでしょうが）を使うのか興味深いところです。