私の「認識台湾」

個人的な旅行(写真)の記録を主眼としつつも、実態は単なる「電子落書き帳」・・・・

日本「世界に良い影響」、独と並びトップ:BBC・読売調査

2008年04月03日 | 極東情勢(日本とその周辺)

「日の丸・君が代に反対」する有名なカリスマ(?)アカ教師(依存症の独り言様)がいるらしいですね。こういう輩の存在が中学受験が過熱する一端ともなっている訳ですが、多感な時期をどういう環境で過ごすかは重要な選択だと思います。まぁ、しかし私立を目指すにはそれなりに金がかかる。受験対策の塾通いだけでも、小六の一年で百万位の見積もりじゃないでしょうかね。夏のボーナスがそのまま夏期講習の費用に、という家庭も多いと思いますが、報道によると今夏は概して渋いようで・・・・

◆日本「世界に良い影響」、独と並びトップ…BBC・読売調査(讀賣)
◆Global Views of USA Improve(World Public Opinion) 

↑メリケン合衆国への否定的評価が北朝鮮のそれを上回っている件・・・・

<Japan remains one of the countries with the most positive ratings, though this year it comes a close second to Germany. Among the tracking countries, on average a majority (56%) views Japan's influence in the world as mainly positive, while one in five (21%) view Japan's influence negatively (statistically unchanged from 2007). Twenty-one countries give a positive rating, while two give a negative rating (two neighbours: China and South Korea) and one country is divided (Mexico).>
(日本はもっとも肯定的な評価を受けている国の一角であり、今回の調査ではドイツに僅差の二位となった。調査対象国の過半数(56%)が日本は世界に概ねよい影響を与えていると回答しており、好ましくない影響を与えていると回答した割合は5分の1(21%)である。(07年から変化なし)21か国が肯定的な評価を下す一方、否定的に評価する国は2か国(中国、韓国の隣国2か国)であり、評価が拮抗する国は1か国(メキシコ)である)

gooのランクで上位だった報道ですが、まぁ、こういう調査では概ね先進国が上位にランクされるのではないでしょうか?それだけの影響力があるのが先進国の先進国たる所以でしょうし、世界によい影響を与えているが故にそのポジションを占めているのだと思います。今回の調査では日独がトップタイとのこと(〝得失点差〟で二位というのがBBCの見解のようですが)ですが、それでも国連から多額の分担金だけふんだくられ、敵国条項を未だに突きつけられている身でお互い哀しいですね。やはりマケイン大統領に国連をぶっ壊してもらわんといかんなと改めて思う次第で・・・・
日本をネガティブに見る国──誰しもその結果が読める話でコメントの余地はありません。もはや蚊に刺された程度も気にならない人が多いでしょう。
それにしても、こういう調査から台湾がハブられているのは遺憾に思います。

<The largest increases in positive views of Japan can be seen in Australia (70%, up from 55% in 2007), Egypt (45%, up from 33%), Italy (61%, up from 52%), and Great Britain (70%, up from 63%). The two countries that have majority negative views of Japan have also seen them decline: China (55%, down from 63%) and South Korea (52%, down from 58%).>
(日本に対する肯定的評価が著しく増加したのはオーストラリア(55%→70%)、エジプト(33%→45%)、イタリア(52%→61%)、英国(63%→70%)。日本に対する否定的評価が著しく減少したのは中国(63%→55%)、韓国(58%→52%)の2か国である)

しかし、<亜細亜東方の悪友>の間でも、日本に対するネガティブな評価の割合は低下しているんだよなぁ。恐らく小泉政権時代とのコントラストでしょうね。
オースト(コ)リアで肯定的評価が著しく増加している背景は何なのでしょう?近況を見る限りではむしろ逆に振幅がふれそうに思えますが・・・・
捕鯨を巡る対立や、新政権の中国傾斜もさることながら、日本人の豪州への親近感は長期的な凋落傾向にあるでしょうね。かつてはシルバーコロンビア計画のモデル国にも選ばれ、大橋巨泉氏みたいにリタイヤ後を過ごす理想郷と崇められていたようですが、近年は豪ドルの割高感から渡航客自体減っているようですね。LCCのジェットスターが関空に就航していますが、そんなに近くも安くもないので私自身旅行先のチョイスでは食指が動きません。(ビザ免除が相互承認になってないのも疑問符が付く)

<Positive views of Japan have decreased significantly in two countries, but are still very positive: Canada (61%, down from 74%) and Indonesia (74%, down from 84%). Among countries polled for the first time views of Japan are also largely positive, including majorities in Israel (75%) and Spain (58%) and Central America (53%) and a plurality among Ghanaians (48%).>
(日本に対する肯定的評価は、カナダ(74%→61%)とインドネシア(84%→74%)の2カ国で著しく減少したが、肯定的な評価は変わらない。今回の調査が初めてとなった国々でも肯定的な評価を下す割合が多く、イスラエル(75%)、スペイン(58%)、中米諸国(53%)等では過半数を占めており、ガーナ人の半数(48%)が支持している)


カナダで肯定的評価が減少したのは慰安婦絡みか何かが原因でしょうか?そういえば、キャロン駐日カナダ大使は、20年あまりの日本歴を誇り、大阪のクシカツ屋にも立ち寄ったりする大変な知日派らしいですね。
日本をもっとも肯定的に評価する国はケニア(78%)で、イスラエル(75%)はそれに次ぐ位の数字かと思いますが、「イスラエルに好かれてもなぁ・・・・」と困惑する向きもありそうですね。外交面でもアラブ諸国とのバランスやさじ加減が難しいところだと思います。

この調査に於ける「肯定的評価」の中身は漠然としていますが、総じて日本のソフト・パワーに対する評価と同義でしょう。麻生太郎前外相は、趣味のアニメを例に日本の潜在的可能性についてよく言及していますが、こうした持ち味を外交戦略に活かすようなグランドデザインが求められるところです。
我々国民、とりわけ次の世代を担う子供たちが日本の姿に自信と自負を抱き、精進を重ねる姿勢も不可欠です。教育というのは、かように肯定的な日本の評価を受け継ぎ、さらに飛躍させる人材を育むプロセスでもあります。

その観点から言えば、日本を貶めることしか眼中にない教育者は獅子身中の虫に他ならず、パージされるべき対象以外の何者でもありません。


中国はジャーナリストにとって世界最大の監獄 国境なき記者団 



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