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「MEANWHILEに ELSEWHEREで」

特撮や映画感想メインの雑ブログ

風林火山 最終回「決戦川中島」 山本ぉ~勘助にぃ~ござりまするぅ~

2007年12月17日 23時37分56秒 | 風林火山
約一年間、毎週楽しみに視聴して参りました大河ドラマ風林火山。
萌えたり萎えたり爆笑したりと色々ありましたが、
何だかんだで最終回大泣きしました。今とっても体育会系に爽やかな気分です。

もはや、合戦シーンが小奇麗過ぎるとか、
勘助アップの時だけ時が止まって人がいなくなるとか、
あれだけ刺されて斬られて撃たれてまだ生きている軍師とか、
そんなツッコミはどうでもいいです。

伝兵衛が連れてきた勘助の胴体と、太吉が持ち帰った首が揃ったとき、
「ママ…」
呼ばれて隣を見下ろすと口をへの字にした息子8歳が
涙でぐしゃぐしゃの顔で見上げてきました。
見下ろす自分の頬も涙だらだらです。

ソファの向こう側では相方が
「綺麗すぎるんだよなあ。」とか何とかブツブツ文句垂れながら
鼻すすってました。

あらすじも結末も決まっているのに途中何度も驚かされ苦笑いさせられた
戦国大河が遂に完結。カタルシスがどっときました。

でもアレです。私としては何もツッコまないで終わる訳にもまいりません。
正直なところ、想定内とはいえ信玄と政虎の一騎打ちには笑いました。
ああいう瞬間だけを切り取ることによって、
アメコミにおける世にも奇妙な日本観が出来上がるのだなあきっと。

宇佐美があまりにクールでカッコよかったせいか政虎のイッちまってる感が倍増。
対する信玄の顔芸も、それに似合いすぎているあの兜もかなりヤバイです。
米ドラHeroesシーズン1最終回を見た直後だけに尚更です。

それでも主役勘助の最期に当たって走馬灯のような回想シーンを見ていたら…
その回想シーンがかなりどうでもいいような回想ばっかりだったとしても…
なんだかしみじみしちゃいました。

「孫子の旗じゃ…武田の旗じゃ…」ってお屋形様を想い、
援軍の旗を見て勝利を確信、「勝ち鬨を…」と笑いながら討たれる軍師。
自らの失策が招いた結果とはいえ完全燃焼したって感じが良かったなあ。
思い残す事はないというかなんかこう、清々しい死にっぷりでしたね。
実際、お屋形様命の勘助にとって良い死に時だったと思います。

ラストは打ち捨てられた勘助の眼帯の周りに白い小菊が咲いていて「完」。
お屋形ラブの軍師が夢の跡って感じでした。

そういえば平蔵…戦場で死に掛けの勘助に遭遇。
ああ、やっぱり首をとる役かあ…と思ったら、
真田軍到着のお知らせとしてコケただけでした。どこまでも不遇です。
尤も、華麗にスルーされた村上とどっちの扱いがマシだったかは微妙ですが。

ともあれ、風林火山スタッフの皆様、共に見守ってこられたファンの皆様、
一年間お疲れ様でした。m(__)m


風林火山 第49回 「死闘川中島」 踊る軍師達

2007年12月13日 12時04分09秒 | 風林火山
軍師勘助敗れたり~!
って、おふく婆さんの金銭欲が歴史を動かす?

あの婆さん、もしかしてこの為に原美濃を生かしておいたのでしょうか。
武田を釣るために。そして上杉に売るために。

だとしたらすごい策略家です。
兵法とは全然関係ありませんけど、この人こそ風林火山というか陰雷霆です。

こうなると折角生き延びていた原美濃の株が急落ですね。
婆さんのエサですもん。猛笑、じゃない猛将原美濃どこまで…_| ̄|○

啄木鳥戦法を見破られてオタオタする勘助。
最終回に向けて武運がガス欠って感じです。

対照的に今までちょっとアレだった信繁が今回株価最高値を記録。
唐突に武田のヒーローになりました。これでもかという死亡フラグが泣けます。

最期のお勤めには諸爺もご同伴。齢80で従軍とは超人爺やです。合掌。

余談ですが、春日弾正がいつの間にか勘助を父上呼ばわりしていました。
どうやらリツを娶って身を固める事にしたもよう。
体裁さえ整えてしまえばあとはお屋形様といくらでも(ry

次回最終回。歌舞伎vs宝塚、じゃない、勘助の最期…でしょうかやっぱり。
年取ると一年なんてあっという間。光陰矢のごとしですねえ。

風林火山 第48回 「いざ川中島」 まだまだ~

2007年12月05日 13時07分03秒 | 風林火山
いつ「いざ川中島」になるのかとはやる気持ちを抑えて見ていたら
あっという間に45分経ってしまいました。_| ̄|○

お互い敵の裏の裏をかこうとする両軍…見合って見合って~次回に続く。
もう最終三部作は、
「いざ川中島」
「いざいざ川中島」
「いざいざいざ…冗談です。

いやもう教祖政虎が
「神の戦ならば我らが勝つ」って新興宗教状態なので、
風林火山はいずこへ?って感じなんですが。

主役の勘助は出陣前に由布姫の墓参り。もうすぐお傍に…(汗
してたらユーレイ見ちゃいました。首フリはノーのサイン。
でも何がノーなのか解説がなかったので勘助想像。四郎勝頼を留守番にしました。
ついでに姫様の脚を擦ったお堂シーン再び。
あの思い出だけで充分トリップできるようです勘助。


本陣では勘助をヨイショする駒井を信玄が褒め殺し。
かなり無理やりですが、士気を高めようとしているようです。
更に越後勢とのにらみ合いが続いて…
いよいよ痺れが切れてきた頃、ニュース速報が。

は、原美濃が生きてました。何となくフェードアウトかと思われた鬼美濃が、
ぴんぴんしてました。汚れてはいましたが、全然痩せもせず。流石です。(笑
良かったなあリツ。おとんは生きとったぞ。
おふくという婆さんに介抱してもらっていたそうです。
只者ではない婆さん、看護士に加えて気象予報士も務めます。

声だけはやけに若い婆さんの天気予報により
川中島に深い霧の出る明日早朝に出陣の予定?


大事な決戦のタイミングを得体の知れない婆さんの一言で決めていいのでしょうか。
決断の早さも風の如くですか?勘助殿。

次回はようやくお馬さんたちも走れるようです。

風林火山 第47話 「決戦前夜!」 おめでとう伝兵衛!

2007年11月28日 14時41分31秒 | 風林火山
マイパソのMSIMEが「血栓前夜」と誤変換。

前回、感想さぼってしまいました。
思えば元々、歴史ドラマとして風林火山を見ていた訳ではなかった。

歴史ドラマとして観るとストレスたまりますし。

ネタが面白おかしいからついつい観続けていたというのが本音。
つまり、勘助/晴信/弾正ネタに惹かれて観始めた私には
越後の宝塚が一人芝居しているのを見ても何も楽しくありません。
驕る→叩かれる→心を入れ替える、ってのは晴信が既に念入りにやったので退屈。
琵琶も煩いです。平蔵、またウダウダ。

大体主役の勘助や相方の(笑)信玄がちょっとしか出てこない。
伝兵衛と葉月ネタも楽しいけどやっぱり主役の勘助が欲しいのじゃ。

という訳で今回は思い切り釣られてしまいました。
何にって…
リツと春日弾正をくっつけるべく真正面から取り持とうとする軍師勘助が
どこからどう見てもお笑いだった事と、

弾正が「女人にこのような気持ちを抱いたのは初めてです。」とのたまったところ。
やっぱり基本は男が…やっぱりお屋形さまと…。
こういうところでだけ史実を期待してしまいます。(笑

ともあれ、甲斐でも越後でも皆さんそれぞれに身辺整理が終わったようです。
次回からいよいよ川中島!…になる筈。

燃える展開に期待。


風林火山 第45話 「謀略!桶狭間」 そのような顔をいたすな

2007年11月12日 14時38分33秒 | 風林火山
謀略…
勘助が「答えははんたいのはんたーい」で義元を釣ったのが謀略なんでしょうか。
策というより、ただの嫌がらせっぽい。心理戦といえば聞こえはいいですが。

ま、「戦わずして勝つ」が孫子の教えですからね。(笑

「義元…無念であったであろう。」
そうですよね、お母様。
今川義元、最後の最後までマザコンのバカ殿扱いのまんまで…_| ̄|○
戦闘シーンすらなかった。小笠原も真っ青。
相方は「イケメンに演ってもらえて良かったじゃないか。
本来義元はデブなんだから。」言ってましたが。
ま、雪斎様のお迎えで逝ったのだという事で。

NHK大河に史実を期待するのはSF映画に科学的考察を期待するようなもんですよね。
だからこそこんなに面白おかしくエキサイティングな?お話が展開できるんでしょうし。
この調子で最後まで突っ走って欲しいなあ。

信玄も勘助も脂っこい禿げ頭が板についてきました。
信玄の胡桃は鳴りっぱなし、しらばっくれまくりの勘助も絶好調です。
就職試験ではコケたものの宇佐美に拾われた平蔵にもまだまだ出番がありそう。
可愛いから三助でもさせるのでしょうか?(違
いつの間にか上洛から戻ってきた景虎もそろそろ上杉謙信になるかな。

そういえば、冒頭で寅王丸が死んでました。駿河へ逃げようとして討たれたもよう。
弱い者は容赦なく廃れ、黒い者は更に黒く。
どんどん濃くなって歴史同人ドラマ全開の風林火山。

次回も楽しみです。

風林火山 第44話 「信玄暗殺」 お幸せに~

2007年11月05日 14時38分11秒 | 風林火山
あの~子は~どこ~の子~♪
諏訪の寅王丸さまです。てな訳で萩野退場。

三条夫人の「幸せ」発言で、こりゃ不幸フラグかなと思ったら案の定。
とはいえ白羽の矢が萩野にとは…
「お幸せに~」って、萩野かなりハズしてましたが、流石です中の人。

-今回の主な流れ-

越後の宇佐美プロデュースによる信玄暗殺計画、スタンバイ。
主演寅王丸。ディレクター平蔵。

「渡りに舟」の寿桂尼、寅王丸に演技指導。

寅王丸踊るも、トウシロが脂っこい現役信玄に敵うわけがない。滑ります。

信玄、寅王丸懐柔作戦に出る。

そこに現れた義信。よせばいいのにマザコン全開で寅王丸を挑発。

再び踊る寅王丸、ツルのフェイント攻撃で義信に突撃。
でも萩野に邪魔されて惨敗。幽閉の憂き目に。

平蔵→伝兵衛から寅王丸を躍らせたのは寿桂尼と知り吠える勘助。寿桂尼~!
元はといえば宇佐美なんですけど。

どうでもいいんですが、今回の寅王丸事件、桶狭間に繋がるようです。
平蔵の唐突なキャラ崩壊と勘助の早とちりが歴史を変える?
ヒサが「バカ…」って捨て台詞吐いてましたが、バカじゃ済まないです。
しかもこの流れでは実際何もしてない今川義元…馬鹿殿状態のまま?…_| ̄|○

次回、
それ行け桶狭間!桶狭間!おけはざまーーっっ!

風林火山 第43話「信玄誕生」 次回は「信玄暗殺」

2007年10月30日 10時23分23秒 | 風林火山
公式トップの画像に噴きました。(笑)→NHK大河ドラマ「風林火山」
由布姫が死んでからこの方お笑い路線まっしぐらの風林火山。
今回は山本家がサザエさんも真っ青のホームコメディーになっていました。

大きな動きが数々あった今回でしたが、リツと勘助のギャグパートや、
ギャグではない筈の晴信/勘助主従愛シーンの暑苦しさに持っていかれたような気がします。

原美濃の娘リツを養女に迎えた勘助ですが、のっけから養女の尻に敷かれていました。
「早き(疾き)こと風のごとくでござりまする。」
大事な大事な孫子をおちょくられても心の底から怒れません。むしろ嬉しそう。
「軽々しく使ってはならん。もっと心を込めて言うものじゃ。」たとえば…
オープニング…って、これ笑うところですよね?NHKさん。

朝食の席でもリツのアタックは続きます。
「娘として婿をとるなど手間をかけずとも私が産んで差し上げたほうが良いのではありませぬか?」
ブホッ!ゲホッ!(飯粒発射)
完全にコメディーです。
その後、最近ではすっかりお笑い解説員の真田が夫婦交代で勘助にツッコミ。
自宅では家臣たちが総出でこれでもか!とドタバタ喜劇を展開します。
晴信が信玄になったのも、予想外に登場した寅王丸も吹っ飛んでしまいました。

一方、第三次川中島和睦の条件として甲斐/信濃守護になった晴信。
守護になったのは景虎対策の知略でしたが、由布姫の為でもあるという。
勘助感涙。懐紙で涙を拭く様子がどうしようもなくギャグですが。

「勘助、お前が高野山に逃げ出した気持ち、このワシにはよ~~~~~っっく、分かる。」
やっぱり「逃げた」と思っていたのですね。ともあれ、
勘助も晴信も由布姫への想いに涙目ヒクヒク。
家臣領民の為に己を律すると、晴信は出家の決意を明かします。
お屋形命の勘助も間髪いれずに出家の意志表明。ああもう涙で互いが見えません。
「策 略 で す る のでは ない ぞ。」「存 じ て おりま す る。」
この瞬間、我慢できずに飲んでた焼酎噴いてしまった私を許してください。

そんな訳で信玄誕生。
お屋形と軍師に追随して真田、ハゲ原美濃も頭を丸めました。
モロッコでもないのにタコがいっぱい。

そんな中で一人シリアスだった平蔵。
景虎は関東管領上杉に守護より上位の管領職を譲られて上洛しちゃったので、
お留守番をしていた宇佐美相手に就職活動。
「そちは面白いのう、敵の軍師を慕っておるのか?」
主が宝塚の宇佐美はそっち方面にも詳しいようです。
宇佐美の出した就職試験問題は
「出家して駿河にいる寅王丸を使った晴信暗殺計画」でした。

次回、愛と憎しみがくんずほぐれつ…の予感♪(笑

風林火山 第42話 「軍師と軍神」 お待ちくだされ!言ってるのに

2007年10月24日 11時13分39秒 | 風林火山
由布姫を失って傷心の勘助。ボロボロになって一人晴信の元へ帰還しました。
隊を離れて一人で帰ってきたのでしょうか。いやもう何でもありですよね。
今回はそんなエピソード。勘助、寺へ…

まだまだ姫の死に慟哭しまくっている勘助でしたが、
晴信に「由布の遺言通りリツと結婚しろ」なんて追い詰められてしまいました。

ど~こか~と~おおくへ~い~き~た~い~…
そんな訳で勘助がやってきたのは高野山。

一方、身内のゴタゴタにほとほと嫌気が差した景虎。ど~こ~か~(以下略
唐突に家出してしまいました。いいのかこんな身勝手な武将で。
やってきたのは同じく高野山。

「あれは長尾景虎!」「お前は山本勘助!」

なぜここに?!
いや…ライバルものの定番エピソードだから。(笑

場所が場所なので勘助は久々の「お待ちくだされ!」ハンドパワーを発しましたが、
景虎はお待ちくださりませんでした。思えば武田の人々って凄く素直だったんですね。


ともあれ、キレた景虎。勘助も自衛します。刃を交えるおっさんと白塗り。
どちらも譲りません。真剣勝負です。しつこいようですが、
勘助、ホントに脚悪いの?

お約束でお坊さんに窘められました。更には一緒にお食事。(爆
坊さんのお説教が深いです。長いです。曼荼羅出してきました。
坊さん更に「景虎はタカビーで勘助は卑屈すぎ」なんてツッコミを入れました。
まるで「天と地」のようだと…って、そうですか?何か微妙に違うような。まいいです。

そんなこんなしていたら景虎に越後からお迎えが。
大熊の謀反勃発。黒幕は武田晴信。

「おのれ武田晴信~」てことで景虎、出戻っていきました。
盗み聞きしていた勘助に脅しの短刀食らわせて。

勘助も晴信の名前が出たら主が恋しくなったのか、やっぱり出戻り。
戻ったら自らリツの話。高野山で秘策を思いついた勘助にもう迷いは無い。
てなわけで、原美濃のゴーゴー娘リツは嫁ではなく養女ということで山本家へ入りました。

そこまでして若い娘っこを袖にするかね勘助。リツ可哀相に。健気で泣ける。
まあ、リツはSッ気がないのでドMの勘助には物足りないのでしょうけど。
多少申し訳ないと思ったのか、勘助はリツに高野山のお土産を手渡しました。
新しい守り神のようです。お宝鑑定団に出てきそうな一品でした。

次回、武田がツルツル一族に。(笑

風林火山 第41話 「姫の死」 というより、雪斎の死

2007年10月15日 23時38分17秒 | 風林火山
病に倒れ、生まれ変わったら男になって戦いたいという由布姫。
「女の私はすぐに敵を愛してしまうからダメじゃ。」

かつての敵、晴信を絶愛し仕えている勘助♂を目の前にして言い放ちました。
男だってダメなんじゃん。
尤もすぐに気が変わって「水鳥がよい。」とのご要望でしたが。

由布姫は勘助に「嫁を取れ。山本家を絶やすな。」と命令。
孫子と晴信姫様ラブの勘助は抵抗しますが、
「己の家系を守れぬ者に四郎は託せぬ。」と言われ遂に承知しました。
姫の女王様節と笑顔と涙の波状攻撃に勘助感極まりまくり。
2人とも眉毛ビンビン鼻息シューシュー。

晴信と勘助は由布姫へ冥土の土産として戦略会議に混ぜてあげました。
木曽攻めの是非を委ねていましたが、失敗したら姫のせいにするつもりだったのでしょうか。
とにもかくにも晴信勘助の由布姫持ち上げっぷりがすごいです。
姫は照れ照れに嬉しそうだったのでいいんですが。

閑話休題。ツンデレくの一葉月と伝兵衛のラブコメ。
伝兵衛は勘助に義理立てして独り身を徹していたんですね。漢だなあ。(笑
一方、身を賭して敵方の情報をゲットしていた葉月。
「気持ちいい時は得した気分になる。」
伝兵衛の男心を玉砕しました。コレ、本筋に絡んでくるのでしょうか?

姫の軍略通り木曽攻めにかかった武田ですが、途中で越後の長尾軍にふっかけられて苦戦。
勘助の提案により、「風林火山」では使われまくりの雪斎が最後のお勤めを果たします。
お蔭で景虎とめでたく和議が成立しました。

駿河に戻った雪斎。少年徳川家康の酌で晩酌しながら好き放題言い残して
脳卒中?でお亡くなりになりました。合掌。後は元信にお任せあれ。
時を近くして、由布姫の命も消えていきました。

そして…
木曽に止めを差そうと出陣途上の勘助に伝兵衛が波動砲を食らわします。
「諏訪の姫様が亡くなられた。」

勘助のヘルメット、じゃない兜が階段を転がり落ちました。
勘助自身も転がるかと思いましたが、なんとか歩いて階段を降りました。
その後、夢遊病者のようにフラフラと前進する勘助。
木曽勢の一隊を単身迎えて…

「嘘じゃ…」
うおりゃぁぁぁぁあ!
「あの…私を困らせて笑っていたあの姫様が…」
ぐおぉぉぉぉぉお!
「もうこの世におらぬなど…」
がぁぁぁぁぁぁぁあ!
「あってはならぬ事じゃぁぁぁぁっっ!」
ごぁぁぁぁぁぁぁあ!

相方が目を点にして、「桃太郎侍か?」と突っ込んでおりました。

次回、「軍師と軍神」。勘助vs景虎。
パイレーツ・オブ・カリビアンか、君達は。

風林火山 第40話「三国同盟」 やっぱり締めはホームドラマで

2007年10月08日 17時40分55秒 | 風林火山
いよいよ三国同盟…ってワクワクして視聴に臨んだら
いきなり勘助の縁談で始まりました。
視聴者の期待をかわすことにかけては向かうところ敵なしです風林火山。

結婚して子孫を残すよりも孫子オタクでいたい勘助。
そんな勘助の楽しいシングルライフに終止符を打とうと画策していたのは
なんと同じ孫子オタクのお屋形様でした。
勘助ショック…

晴信が孫子オタクなだけでなく女人オタクだという事を忘れていました。
由布姫を訪ねてセマるエロ爺全開の晴信がそれを証明していました。(笑
縁談の相手はあの原美濃のゴーゴー娘リツ。父美濃は面白くなさそうでしたが、
リツ本人はやる気まんまんのようです。この時代幸せな女子と申せましょう。

仕方ない、もうこうなったらリツにも孫子を教え込むのだ勘助。

景虎上洛の隙に今川、北条との三国同盟を成立させようと画策する武田。
どうやってか北条を使って織田軍と戦闘中の今川を背後から攻めさせました。
義元のイライラがクライマックスです。
今川のセクシー軍師雪斎は勘助の謀と知りながらも「仕方あるまい」という方向で
三国同盟をセットアップします。

今川、武田、北条が一同に会し、はめ込み画像の富士山をネタに嫌味合戦した後で、
念書にサイン、血判を押し…これで同盟手続き完了…かと思ったら、
燃やして灰を飲んじゃいました。念書の意味が無いじゃないかと思うのですが、
こういうものなのでしょうか?

その頃勘助は雪斎にお茶に誘われていたようです。雪斎は坊主のセクシーボイスで
「あまたの災いを兵法のみによって取り除かんとするは大いなる驕りであろう。」と
孫子オタクの勘助の兵法第一主義に思いっきりケチをつけました。
ムカついた勘助、雪斎としばし売り言葉に買い言葉の末、
自分は「お屋形様と諏訪の姫様と四郎様のためだけに戦っている。」
と言い切ります。他の人間は敵か見方かのコマだそうです。
同盟国とはいえ敵の軍師にそんなネタばらしちゃダメじゃんと思います。
案の定、雪斎に「妄執」言われてしまいました。口じゃ坊主に敵わないか勘助。

そして、武田家で三国同盟のとばっちりを一身に受けた晴信の娘:梅ちゃん。
齢12歳でお輿入れ。母三条夫人が別れ際に抱きしめ涙。(うう…
晴信、最初は「梅が辛うなるだけじゃ」って我慢していましたが、
三条夫人がいう事きかないので「それでも母親かっっっ!」とブチキレ。
「家臣の前で見苦しいぞっっっ!」とは言ったものの、当の家臣、
飯富、萩乃の年配コンビから「お見逃しくだされ」コールが起こるとダンマリ。
最近すっかりお年寄りに優しい主君になりました、晴信です。

そして三条夫人は「真の自愛」がクライマックス。嫁に行く娘に
「堪えて堪えて、それでも我慢できぬときは死になさい。」といいます。
この母も共に死にます。一人にはしませんと。家臣一同もらい泣き。

一方、お屋形様と由布姫と四郎様以外眼中に無い勘助はちょっと遠巻き。
「これぞ真の慈愛…」「私にはここまで己の心を曝け出す事ができぬうんぬん…」
雪斎に言われた嫌味をかみ締めていました。

ともあれ、先週の諸爺に続いてホームドラマな武田家でした。

ゴホゴホゴホッ…
血だ…!

という訳で次回のタイトルは「姫の死」

…なんてことより…せ、雪斎~っっ!(悲鳴


5時40分改訂:
飲んで見たときのあってないような記憶で無理やり感想書いてたら
つじつまが合わなくなって一部書き直しました。(汗

風林火山 第39話  「川中島!龍虎激突」 爺やのばかばかっ!

2007年10月01日 11時44分39秒 | 風林火山
見合って見合って~~「うおおおぉぉぉぉぉ!」
始まりました川中島。息子7歳が「どっちがドッチ?」と問うので思わず
「◇が亀治郎で○がガクトだよ。」と答えた自分。ま、間違いじゃないよね。(汗

第1回川中島の戦い。
戦というよりは勘助と宇佐美が地図上で駒動かしているだけって感じでしたが。
勘助なんて「敵もさるものよのう…」なんてほのぼの。
結局、今回は諸角爺やの暴走という想定外の危機を逆手に取った勘助の勝ち。
景虎一時撤退です。

諸角の命令違反は、「無血で勝つ事をよしとする命大事の老いぼれ爺さん」という
馬場の嫌味を気にしての行動だったもよう。
そんな諸角の自殺行為を聞いて「あれを真に受けていたのか!」
とうろたえる件の馬場。本気で言ったくせに。(笑)とはいえ、
気まずかったのか諸角の為にいつでも出陣できるよう一晩馬上で過ごしたそうで。

いずれにしても拗ね拗ね諸角、自分が死に場所探すのは結構だけど
道連れになる御家来衆が堪らんですよね。
「この爺さんと心中かよ…」って雰囲気がありありでした。

一方の本陣では諸角爺や大好きの信繁が狼狽。
自ら駆けつけ「爺やのばかっ!」平手一発涙ぽろぽろ。
今や情け深き武将晴信も、重大な命令違反を犯した諸角を叱責したものの、
勘助のお蔭で結果オーライなのでお咎めなし。
「それでも生き恥と申すならば、それを受け入れろ!
それが此度の裁きじゃああああぁぁっ!」
一同感涙。じ~~ん。何なの?このホームドラマ。(笑
勘助一人が「成り行きとはいえ邪魔な爺さん生かしちゃった…」って天仰ぎそうでした。

一方の景虎。
お耽美節が絶好調です。琵琶のBGMにも一層気合が。
戦隊ヒーローみたいに芝居がかった出陣に向けての長口上や、
軍師宇佐美の問いかけに、愁いを帯びたあさって方向流し目。
白馬に跨る麗しき毘沙門天の使い…
一人宝塚かと…_| ̄|○
ま、いいです。こうなったら一人で渋く頑張れ宇佐美。

ラストは両軍が川を挟んで一触即発かと思われましたが、
単に敵を見送る晴信とそれに眼たれる景虎で終わりました。

次回は三国同盟。雪斎キターッ!



風林火山 第38話 「村上討伐」 お方様~っ!

2007年09月24日 21時40分53秒 | 風林火山
とはいえ、今回の主役は馬場でした。
というか、個人的には源五郎キターッ!というか。

ではなくて、毎度の事ですがサブタイってホント建前ですよねこのドラマ。

村上…心意気は良かったのですが、上杉憲政に次いで撃沈_| ̄|○
まあそうでないと川中島がないのですが。
勘助が主役のせいか妙なところで展開が早い。
ドラマってやっぱり視点ですね。摩利支天とも言うのかこの場合。

でもって主役の勘助にも勝手に春が。
鬼美濃のめんこい娘っこ…しかもパパン公認で。
主役だからしょうがないんですが、モテモテですね。
うっちーならなんとかなるさ。馬場とももっと絡んでくれると嬉しいな。

という訳でお話は…
宿敵「武田/上杉」合戦レディ・ゴー!というか、
春日弾正/晴信イケイケというか…

いいじゃん。フィクションなんだから妄想許して♪
腐っても視聴者ということで。受信料も納めてますよん。

本編的にはちょっと投げやりでも、趣味編では身を乗り出してきました。

風林火山 第37回 「母の遺言」 竜若丸…(ToT)

2007年09月19日 12時05分10秒 | 風林火山
今回は大井夫人の最期…ということでハンカチ準備して構えていたのですが…

完全に北条氏康と竜若丸のタイマンに持っていかれてました。

お蔭で肝心の大井夫人の遺言が閑話休題という感じに。
前回といい、膝カックンのサブタイには何か意図でもあるのでしょうか?

でも大井夫人と三条夫人との会話なんかは良かったと思います。
さめざめと泣く三条夫人がまた…
そのうち泣くどころじゃなくなっちゃうんでしょうけど。

ともあれ上杉没落物語。
嫡男竜若丸を上州に置いて越後に落ち延びた上杉憲政。
身を寄せた先の長尾景虎から竜若丸の死を告げられます。ガーン…_| ̄|○

上杉家家臣の裏切りにより北条に差し出された竜若丸。
義を重んじる氏康の心意気により太刀を交え本懐を遂げました。合掌。
そして裏切り者は全員即刻打ち首に。なんつうか、

氏康、カッコよすぎ。

今回は武田・今川・北条の三国同盟を画策せんと動いていた勘助でしたが、
出先の北条氏康方で上記怒涛のドラマ観戦。さすがは主役。役得です。

大井夫人は死を前にして晴信が信虎の二の徹を踏む夢を見ていました。
武田家の行く末が心配で心配で心痛めたままお亡くなりに。
そして、
唐突に母を訪ねてきた晴信が大井夫人の遺体第一発見者になったもよう。
前回の小山田といい、何かと唐突な風林火山。動く事雷霆の如しなのか。

母の躯を掻き抱く晴信=亀治郎の顔芸は相変わらず見事でしたけど。

「は~は~う~えぇぇぇ~おおおお~!」

次回は…平蔵ッスか。

風林火山 第36話 「宿命の女」 激震だあっ!

2007年09月12日 11時00分30秒 | 風林火山
前回があまりにアホらしかったので、その流れでテキトーに見ていたら…

小山田殺されちゃったよ!
美瑠姫に寝首かかれて。

甘利、板垣のど派手で念入りな最期を思うとあまりに唐突あまりに哀れ。
こうなると「宿命の女」って美瑠姫の事なんでしょうねえやっぱり。
由布姫と於琴姫の立場が…
っつーか、美瑠姫かーなーり衝動的だったような。視線がこう…ギラリと。
小山田の殺害現場なんてサスペンス劇場みたいだったし。(笑

当然ながら武田家ではあの狡猾だった小山田が…て感じで皆が皆唖然呆然。
それでも晴信、勘助の陳情により「討ち死に」てことで温情をかけて収めました。
「身に覚えが」というか「明日は我が身」というか、戦国の殿方的はなむけなのかなあ。
涙ぐむ二人のやりとりが…(笑)いや、笑っちゃいけないですね。

イントロの天然於琴姫と勘助のくだりがコメディーというかギャグだったので、
この展開には本当に驚きました。

そういえば、今回は勘助の入れ知恵による今川外交もありましたね。
久々に今川三人衆登場。相変わらず一人ひとりが濃いです。

雪斎が勘助の策略を疑うなど軍師として切れのあるところを披露しましたが、
ここはまた唐突に機転が利くようになった駒井が忘れた頃に登場して
武田は危機を脱しました。

さっきまで切れ切れだった雪斎があんな付け焼刃の言い逃れを信じるなんて。
煽てに弱いのでしょうか?ま、いいです。フィクションですから。

次回は武田家の良心、大井夫人がお亡くなりに?(涙

風林火山 第34回 「真田の本懐」 勘助、ただいまなさーい

2007年08月28日 23時05分02秒 | 風林火山
先日、久しぶりに電車に乗ったら息子7歳がアリナミンの広告を見て
「平蔵だ!」と大声で叫んでいました。
彼にとって佐藤隆太くんは平蔵以外の何者でもないようです。
でも平蔵、アリナミンはタケダだよ。

風林火山、レビューさぼっていましたがちゃんと視聴していました。
メリハリのある物語がスムーズに展開していましたね。

勘助が潜入先の越後でドン詰まって景虎のお耽美節を聞かされていたり。
その間、晴信が逸る真田に流されて自業自得とはいえ村上に劣勢を強いられたり。平蔵の義父がその巻き添えで討ち死にしたり。

今回、真田は帰ってきた勘助の秘策(+忍芽の暴走)により敵対していた弟と仲直り。共に海野家再興のため武田に下り、領土奪還に成功する訳ですが…
真田の旦那は本当にファミリーマンなのですね。まあ奥方も肝っ玉女房ですが。
仲が良くて微笑ましいっす。

懐かしの里で真田&勘助一同の目にふと入った供養塔…の足元には摩利支天が。
「平蔵…」勘助、平蔵が死んだと勘違いしたかも?

次回からはまた物語が脇道に入りそうなのでその前に一区切り腐女子コメントでも。

勘助の帰還シーンは燃えました。晴信の顔芸がもう!目え細めちゃって。(笑
この晩さぞかしじっくり再会を喜び合ったことでしょう。ことによるとまた温泉で孫子のフレーズでも暗唱しながら主従愛を確かめ合ったかもしれません。そのせいか?目下絶好調のお館&軍師。

でも次回、由布姫が話の腰を折りに久々の登場。
勘助また迷走しちゃいます?_| ̄|○