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「MEANWHILEに ELSEWHEREで」

特撮や映画感想メインの雑ブログ

風林火山 第29回 「逆襲!武田軍」

2007年07月24日 11時56分56秒 | 風林火山
初の敗北にのた打ち回る晴信。今回も亀次郎の顔芸が秀逸でした。

大まかなイベント:

晴信、板垣と甘利の討ち死にに茫然自失。

敗北を認められなくて陣に居座り。
勘助が「陣をお引きくだされ。」言っても聞きません。

大井夫人のお手紙で漸く引き上げ。

大井夫人のお説教。
晴信「甘利と板垣がワシの命を聞かなかったから。」などと言い訳しますが、
「板垣と甘利は死をもってそなたを諌めたのじゃ。」とママン、容赦ありません。

晴信漸く「ワシの主としての心構えが間違っていたのか。」と反省開始。

そんな中、武田の敗北でいい気になった小笠原が出陣。
対抗して武田もとりあえず出陣。

今は亡き板垣の根回しにより諏訪が加勢。晴信感動。

勘助の策略により小笠原軍に奇襲成功。

武田軍なんとか復活。

晴信、板垣喪失にしみじみ慟哭。

とまあ、こんな流れだったでしょうか。

それにしても前回お亡くなりになった甘利と板垣両名、今回も泣かせてくれました。
爺や達の、甲斐武田と晴信を想う熱い心に思わず涙。(ううう)
ラストで板垣がトンボになって(笑)晴信を励ますシーンはもうダメ押し。
一人号泣する晴信。亀次郎の泣き崩れ方が微妙に女形くさかったのもナイス。

そして前回に続き、(この板垣を最後に引退宣言した)
千葉真一の鬼気迫る演技が見ものでした。

あのトンボのCGがもう少しリアルだったらもっと良かったかも。ちとオモチャぽかった。

晴信反省しまくり泣きまくりの今回でしたが、勘助もさり気無く己に慢心があったと反省してました。主が主なら軍師も軍師というか、勘助ここんとこすっかり影が薄くて本当に主役なの?って感じなんですが、またこれから活躍して欲しいですね。

それはそうと、高遠に焚き付けられた小笠原軍の情けなさは凄かったです。
出陣しといて裸で酒飲んで寝ている武将って…_| ̄|○
まあ、それなりに敗退したわけですが。
高遠も「おのれおのれおのれ…」ってジタバタしてたら「何度おのれと言えば気が済む。」とか突っ込みが入ってましたね。(笑)切腹しましたか。しょうもない。

次回、Gacktかあ…満を持して。(笑

風林火山 第28回 「両雄死す」 板垣~~!!

2007年07月17日 10時10分36秒 | 風林火山
板垣カッコよすぎる。_| ̄|○

息の根が留まる瞬間まで斬っては捨て、斬っては捨て。
流石は千葉真一。流れるような動きが(他のにわか作りの人々と違って)美しい。
それはいいんだけど、あの最期はちょっと演出過剰気味かなあ。
槍で囲むシーンなんて次の瞬間マイムマイム聞こえてきそうだった。
甘利なんかさらっと流されちゃってるのにさ。こっちの方が渋くてよかったな。

いずれにしても、素敵なおじさまが二人しかも同時にお亡くなりになってしまったので、この先何を拠り所にこの番組を見てよいのか…

やっぱり亀次郎の顔芸でしょうか?
うっちーの鼻の穴でしょうか?

板垣が勘助に「お屋形様を照らす月になれ。」と言い残してましたね。
板垣も公認てことでそちら目線で見るかな。
Gacktも参入することだし。

そういえば主役の勘助。今回はすっかり解説員になっておりました。
デンベエでさえ、あんなに活躍してたのに。

次回、「逆襲!武田軍」。
立ち直りが早いです、晴信。


風林火山 第27回 「最強の敵」

2007年07月09日 13時08分16秒 | 風林火山
板垣~!今週の主役は板垣じゃ~っ!

えー、勝ち戦に勢いついちゃってる晴信。
自分で散々他国を蹂躙した挙句今度は被害妄想。
攻め込まれるの怖さに今度は村上攻めを宣言しちゃいました。
視聴者、家臣一同その芝居がかった気合に些か疲れてます。

度重なる戦で武田も疲弊していると心配する甘利と板垣。
甘利は村上に接近。板垣はお屋形さまにお説教。
お屋方様再教育に向けて、二人とも何やら心に秘めているようです。

板垣、刀に自分を映してました。死を覚悟してるんでしょうか。

いや、その板垣じゃないんですけど…でもまああんなお屋形で苦労しますな。

そういえば主役の勘助。
甘利に「自分の事しか考えてない」言われちゃいました。
小山田…スケこましてました。
今回、何気に原美濃もいたかも。今まで何してたんだろ。

次回、爺さん二人組みがクライマックスです。(涙


風林火山 第26回 「苦い勝利」

2007年07月03日 00時02分31秒 | 風林火山
晴信ただいま暴走中。
勘助の「孫子同好会」説得術も返り討ちに遭う凄まじさ。

そして、村上だ笠原だと武田がキーキーしている頃。遂に…

「美の漢」長尾景虎 参上!

あ、ちょっと間違っちゃった。(笑)「義の漢」でした。
てかGact老けた牛若丸みたいなんですけど。
それにしてもあの鎧姿?の決めポーズ。まるで戦隊ヒーロー。(ぷ)

今回晴信のスパイとして村上に潜った相木。平蔵が釣れました。
でも勘助の入れ知恵により泳がせておくようです。

勘助といえば、由布姫オンリーマイラブかと思われたのが意外にも笠原の美瑠姫にもちょっかい出してたり。姫ならなんでもいいのか?って小山田に持ってかれましたが。

晴信の暴走に先代信虎を見る爺や二人。
混乱している武田軍で、もはや正気なのはこの甘利と板垣だけっぽい。
…てことでもうすぐ…_| ̄|○

ハードになってくるなあ。次回も楽しみです。

風林火山 第25回 「非情の掟」

2007年06月25日 10時59分37秒 | 風林火山
一頃のラブコメ路線の退屈さゆえに感想サボっておりましたが、
最近また面白くなってきたので恐る恐る再開します。
今回は勘助、晴信どちらもそれぞれの世界でイッちゃってる風景が秀逸でした。

特に晴信。最近一番息苦しいと思う人。 

三寸だなんておっしゃらずに。80Aくらいはありそうですよ♪
ちなみに→「最近一番暑苦しいと思う人。」

勘助もかーなーりマイワールドに浸ってましたね。
「俺は醜いか…?」
すみません、あまりにリリカルな長セリフに我慢できなくて大爆笑。

そんなしょうがない大人達の間でまだ幼い寅王丸だけが不憫でした。

次回、また晴信がキレそうで楽しみです。

風林火山 第16話 と 第17話

2007年05月08日 11時24分31秒 | 風林火山
うーん、話が全然先に進まん。

第16話 「姫の涙」

前回教来石の解説により、
「お屋形さまの為なら何でもする」
というアブナイ太鼓判を頂いたばっかりの勘助。
なのに由布姫が絡んでから手のひらを返したように
ただの優柔不断な迷えるおっさんになってしまいました。

生きてこの世を見ていたいという由布姫を極秘に逃がしたかと思えば、
晴信が由布姫を側室に♪という話を聞いて連れ戻しに走る。
たまたま浪人達のゴチになるところだった由布姫を助け、
「自分が浪人を雇って襲わせた」と嘘ついて晴信方向へ誘います。
姫にしてみれば人間不信200%。
振り回されて振り出しに戻って悔し涙ぽろぽろでございます。

一方晴信は頼重の嫡男寅王丸を諏訪のシンボルに持ち出して高遠を迎え撃ち。
乳児を戦場に…かなり無理があります。人道的にどうよと。
気の毒な禰々はお兄ちゃん恨めしや~になってしまいました。

第17話 「生か死か」

…というわりには緩い展開。
つまるところ由布姫が晴信の側室に入る決心を促す一連のエピソードなんですが。

生き地獄でプンプンしている由布姫のもとに千客万来。
由布姫を側室にするのは危険だと考えるゴリさん、じゃない、甘利は
気性が荒いと評判の姫にわざと自分を斬らせる事で晴信を護ろうとします。
「ダァーッッ!」一瞬プロレスかと思ってしまいました。
三条夫人も晴信が由布姫に贈った歌を見つけて自分が惨めになるのを承知で渾身の嫌味を由布姫にぶちかまし…て自己嫌悪に。

この回殆どパシリの勘助も含め、晴信の為に動く人々を見た由布姫は
武田晴信という人物にちょっち興味を持ったようです。

でも一番姫の興味を惹いたのは晴信が姫に贈ったヘンテコな歌かもしれません。
「君のいる 我が山里をつらく見て 心のうちに待ちし春風  晴信」
美少女戦麗舞パンシャーヌも真っ青。(笑

そういえば主役の勘助。
今回も由布姫相手に、「思うように生きるにはお屋形様のお子を生むべきです。その子はあなたがいかようにも育てて行けばよい。」とか、「恨みを捨て、大望を持ちなされ。」とか、言う事がコロコロ変わって相変わらずのたくらしてました。女の扱いはかなり下手なようです。孫子でも読んで心を落ち着けてください。

そういえばといえば…
板垣が側室反対意見を煩がられて諏訪にとばされてしまいました~
中間管理職は辛いよ。もう千葉ちゃんのラブリーなお顔は拝めないのでしょうか?

次回、舞台はお屋形さまの閨?(笑


風林火山 第16話「運命の出会い」 教来石どの、お元気そうで

2007年04月23日 10時21分34秒 | 風林火山
戦後処理。地道に働く板垣が素敵です。

武田軍、勘助の入れ知恵により戦わずして勝ちました。
今回のメインイベント。
高遠使い捨て→諏訪頼重自刃→諏訪残党処理→由布姫回収…
こんなとこでしょうか。

しかしナンですね。
戦場でかつての仲間に敵として出会うというのはドラマチックなシーンの筈なんですが、勘助と平蔵の場合、そこはかとなく笑ってしまうのはなぜでしょう。

今回は武田軍重鎮達による「これまでのおはなし」というか、つまり「勘助プロフィールのおさらい」がありました。皆さんホームレスから成り上がった勘助の戦国ドリームに興味津々の様子。
そしてそこには、先週頼重の気まぐれで命拾いした教来石の姿が。
勘助は晴信様の為に仲間の自分を本気で殺そうとしたと説得力のある発言をします。
本気で殺されかけて根に持ってないんでしょうか。太っ腹です。
まあ自分がドジって捕まったのですから文句も言えないんでしょうが。
ともかく、勘助は晴信の為ならなんでもするということらしいです。
教来石もとうとう身をもって晴信と勘助の関係に気付いちゃいましたね。

晴信といえば、今回は地味に親方業。
「ばぁーか!」はもう勘弁して欲しいですが、も少し人間味が欲しいです。

桑原城のお掃除でお高かった由布姫が醜い悪鬼の勘助に事実上の命乞いをするシーンは、「運命の出会い」という感じとはちょっと違ったかも。
この場合どっちかっつーと勘助的に「運命の決断」なのでは。
ともかく勘助、由布姫をお持ち帰りしちゃいました。

ところで本筋には関係ないんですが、由布姫役の柴本幸、とーちゃんそっくり。
鼻息の荒さではうっちーに負けてません。
泣き喚く由布姫と勘助がっぷり四つのシーンでは周囲の酸素濃度が薄くなっていくようでした。

次回、「姫の涙」。なんだかだんだんメロドラマぽくなってくるなあ。

風林火山 第15話 「諏訪攻め」 教来石危機一髪

2007年04月19日 15時46分33秒 | 風林火山
板垣の中間管理職なカッコよさにうっとりです。

早速今週の展開。

諏訪頼重と禰々どのに長男誕生。
これで頼重が死んでも諏訪は安泰。
まんま手に入れましょうと言う勘助に晴信、
「そちの顔が悪鬼に見える」
なんて冷やかしたりしてやけに楽しそう。てか、
そんな勘助が好きなくせに♪(笑

諏訪では教来石が暗躍。人のいい矢崎を一生懸命騙します。
ついでに、馬屋でヒサの据え膳を頂こうとした平蔵の邪魔をしていました。
何ゆえ?勘助と平蔵の仲を勘違いして取り持とうとしたのでしょうか?(腐

諏訪攻めにノリノリの武田でしたが、
高遠の中途半端な不信をくらって勇み足の悪寒が。
責任問題でいきなりピンチの勘助。甘利ウキウキ。
しかし、そこは未来の軍師、しっかり情報操作でカバー。
縁の下の教来石もちょっと大げさなくらい頑張ります。

その甲斐あって事は当初の計画通り
高遠出陣→武田介入→諏訪と和睦→頼重の責任追及
と運びました。

板垣と勘助が和睦の使者として諏訪に乗り込みます。
追い詰められた諏訪頼重はガックリ。
身から出た錆だから仕方ないんですけどね。
でも彼には切り札があった。

暗躍中にドジを踏んだ教来石を引っ立てて武田の陰謀を追及。
なぜか一緒に出てきた平蔵も勘助を責めます。
「オラを騙したのか?!」
ここで勘助、教来石を裏切り者に仕立てて殺っちまおうとしました。
頼重が止めなかったら本当にやっちまったでしょう。
ダークです。
そんなに平蔵に嫌われたくなかったんでしょうか。晴信がいるくせに。
確かに、軍師なんて本来ダークな役回りなんですが、
うっちーの演技がいつもあまりにひょうきんなのですっかり忘れてました。

それはそうと、そこに由布姫登場。勘助の容姿にケチをつけます。
「醜い悪鬼じゃ。」

姫のお顔もなかなか怖いッスよ。
と思ったかどうか定かではありませんが、勘助嬉しそうにニヤリ。

次回は「運命の出会い」
ってもう出会っているんですけど、勘助と由布姫の接近遭遇なのでしょうか。
晴信、源五郎のと孫子倶楽部に加えて平蔵やら三条夫人やらで賑やかな勘助の周囲がこれでますます楽しくなりそうです。


風林火山 第14話 「孫子の旗」 どこが好きじゃ?

2007年04月09日 11時33分32秒 | 風林火山
笑い涙で画面が見えない…。

戦国ラブラブ主従、とうとう二人きりで温泉旅行に行ってしまいました。(0▽0);
しかも勘助大勘違いの告白タイム付き。(T▽T)b
やりすぎです。
穿った目でしか観れなくなってしまうではありませんか。

といいつつも折角NHKがここまでサービスしてくれたので、
記念に晴信/勘助の湯煙ドッキリシーンを書き出してみました。

露天風呂にて:
晴 「孫子は読んだか?」
勘 「はい、少しでも親方様のお心に近づきたい一心でございまする。」
晴 「どこが気に入った?(にじり寄り)どこが好きじゃ?」
だれがどう見ても女形モードの亀次郎。勘助の血圧急上昇。
勘 「いうなれば…眼にございまする。その全てを見通す眼光にございまする。」
バカ正直です。
「バアーカ!」言われちゃいました。
戦国武将の言葉とも思えません。
晴信、勘助に言うだけ言わせておいてかわします。
晴 「わしの事ではない。孫子の事だ。気味の悪いことを申すな。」
勘 「ええ…孫子の眼にございまする。」
この期に及んで誤魔化そうとします。策士もこっち方面は弱そうです。
晴 「ごまかすな。孫子の眼を見たことがあるのか。」
ほーら、追い詰められました。
晴 「(笑い)そちの諳んじているところを申してみよと言ったのだ。」
とてもそうは見えませんでしたが。
この後、勘助が風林火山、続けて晴信が陰雷霆を暗唱して何とか場が取り繕われましたが、一時はどうなる事かと思いました。

深呼吸して、今回の物語。
関東管領上杉一行が佐久へ侵攻。乗じた諏訪がこれと和睦を結び、武田の信濃への足がかりを絶つという謂わば抜け駆けを敢行します。
戦況は一転、武田×諏訪へ。戦略会議で晴信に勘助が提案。
曰く、諏訪を二分して高遠を焚き付けその援軍として出陣&和睦。
勘助 「戦わずして勝つは最善なり!」

そんな勘助を胡散臭がる信繁一派が大井夫人に御注進。
そこに晴信命の板垣がフォローに入ります。
板垣 「(寧々様を想う)親方様を察し勘助が進言したとしたら?」
晴信/勘助をいいように解釈することでは頂点に立つ忠臣です。

武田工作員になった勘助は教来石と共に高遠を訪問。クサイ芝居で出兵を促します。
その後諏訪へ現地調査に。すると…
勘助 「平蔵?」
平蔵 「勘助じゃーなーきゃー!」
平蔵、勘助に飛びつき、お子ちゃま抱っこ。わーい!
しつこいようですが、勘助、本当に脚が悪いんでしょうか。
平蔵は諏訪の矢崎家に雇われてました。しかもそこの娘とデキているようです。
平蔵 「勘助はまだ独り身か?」
勘助には晴信が(ry 

そんなこんなで武田に帰還した勘助を待っていたのはもちろん晴信…と、
ちゃっかり近習におさまっていた源五郎でした。
孫子の結ぶ縁は濃い。

そんな孫子に敬意を表して、じゃなくて、
新生武田の象徴として晴信は風林火山の旗を掲揚します。
亀次郎、こういう時は舞台映えしまくり。カッコイイです。
「これぞ新しき甲斐の旗じゃーっっ!」
ポポンッ!

一同感激。
原美濃、甘利を始め、昔の人たちってほんとに真面目でシンプル。
もちろん勘助もウルウルなんですが、妙に笑えるのはなぜでしょう。

次回、第15回 「諏訪攻め」。人間模様入り乱れの予感です。

風林火山 第13話 「招かれざる男」 お待ちくだされ!

2007年04月03日 12時47分47秒 | 風林火山
のっけから爆笑しました。

武田晴信(のち信玄)により金二百貫で足軽大将に召抱えられた勘助。
ピカピカの着物や「晴」の字まで貰って恐悦至極状態。
当然家臣たちは不満爆発。胡散臭い中途採用がこの厚遇。納得できません。
勘助を取り囲み、代表して原美濃(宍戸開)が立ち合いを申し込みました。

原美濃「太刀を抜け!」
… 間 …
勘助、徐に柄に手をかけ… 「お待ちくだされ!」
この人を馬鹿にしたタイミングがかなり笑えます。

ここから勘助劇場スタート。曰く、
まことの戦さながらのセットアップにしたい→時間と場所変更→翌日池の端で
ま、いいかと一同。昔の人は気が長いです。
晴信「勝ったほうを褒めてつかわす。」それ以外のオプションてあるんですか?

当日、寒そうな中お祭りさながらの演出で再び立ち合い。
「双方とも用意は良いか。始め!」
ポポンポンポン…
勘助「お待ちくだされ!」
いいからコイツ早く斬っちまってください、と思ったのは私だけでしょうか。

勘助また語り始めます。曰く、
実力者:原美濃と障害者の自分が五分で戦える場所に変更したい→舟の上で勝負
原美濃、受け入れます。この人も大概お人よしです。

舟にて。勘助、刀で水しぶきを起こし目くらまし作戦+舟に穴空け→
渡し舟まで跳躍!10.00。ホントに脚が悪いんですか?
原美濃、舟と一緒に沈没しかけて勘助に助けられます。惨めです。
ゴリさん、じゃない、甘利虎泰(竜雷太)「バカァー!!」

一同大爆笑。いいのか、こんなんで?

勘助「口舌も戦の道具になり申す!」「闘わずして勝つこそが最上!」
てか、これ殆どとんちなんじゃ…
勘助劇場クライマックス。
「兵者詭道也」と書かれた半紙を公開。読める程度に下手な字。最悪です。

こんなアホな事をやっている間、関東管領上杉家が真田を引き連れ信濃に侵攻。
更には諏訪頼重まで武田を狙いにかかります。
唐突にキナ臭くなってきました風林火山。勘助の思う壺です。

一方そんな勘助を厭わしく思う三条夫人。
晴信の次男が疱瘡で失明という不幸も相まって女の勘は冴え渡ります。

そして、始終相手の思惑をいい様に解釈しているラブラブ主従の晴信/勘助ペアを評して大井夫人(風吹ジュン)がネタ投下。
「光放つものは影を負う者の傍に居てこそ安堵して輝けるというもの。」
母上公認(ry…思わず笑っちゃいました。

次回、「孫子の旗」。
いつも思うんですが、孫子は軍争の法を6つ表しているのにどうして武田のソレは4つなんでしょう?リズムやゴロの問題なんでしょうか。

風林火山 第12話 「勘助仕官」

2007年03月27日 17時20分52秒 | 風林火山
えー、唐突ですがNHK大河。
3回以上続けて観たのなんて小中学生の時以来かも。緒方拳や加藤剛世代です。(汗
なんてことはともかく、
大河ドラマといえば昨年のアレが例によってあまりにアレだったので全く期待していませんでした。それでも例年通り歴史モノ好きの相方が観ているのを冷やかしていたらついうっかりハマってしまいましたよ風林火山。

切っ掛けは勿論?仲代達也(武田信虎)の怪演だったのですが、周りをよく見てみるとキャストがなかなか味わい深い。

主演の内野聖陽(山本勘助)の臭い立つヤサグレ具合や、歌舞伎役者市川亀治郎(武田晴信)による妙な迫力。そこに千葉真一(板垣信方)の年季の入ったキラキラおメメ?が加わってえもいわれぬテイストに。思わずニヤニヤ笑いが漏れてしまいます。脚本も練ってあって色んな意味で凄く楽しい。

今回、「ああもう前回で仲代@信虎が追放されちゃったしなあ…」と思っていたら、ついこの間までヘータレだった晴信がメキメキ本性出し始めてヤサグレ勘助とラブゲーム駆け引きの応酬。そして、そんな両者の間を行ったり来たりしながらお目目くるくるの板垣がまた異常にラブリーなんです。

いやいや腐女子萌えなんてしてませんよ。してませんとも。だからしてませんってば。

市川亀冶郎氏が「この作品で晴信役以外だったら何役をやりたいか。」という質問に「由布姫」(晴信の側室で勘助の想い人)と即答したというのをすごいネタだなんて思ってませんてば。


まあ、主役の勘助自身殆ど妄想のようなキャラクターらしいですから、ニヤニヤしながら久々の大河ドラマを楽しんでみようかなと思っています。