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「MEANWHILEに ELSEWHEREで」

特撮や映画感想メインの雑ブログ

映画 G.I. ジョーを観ました

2009年08月22日 12時22分38秒 | 映画
昨日、9歳が友達の家に遊びに行ってくれたので、この機を逃すかと観に行きました。
TOHOシネマズのポイントも貯まっていたことだし。



公式サイトのイントロダクションに
「…常識外れのハイパー・アクション・エンタティメント」と書いてありましたが、
まさに常識外れというか、ありえねー!マジかよー!なシーンがこれでもかと
数珠つながりでラストまで続く、バカバカしさ全開、ご都合主義満載の、
ただただストレス発散の為に作られた、そんな映画。

以下、ネタバレ暴走感想につき未見の方はご注意ください。












まずは一言。

アメリカ人、エジプトなしでこのテの映画作れないんでしょうか?

国際機密部隊G.I.ジョー(フザケてるとしか思えないネーミング!仕方ないけど)の
秘密基地はエジプトの砂漠地下にある。

砂漠にこんなデカイ基地、物理的にも経済的にもこっそり作るのは不可能…
なんて考えたら負けです。考えて観る映画ではありません。(笑


ストーリーはあってないようなもので、
ハイテク兵器メーカーMARS産業がNATOと開発した金属腐食性ナノマイトの弾頭4つを巡って、
テロ組織コブラが機密部隊G.I.ジョーとドンドンパチパチを繰り返すというもの。

G.I,ジョーのヒーロー、デュークはかつてナノ弾頭の運搬を警護していたNATO軍兵士。
隊がコブラに襲われ全滅しかけ、そこをG.I.ジョーたちに助けられる。
そこで自分もG.I.ジョーに入ると主張するも却下され、コブラ女幹部バロネスの情報をたてに
半ば脅迫した形でG.I.ジョー入り。スカウトされるのではなく、自分を売り込む辺りが
とってもメリケンなんですが…

敵のボスが元カノだという野郎をホイホイ極秘部隊に入隊させる司令官ホークは
太っ腹というより、ちょっとアレなんじゃないかと。(汗


しかも別れた経緯が、当時同じ部隊にいた彼女の弟レックスを守りきれず死なせてしまい、
失意の彼女を見ていられなくて遠ざけていた…って、ずいぶん自分勝手な男では。

それでもG.I.ジョー入隊後、お笑い担当の相棒リップ・コードと、とんとん拍子に
隊の優等生になり、コブラによる基地襲撃に遭い盗まれたナノ弾頭を追いかけて
チーム仲間のスカーレットやスネーク・アイズと共にフランスはパリで大暴れ。
建物も車も電車も壊して壊して壊しまくる、カー&パワードスーツチェイス。
そしてナノ弾頭4発のうち1発がコブラの忍者ストーム・シャドーによりエッフェル塔に。
もう、パリ、ボロボロ。ホワイトハウスに苦情が来たそうです。苦情って…(汗

しかもデューク、バロネスとナノマイトを追っかけてコブラに自ら捕まっちゃいました。
でもまあ、これが怪我の功名?になって、G.I.ジョー部隊をコブラの本拠地へ導く訳ですが。

コブラの兵士たちは神経系に作用するナノマイトで調教されていました。
コテコテのマッド・サイエンティストのドクターにより作り出された
そのナノマイトを注入されそうになりデュークも遂に一巻の終わり?
と、ここに来て今まで冷血無比だったバロネスが唐突に反乱。
実は彼女もナノマイトで操られていた。しかも死んだはずの自分の弟(ドクター)に。

って、そのナノマイト調教、意志で克服できるんじゃん!

それにしてもバロネスは色んな意味で強すぎ。
元は単に軍人デュークの民間人婚約者みたいだったのに。
弟にナノマイト食らった後で鍛えられたんでしょうか。どんだけ…(汗

その後、我に返ったアナ(バロネス)とデュークはG.I.ジョーたちの援護を受けつつ、
デストロ&ドクターに立ち向かうことに。尤も、悪党臭プンプンだったデストロは
あれよあれよという間にドクターのいいように支配されてしまいます。

要するに、この世界規模のドンパチの根っこは、アナとその弟レックス、
加えて元婚約者のデュークという、
いわば身内で構成されていたということに。_| ̄|○

カッコつけてたデストロが文字通りいい面の皮、というか鉄面皮。(ぷっ

しかし、こんなばかばかしいメインストーリの蔭に、
ひたすら私怨で戦う黒と白のニンジャの姿があった。(笑


ストーム・シャドーとスネーク・アイズ。子供時代、東京で出会った二人。
って、もうこの辺りの勘違いニッポンやニンジャワールド?には慣れっこなんですが、
期待を裏切らない訳の分からなさに思わず笑みがこぼれました。

自分の師匠に拾われたくせに自分より強くなり師匠に可愛がられたスネークに
嫉妬し、しかも師匠を逆恨み&殺害したストーム・シャドーのあくなき挑戦と、
恩師の死以来「沈黙の誓い」をたてて言葉を発しない律儀なスネークの復讐劇が
戦場で出会うたびにそこかしこで炸裂。

イ・ビョンホン、頑張ってました。といっても、彼の演技を見たのは初めてですが。
今回、観客席にはご年配の方々、特に夫婦でお越しのお客さんが目立ちました。
オジサン方はまだ分かるけど、オバチャンたちが近未来軍事活劇…?
やっぱりイ・ビョンボン目当てなんでしょうか。それとも自分のように
マッチョ・ドンパチの好きなオバハンが他にも沢山いるということなのでしょうか。うーん。


スネーク・アイズ、中身はSWのダースモールやX-Menのトード。
遂に顔が全く見えなく…なったほうが断然カッコよかったかも(ry
スタイルもアクションもG.I..ジョーの中で一番カッコよかった!沈黙は金。(笑
でもあの全身スーツで動くのって凄く大変そう。ちゃんと息できるのかな。

苦悩?の忍者スネークに加え、G.I.ジョーにはほのぼの系軍隊カップルもいました。
高IQ天才肌で銃の達人赤毛美女スカーレットと、行き当たりバッタリマッチョのリップ・コード。
隊には他にも控え目巨漢マッチョとインド系のオタクがもれなくついてます。
ハイテク軍隊にオタクは不可欠ですね。

結局、コブラの野望は遂げられず、デストロとレックスは拘束。
バロネスは体内のナノマイト除去に向けてやっぱり拘束。
「操られてたんだから」という事でデュークは彼女が出てくるのを待っているみたいだけど、
そもそもデュークがレックスの件の後、ちゃんとアナと向き合っていればこんなことには…

と言っても後の祭り。スゴイ祭りでした。

G.I.ジョー、まだ続きがありそうなラストだった。
スネーク・アイズが活躍するなら見たいかな♪

劇場版 侍戦隊シンケンジャー&仮面ライダーディケイド イカでビール!

2009年08月20日 12時50分12秒 | 映画
最近プロ野球(応援とカード集め)にハマっている息子9歳。
もう戦隊ライダー劇場版は観なくてもオッケーかなと思っていたら、
…やっぱり執着していた。

鑑賞料金の半分を小遣いから捻出して懇願、
午前中にその日の勉強をサクサク終わらせ(やればできるんじゃん!怒)、
いざ映画館に出陣!

劇場版公式サイト

という訳で、ネタバレ満載感想につき未見の方はご注意ください。












侍戦隊シンケンジャー 銀幕版 天下分け目の戦

20分という尺が短すぎてあっという間でした。(汗
でも内容はきっちりまとまっていたし、皆さんそれなりに出番を主張していて面白かった。

なにはともあれ、初代秘伝ディスクの効果がすごい!(爆
あの剣、もう剣じゃないというか。なに?あのニョロニョロ!強すぎ!
合戦シーンも含めて、ありゃあ3D映えするでしょうね。
でもって、折神大変化(龍)後もなにかと派手な初代ディスク。
てか、キョウリュウシンケンオー、ある意味ヒワイ!でも気にならない!
劇場版ならではというか、色々インパクトが大きくて楽しめました。
帰宅してから9歳がまたニューブロックでシンケンマルとロボ作ってたし。
ちゃんとディスクが回せるような設計になっていたのが笑えた。


細かいところでは、
彦爺が大スクリーンになだれ込むと思わず仰け反りそうな迫力だとか。(爆
流之介とことはの思考回路について「ちょっとズレてる」という殿と、
心外そうにする流之介が笑えた。(笑)あと、エンディングの
「五つの力をあわせて~♪」のところで源太が「六!」ってツッコミ入れてるのも。
イカちゃん、エビちゃん、早く元気になってね。
そうそう、キャストで体調を崩された皆さんも。お大事に。

本当は3Dで見たかったけど、9歳の習い事と時間が被るので断念。
9歳は「あれ、3Dで観たら結構怖いかも。矢とか剣とか飛んできそうで」
と、自分を説得していた。(笑)
でも今時の3Dは飛び出さないんだそうですね。奥行き系というか。
ご覧になった方、感想お聞かせください。

仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー

いやもう、冒頭で眠りそうに。_| ̄|○ 
コレ、事実上テレビシリーズ最終回なんでしょ?
単にシーンを繋ぐだけっぽいストーリーが痛いったら。しかも退屈。

士の妹登場→士の記憶復活→実は大ショッカー総帥だった→ライダーバトル→
妹執事?の裏切り→総帥の座を奪われて追放サレ→やる気ナッシング→
唐突にガクト登場&説教サレ→オレが大ショッカーを倒す!

引きこもり妹のイジイジした性格は勿論、士のヒーロー観がかなりヤバイ感じで
困ったなーと思っていた丁度その時、死神博士になっていた栄次郎(石橋蓮司)の

(スルメ)イカでビール…イカデビル!!が炸裂。

これは救いでした。お蔭さまでこの映画をお笑いとして楽しむことができた。
てか、9歳も「スルメいかだよ!」と爆笑。

その後、昭和平成ライダー勢ぞろい。一列に並んで大ショッカーと対峙。
ここでも9歳「一人ひとり名乗ったら10分以上かかるよね!」と嬉しそう。
(彼はライダーがクローズアップされるたび名前を呟いていた)

そして、臆面もなく9月からの次期ライダー、仮面ライダー・ダブル登場。
9歳「宣伝じゃねーか!」とツッコミ。

更に、大ショッカーが文字通り巨大化して笑いをとり、
その上、海東ジエンドが助っ人として仮面ライダーJを連れてきた辺りでは
もう母子で大爆笑。Jには申し訳ないが、ばかばかしさもここまでくると天晴れ。

その後、ディケイドがディエンドにファイナルフォームライドされてベルトになり、
Jにくっ付いて変身!うわあ!

仮面ライダーで皮の巨大戦!
さすがに、シュワッチ!とは言わなかったけど。

結局、後半の笑いの雪崩れに不味い部分はほぼ押し流されて、
それなりに楽しめました。

ただ、映画が終わって12月の仮面ライダー劇場版の予告が流れた瞬間、
客席のお母様方からため息ともブーイングともつかないうめき声が。(爆

そりゃ、そうだよね。
大抵の親御さんは、年に一度だからと我慢して子供楽しませに来てるんだから。
冬にもやるのか!?って嘆くのはしょうがないと思う。

それにしても、最後はみんな旅に出て終わりーなんですね。
世界の終わりはどうなったのかとか、
黒クウガとの対決はどうなったのかとか、
ディケイド士よりディエンド海東の方がカッコイイとか
色々と複雑ではありました。

その辺はテレビ放送でオチがつくのかな?


ナイトミュージアム2 を観ました

2009年08月16日 16時01分12秒 | 映画
先週木曜、息子9歳にせがまれて映画ナイトミュージアム2を観にいきました。

映画公式サイト

前作同様、理屈抜きで笑い飛ばせるハートウォーミング・ドタバタコメディー。
観て笑って特撮を堪能して、ところどころホロリ。面白かったです。

個人的にスミソニアンが懐かしすぎました。
自分が行った時にはホープ・ダイヤ(呪われた青いダイヤモンド)が展示されていたっけ。
てか、ワシントンDCそのものが懐かしい。
リンカーン像やらリフレクションプールやらワシントンモニュメントやら、なにもかも。

ああ、またD.C.に行きたくなってしまった。日本からだと遠いけど。(汗
自分は、LAのチャイニーズシアターやNYのタイムズスクエアより
アキバがいいと思ってしまうコテコテ日本人?ですが、D.C.だけは特別。
あそこは面白すぎる。いろんな意味で。
ネズミーランドやユニバーサル・スタジオなんてメじゃない。

…話が逸れました。_| ̄|○

以下ネタバレ感想につき、未見の方はご注意ください。











のっけでいきなりラリー(ベン・スティラー)が光る懐中電灯を発明したとかで
金持ちの企業家になっていてびっくり。懐中電灯というところが元警備員ぽくて
よいけど、離婚、失業していた前作の面影今いずこ。

一方、かつての職場、NY自然史博物館の仲間達というか、展示物(笑)が
改装に伴いスミソニアンの地下倉庫に追いやられてしまって…

…のはずが、搬送された剥製サル(このサル、堪らなく芸達者)が
展示物を生き返らせる石版を持ち込んだことでスミソニアンが生きて動き出す。
ジェデダイアのコールによりワシントンD.C.に駆けつけるラリー。

まず出会ったのはラリーのパートナー役になるアメリア・イヤハート
キャラもヘアスタイルもお尻も全部キュート!フェミニスト魂全開!

対するはカームンラーとその御供、ナポレオン、イワン雷帝、アル・カポネの三人衆。
なんというか、役者さん達ハマリすぎなんですけど。(爆
しかも殆どお笑いカルテットだし。
とにかく、どこまで行ってもエジプトだなあ。

大統領シリーズ?は、前回のルーズベルトからバトンタッチした感じで、
リンカーンがウルトラマン的活躍(笑)を見せてくれました。
なんつーか、リンカーン・メモリアルの建物が檻に見えちゃいましたよ。

巨大組では、リンカーンの他にタコとか考える人とかモアイとかT-REXとかとか。
この手の連中は視覚効果だけで充分楽しい。

ミニチュア組では、アインシュタインの首振り人形たちや、
前回からのお仲間、ジェデダイアオクタヴィウスが相変わらず活躍。
ジェデダイアが砂時計の中で人質になっているのがシュールだった。
リスに跨るオクタヴィウスも。(笑

ダメダメ系?ではカスター将軍がかなりいい味出ていました。

メインストーリーは、
石版を使って世界征服を企むカームンラーを、ラリーが止めようとするというもの。
元警備員、ラリーの懐中電灯さばきは素晴らしい
9歳がホレボレしていた。

スミソニアンで生き返ったのは展示物だけじゃない。
絵画の中身が動いていたり、その中に出入りできちゃったり。
シュール通り越してバカバカしいけど、面白いからノープロブレモ!

スミソニアンの展示物たちとドタバタしているうちに、
ベンは自分が本当にやりたかったのはビジネスで儲けることではなく、
仲間(展示物だけど)たちを見守ることだと気付く。ベタな展開。

スミソニアンから仲間を取り戻したベンは、(こっそり)私財を投じて
古巣(NY自然史博物館)をリニューアル。そこの警備員におさまる。
更に会館時間に夜の部なるものを設け、動く展示物を一般公開。
めでたしめでたし?

最後はモトローラくんのオチ(笑)でシメ。

とにかく、キャラクターとネタで突っ走る105分。
9歳はかなり楽しんだようです。

日本語吹き替え版で見たのですが、字幕版で色々チェックしたいかも。
前作と抱き合わせでDVD出ないかな。

追記: ダースベイダーが喘息呼ばわりされたところで思いっきり噴きました。
    確かに。たーしーかーにー!(笑


TRANSFORMERS Revenge of the Fallen 観ましたー!

2009年06月30日 23時28分12秒 | 映画
またまたご無沙汰しました。といいますか、なんとまだ生きてました!(笑
更新サボって早十日が過ぎ、そろそろ新規投稿しないと、死んだかと思われて
ブックマークが荼毘に付されていたりして。

何となくネットから遠のく、というのは個人的にありがちなのですが、とりあえず復活。
つーか、トランスフォーマー・リベンジ、観たら黙っていられなくなりました。
相変わらず気分屋ですみません。(汗

そんな訳で感想をちょっと。

いやもう燃えました!面白かったです。監督はマイケル・ベイ。
とにかくノンストップで突っ走って、2時間半という長い上映時間にも関わらず退屈なし。
ストーリーもビジュアルも前作から随分進歩していて、当時衝撃的だった第一弾が
今ではただのプロローグのように思えるくらい満足度高かったです。

青春、恋愛、友情、家族愛、宇宙にロボットに軍に情報部に古代遺跡にお笑いと…
もう深くはツッコミません。とにかくエンタメ無法地帯って感じでした。

ロボットアクション好きの方、かーなーり、おススメです。

以下、微妙なネタバレにつきご注意ください。












とりあえず一言。

アメリカ人、どんだけエジプト好きなんでしょう。(爆
でもまあ、あれだけゴチャゴチャした巨大メカたちがくんずほぐれつしても
絵になる背景という意味ではベストマッチかもしれません。
ピラミッド登場というだけで笑える映画ってなかなかないです。

そしてスピルバーグが絡んでいるせいか?相変わらず物語はそっち系。
今回は未知との遭遇+宇宙戦争辺りのテイストかなあ。
でも前回のE.T.ノリほどは気になりませんでした。元々期待していないのでスルー。

サムの子がオタクな外見はそのままに、ちょっと大人っぽくなってて頼もしかったです。
バンブルビーやオプティマスとの友情がベタに熱くて泣けちゃいました。
前作では咬ませ犬?的役回りでいまひとつ活躍できなかったビーのアクションが
凄くカッコよかったし、サムを守って倒れるオプティマスとか、そのリザレクションとか、
ご老体のパーツを引き継いでパワーアップ(爆)とか、地球人との絆とか、
お約束とはいえ無茶苦茶燃えました。

どこまでもサムにくっついてくるカワイコちゃんのミカエラ。
相変わらずセクシーですが、今回は抜群の調教師っぷりがハマリすぎ。(笑

オブザーバー的役割のサムのルームメイトも面白かったし、
何より、元セクター7のオタクオヤジ・シモンズが美味しすぎ。
オヤジのTバック…堪らん。(爆

でもってメインのCGですが、もうお見事としか言いようがないです。
トランスフォームもアクションも凄すぎて目がついていけないくらいで。(汗
期待以上の出来栄えでした。元からそっち方向で期待していたのでお腹いっぱい。

そして今回も前回に増して凛々しかった、米軍宣伝部隊の皆さんお疲れ様でした。
もっとオートボット達とベタベタに馴れ合ってくれたら更に萌えたかも。

それはそうと、あの頻出するシモネタは一体何だったんでしょう?(汗
ボールって何回聞いたか。さらにシャフトだのミートだの…
いやいや、それ以上にあのスピーシーズ系雌型ロボットが…もう卑猥というしかないような。
犬たちもすっかりサカってるし、しまいにはミカエラの子分ロボが脚に…ま、いいです。(笑

すっかり小物になったメガトロンとその三下スタースクリーム。
物陰から負け犬の遠吠えこいていたので、次回作がありそう。てか、やる気満々ですね。

とにかく、テンション上がりっぱなしのCG大作。元気出ました。

劇場版STAR TREK 感無量!!

2009年06月04日 15時59分47秒 | 映画
スター・トレック、久々に銀幕にお目見え。

宇宙大作戦ではない。スター・トレックなのだ。(笑
オリジナルシリーズをキャスト一新でリメイクしたそう。
監督は「どっちかっつーとスターウォーズの方が好き」らしいJ.J.エイブラハムス。
そのせいか、トレッキー臭も薄く、スター・トレックを見たことがない人も
充分楽しめるエンタメ映画
に仕上がってました。

ストーリーのキモは、スターフリートの英雄、カーク船長とスポック副長の成長物語。
二人が出会い、いがみ合いながら絆を深め合って、
エンタープライズ号の無敵カップル(笑)が誕生します。

二人の周囲では、ヴァルカン人、ロミュラン人、地球人がああなってこうなって、
タイムパラドックスいらっしゃーい!の混沌状態に。とはいえ全体的にテンポもよく、
最後は、おお!ナルホド!そ-ゆーことか!新たなる出発なんスね!
という感じで後味もすっきり。

色んな部分で強引というより無茶苦茶な展開に思わず乾いた笑いが漏れたりも
しますが、そういうシーンは笑ってスルー、スルー、スールー。

アクションも肉弾戦から宇宙戦までド派手にかましてくれていて幅広く楽しめます。
ビジュアルもお金かかっているだけに?文句なし。
スペース・ドンパチ好きの人、お勧めです。

…なんて、冷静?に感想始めてみましたが、正直自分の中では心揺れすぎて、
もうずーっと涙腺緩みっぱなしの2時間でした。


以下ネタバレ全開ですので、未見の方はご注意ください。











まずは冒頭のカーク父ちゃん特攻シーン。
いきなりお約束の「自動制御不能につき強制的居残り」設定発動。
あの逃げ場のない感に、以前見たST:TNG映画でのデータ最期を思い出して泣く。

ボーンズ登場。今は亡きデフォレスト・ケリー氏を思い出して泣く。

エンタープライズのソーサーに付いたNCC-1701のナンバーを見て泣く。

レナード・ニモイ@スポックの後姿(で分かってしまった)を見て泣く。

老スポックが若カークに"Jim?"と話しかけただけで泣く。

"Live long and prosper."を聞いて泣く。

若スポックと老スポックご対面シーンで泣く。
"Good luck"が新旧スポックによる「スター・トレック」の引き継ぎみたいだよ。(ToT)

ニモイ氏によるオープニング・ナレーションで泣く。

エンディング・クレジット時のオリジナル・テーマを聞いて泣く。

クレジットのラスト、「ジーン・ロッデンベリーとメージェル・バレットに捧ぐ」を見て泣く。

などなど、泣き疲れてしまいました。バカです。自分でもそう思います。_| ̄|○
結局、このキャスト一新映画はオリジナルシリーズのいわばオルタナティヴ・ユニバース
というか、パラレル・ワールドってことになるので、この路線でまた新しいシリーズどんどん
作れそう。てか作るらしい。頑張って欲しいです。

それにしてもホント、一々感慨深かった。
主役はカークなんですけど、やっぱり個人的にはスポックにフォーカスがいってしまう。
ニモイ氏の老スポックが単なるカメオ出演なんかではなくて、
物語のキーだったのが嬉しかった。


ニモイ氏も昔のスタトレ映画の時には、スポック死なせないなら映画出ないとか、
監督やらせろとか、色々ややこしい人だったらしいですが、その後TNGにゲスト出演したり
今も元気で、こうやってスポックになってくれるのはファンとして心から嬉しい。
「長寿と繁栄」を地で見せてもらったような気がします。末永くスポックしてください。

今回若スポックを演じたザッカリー・クイントもいい味出ていました。
願わくば、もう少し固めの表情と、片方の眉を上げる練習をしてくれたらと思います。
彼が老スポックの船の座席に座って"fascinating"と呟いたシーンではうれし涙が。
ちなみに、若スポックはウフーラとデキているらしい。(爆
老スポック的にはどんな感じなんでしょうね?(笑)コメント聞いてみたい。

若カークを演じたクリス・パイン。いいんじゃないですか?
あのスケコマシっぷりと報われなさっぷりがまんまカークで。(笑
暴走してスポックにヴォルカン・ピンチ食らったりと美味しいとこはバッチリ押さえてます。
ちなみに、私は別にビル・シャトナーファンではない(むしろ身も心もメタボなあのオヤジが
嫌いなくらい)ので、今時のイケメン顔カークでも全然問題ありません。

腐女子的観点からは若いカークとスポックが視線を交し合う度に萌え萌えでした。
久々にスラッシュ(欧米的腐女子萌え)の原点に帰ったといいますか。
そんな意味でも懐かしい。(笑

ここからは他クルーのキャラ萌え。

マッコイ…良い雰囲気出ていました。ボーンズの語源まで。
スポックもそうですが、よくまあ似た人を見つけてくるものです。
できればボーンズの毒舌も聞きたかったけれど、まだそこまで友情ができていないんでしょうね。
ただ、カークにグサグサ薬物を注射しているシーンは嬉しくてかなり笑いました。
スポックのことは好きだそうですし。そんなとこもツボ。(笑

スールー…ジョージ・タケイ氏は和風でしたが、今回中の人は韓国風になっていました。
いきなり凡ミスでワープできなかったのがアレでしたが、フェンシングネタで挽回。
かつて上半身裸でエンタープライズ号内を暴れまわったタケイ氏のスールーが目に蘇る。(爆

チェホフ…大活躍じゃん!(爆
昔はなーんかちょっと大人しいめのロシア人だったのが、
プリティさはそのままに、とんでもオタクなお笑いキャラにパワーアップ。
半端ないロシア訛も含めて、これはこれで大満足です。

スコッティー…もうちょっとスコットランド訛が欲しかったけど、気質的にはかなり近いかも。
やっぱり彼は赤を着て機関室にいないとね。

ウフーラ…ちょ、セクシーすぎ?(汗
まあ、いいんですけど、ニシェル・ニコルズのストイックなウフーラが好きだったので、
今後登場するときにはもっと冷静さと有能さの方をアピールして欲しいかなあ。
てか、通信係やってるとこが見たかった。まあ、今時通信係もないんでしょうが。

スポックの両親…サレック、オリジナルによく似てる。(汗
ウィノナ・ライダーがスポックの母に…なんか時の流れを感じました。

敵のロミュラン、ネロ。
こちらは悪役っぷりが随分徹底していました。母星を失った種族の悲哀とかが
あったかと思いますが、あまり感情移入できないまま終わってしまいました。
ラストはカークの最後通牒に反発して宇宙のもくずに…

救援の提案を跳ねのけられて、ほんならトドメさしたる、ってやっちまうカーク一行が
とってもアメリカーン。

エンタープライズ号。
やっぱりワープナセルが…(汗)モコモコ感が否めない。
艦内は大分雰囲気が垢抜けていました。
アナログなピコピコスイッチも捨てがたいですけど今時アレではね。(笑
とはいえ、初期の型なのでそれなりに泥臭さもキープしていて
機関室にはパイプやら何やらゴチャゴチャ。
光子魚雷発射時に弾を手動で装填していたように見えたのは気のせいかな。(汗

なんか、思いつくまま気の向くままに書いてみましたが、
とにかく感無量。面白かったです。


名探偵コナン漆黒の追跡者(チェイサー)を観ました

2009年05月16日 15時17分30秒 | 映画
梨畑のバイトになけなしの体力を使ってしまい、更新サボっておりました。_| ̄|○

コナンといえば「未来少年」世代の私。
未来少年コナンは個人的に宮崎駿氏のピークかなあと思う。
コナンといえば「名探偵」世代の息子9歳にせがまれて行った劇場版第13弾。

名探偵コナン(原作 青山剛昌)の基本設定は:
高校生名探偵だった工藤新一が
黒づくめの服を着て暗躍する組織の取引現場を目撃
…したところ捕まって毒薬を飲まされて抹殺された
…と思ったらアララ不思議体が縮んで小学生に
正体を知られたら自分も周囲の人たちもヤバイ&組織の情報収集をしたい
…てことで隣人だった発明家オヤジのススメにより身元を隠し江戸川コナンと名を変えて
幼馴染で恋人だった毛利蘭の父親で探偵業を営む毛利小五郎の家に転がり込み
小五郎の蔭で難事件を解決するというもの。

私はコミック(現在本編だけで64巻出ている:汗)を全部読んだ訳でも
テレビシリーズを毎回見ている訳でもないのですが、
たまに見ると謎解き物語としてなかなか面白い。
多少強引だったりぶっとんでいるのもご愛嬌。

今回の映画は物語の発端になった組織との対決!
みたいな匂わせ方をした予告のお蔭で息子9歳は盛り上がっていたのですが、
実際はとある事件に巻き込まれた組織の人間の尻拭いをしに出動した
一人の組織エージェントがコナン=工藤新一の正体に迫る、というもの。

なので、前半から中盤はメインの事件の謎解きの合間に時折組織の影が垣間見える程度。
そのせいか、息子9歳は中だるみ状態。
まあ小学4年生に小難しい理屈や人間関係の機微?をまるまる理解しろというのも
無理かと思います。でも後半になったら待ってましたのアクションシーンと
ハードボイルドが全力疾走。
楽しく気持ちよく見終われました。

それにしてもコナン=新一の恋人、蘭ちゃんが益々人間離れしていく。(笑
天然で正義感炸裂で大好きなキャラです。

蘭のパパ、毛利小五郎の迷探偵ぶりも健在で面白かった。
小五郎の声優さん、神谷明氏は学生時代中途半端にアニヲタだった自分の
憧れの声優さんでしたが、相変わらずいい味出していました。
ホント、芸幅の広い人です。(笑

帰宅してから息子9歳のコナン・コミックを読みまくってしまいました。
勿論古本で私が最初に1~20巻を千円でゲットして与えたら
続く21巻~30巻までを9歳が小遣い660円で揃えて、まだまだ集めるつもりらしい。
男子は集める生物、というのを忘れていました。(汗

映画ヤッターマンを見ました

2009年03月18日 10時06分34秒 | 映画
新聞屋さんの懸賞で当たった映画のタダ券があったので息子9歳と見てきました。
本当はマダガスカル2の予定だったのが、9歳の心変わりでヤッターマンに。

映画ヤッターマン:公式サイト

以下ネタバレありにつき未見の方はご注意ください

アニメヤッターマン世代ど真ん中の私としては当初、
「実写化?アレを?何考えとんのじゃ?」思っていたのですが、
実際観てみたら、アニメ→実写変換のあまりの徹底ぶりに
三池監督ここまでやるか!と、些か呆れつつ感嘆してしまいました。

キャラ、シチュエーション、アクションその他どんなビジュアルも
これでもかというくらいアニメに忠実。凝って作られてましたね。
「毎週…」とか、「今週の…」とか言いまくりだったし、
次週予告までありました。そこまでするか。(笑

どんな小ネタも見逃すまいとがっぷり四つで見ていたせいか物凄く疲れました。
時間も結構長かったし。

キャストでは予想通り深田恭子ちゃんのドロンジョがダントツでイケてました。
ムチムチでセクシーなんだけど、いやらしくない。
舌足らずな「やっておしまい!」もツボ。
トンズラーとボヤッキーもここまでできるのかあと思いましたね。
ドロンボーのインパクト?に比べるとヤッターマン側はもう一頑張りという
感じでしたけどそれでも充分な出来だったかな。
小原 乃梨子さんを始め声優陣もカメオ出演していてサービス?も満点です。

難を言えば、ゲストの考古学者とその娘がちょっと気持ち悪かった。
娘さんが受ける暴力がギャグにしてはちょっと嫌な感じだったし、
ドクロべえの頭の断面から親父さんを引っ張り出すシーンには思わず退きました。
ラストで下山(笑)するネタは面白かったけど。

噂に聞いていたシモネタも目白押しでした。
ガンちゃんがサソリに刺された娘さんの太腿を吸うシーンとか、
ヤッターワンが鼻血出した辺りでは、子供にこんなもん見せていいのか?と。(笑
まあラストの2号さんネタのセリフ通り
「子供は知らなくていいんだよ。」てことなんでしょうけど。

ちなみに、息子9歳が爆ウケしていたシーンは、
ヤッターワンが出動時高速道路でETCカードを挿入していたところと、
「ジャンボ パチンコ」の「パ」の字が消えた瞬間かな。
あとは…さかなくん?のハマチ→ブリ解説なんかも指差して笑ってました。
メカ系ではファンファーレとか、ヤッターキングの無駄なデカさとかパワーとか。
小学生のツボもちゃんと押さえてあるということなんでしょうね。

アニメシリーズを知らずに見たら「何これ?無駄に壮大。」な
ヘンテコ特撮なのでしょうけど、ヤッターマンファンの方は一見の価値があるかも。

観るのに体力使いますが。(笑

SHINOBI 見ました

2008年11月16日 16時18分59秒 | 映画

先の金曜ロードショーでやっていた仲間由紀恵とオダギリジョーの忍者時代劇。
風邪でダルくてチャンネル変えるのを面倒がってつい見てしまいましたが、
いやもう…

これ、何てX-MEN!?
嫌でもキャラクター対比しちゃうじゃありませんか。(笑

太平の世にこんなミュータント村を野放しにしておきたくないという
徳川家康の気持ちはなんとなく分かるような気もします。

全体的には猛烈に退屈で痛い映画でした。
第一主役の二人、伊賀と甲賀の頭領同士の許されぬ恋…という風に見えない。
燃えも萌えも全然ない。仲間由紀恵なんてヒンヤリ冷めてるし。
オダジョーも普段コタツで麻雀してるフリーターがバイトで来ましたという感じ。

ついでに二人とも頭領とは名ばかりでどちらも管理能力ゼロ。
お仲間達は勝手に暴走した挙句死に場所を見つけてさようなら。
モサーッとしている間に周りが死体だらけになって「うおーっ!」とか叫んでいた
オダジョーにはなんかもう_| ̄|○。
そして残された二人がどうなったかというと…何の捻りもない結末。
思わず目を瞑りました。

ともかく人間ドラマとしての葛藤やせめぎあいがこれっぽっちも感じられない。
見られたのは蛍火(沢尻エリカ)と朧(仲間)のシーンくらいでしょうか。
CGだって見ていてむず痒くなるような代物だった。

でもでも、風景はとっても綺麗な映画でした。
あと椎名桔平のビジュアルが面白かったかな。(笑


映画アイアンマン オタクの夢だね♪

2008年10月01日 16時57分34秒 | 映画
貧血でヘロヘロでしたけど、根性で見てきました「アイアンマン」。
ロバート・ダウニーJr.がカッ飛ばしてました。

かつてMARVELガシャでトリプったアイアンマン


ダークナイトは見逃したのに(ガキが夏休みだったもんで)、アイアンマンはチェック。
だってあのダウニーJr.がアメコミヒーローなんてどんなだか見てみたいではありませんか。

ハリウッドの不良青年がいい具合に老けて、スケコマシの金持ち社長トニー・スタークにピッタリハマってました。でもアイアンマン誕生物語は結構男臭くてハード。でもそこはアイアンマンなので苦悩というまではいかない。テキトーに悩んであとはブッ飛ばす。単純痛快。悩むのはスパイダーマンやデアデビル辺り(DCならバットマン)に任せておけばいいよねん。

スタークが自分でコツコツとパワードスーツを作っていくのも楽しかった。アフガニスタンの洞窟でもご自宅の豪華な工房でもオタクモード全開。スパイダーマンでピーターがチクチクとタイツを縫ってたら物悲しかったかもしれませんが、お金持ちがモダンなシステムを駆使して好き放題ロボオタクできるというのはその道の人には夢でしょうね。

で、クライマックスはといえば勿論アイアンマンのスーツ装着シーン!
トランスフォーマーもCGではかなりイケてましたけど、アイアンマンはディテールの細かさと何より人間が着ているというのが燃えポイント。戦闘機との空中戦も見ごたえたっぷり。でもって着地のポーズが可愛すぎ。サポートAIもいい味出てました。

キャストでは、スタークの秘書役パルトロウが地味で良かった。ちょっとアメコミのイメージじゃないような気もしましたけど、ダンストのMJの後なら何でも来いって感じ。ジェフ・ブリッジスのオバディアも濃かったなあ。あのスターマンが…時の流れを感じます。スタークの友人役、テレンス・ハワードも好感が持てました。

詰まるところ、力をねじ伏せるのは力でというベタにアメリカンな展開でしたけど、娯楽としては充分楽しかったです。第二弾も決まっているようで期待大。

そーしーてー、クレジット後のエンディング…














来ましたよ。SHIELDが。ニックが!サミュエル・L・ジャクソンが!(爆
でもってアベンジャーズ!


…はいいんですけど、キャプテン・アメリカとかソーとかどうするんでしょうね?(笑

「大決戦!超ウルトラ8兄弟」を見ました

2008年09月22日 14時13分56秒 | 映画
諸般の事情でやや不完全燃焼でしたけど、楽しかったです。

予告動画を見ていた段階では思い切り涙腺決壊していたので、本番ではどうなることかと思いましたが…いや勿論緩い一ウルトラファンとして充分泣いたことは泣いたんですけどそれでも…うーん。

以下ネタバレ&ちょっとネガティブ感想だったりするので読まれる方はご注意を。


なんと言いますか、
全体的に円谷のあがきのようなものが感じられて痛々しかったです。

メビウスと兄弟の時はそれなりに纏まっていたストーリーも今回はあってないようなものでした。ウルトラマン達が記憶?を取り戻す流れも今一つメリハリに欠けたというかテンポが悪かったというか。できれば何かこう、身を挺して誰かを護ろうとした瞬間ウルトラマンが目の前に現れて「…!」って思いだすとか、ベタでもいいから劇的な演出をして欲しかったなあ。変身までの過程が結構理屈っぽいのに説明不足だったのと、ウルトラマンというより変身する人間の人生が中心だったのが話をややこしくしたのかも。お蔭でゾフィー兄さんも出れなかったし…(涙

夢の実現というテーマもラストであまりにもお手軽にバカバカしく達成されてしまったので「諦めないウルトラの心」が、「ウルトラマンに戻れたから何でも出来た。」って感じになってしまって残念。ジェットビートルも出せばいいってもんじゃ…でも見れて嬉しかったけど。うーん、この辺複雑。

赤い靴の少女や黒い影法師も一体何だったんだろうと。
影法師なんてまんまスターウォーズから拝借したようでしたし。
イメージだけで分かれよ、と言われても…(汗
少女→円谷、影法師→TY○なのかな?なんて穿った見方しちゃいましたよ。

平成ウルトラをリアルタイムで見ていなかったのも燃えを鎮火させた原因かも。
レンタルやファミ劇で見て内容を知ってはいるのですが、やはりリアルで応援していたらもっと思い入れが違ったのでしょうね。(汗)レナのラジオ中継に大萎えしたのはそこんとこに入っていけなかったからなのだろうと。

文句ばかり言っていても空しいので好きだったところを箇条書き。

◇ ウルトラマン放送開始風景。うわー、ノスタルジー!というだけで泣けた。ただ、あの三人があの頃小学生だったとすると今…いやこういうのは突っ込んではいけないんでしょうね。

◇ 昔懐かしいキャストのこれでもかというキターッ!の連続。ファンでこれに文句言う人はいないでしょう。

◇ 郷さんとアキちゃん、坂田さん遺影?のシーン。ボロ泣きしました。アキちゃんが元気になってよかった~。

◇ 往年のヒロイン達のフラダンス。有無を言わせない強引さがグー。(笑)といっても、フラダンスは近年ご年配のご婦人方の趣味として定着しているせいか不自然さはありませんでしたし、怪獣や宇宙人に脅かされていない平和な地球のイメージとしてはよかったと思います。

◇ いきなりクロックアップするダンディー4。カッコよかったんですけど、あの時点ではまだ人間のつもりなんですよね?

◇ ダイゴがメビウスにゲスラの弱点を教えるところ。パラレルものとしての燃えポイントでした。

◇ パンドンを倒した直後のメビウス。ダイゴにサムズアップ。えらく街が壊れてましたけど、リュウがいなくて良かった。(笑)

◇ ミライくんのボケ。キャラを上手く使ったなあと。特に「郷さん!」の辺り。中盤殆ど放置されていたメビウスでしたけど、ちゃんとラストでお別れできてめでたし。メビウスの中ではこのエピソードはどの時期に位置するのかな。

◇ 横浜のセットが円谷渾身という出来栄えで素晴らしかった。壊される瞬間「ああああっ!」と思いました。あれぞ特撮の醍醐味?かも。お蔭で久々に横浜行きたくなったり。市長さんの思う壺じゃん。(汗

◇ ヒッポリト星人。いやもうとにかくいつ見てもヒワイ?な造型と相反する自信満々なトコが和みます。

◇ BANDAI VISUALの看板があちこちに。(笑)臆面もない気配り?がロシア映画みたいでナイスでした。

◇ つるの剛。いや単に子供達が笑っていたから。息子8歳はアスカとつるのくんが繋がらないらしい。確かにダイナの頃とは見違える感じですもんね。

◇ 息子8歳のラストシーン突っ込み。「船じゃなくて、自分達で飛んでいけばいいのにね。」うーん、確かに。8歳は空中戦が好きらしい。今時の子供はそうなのかな。

色々文句も言いましたけど、概ね楽しかったです。
自分が鼻水すすっている時、あちこちで同じ音を聞いて安心&嬉しかった。

The X-Files映画 I want to believeの最新トレイラー

2008年06月12日 13時41分47秒 | 映画
…が先週発表になったらしい。

XFILESNEWSdotCOMでご覧になれます。
ページを真ん中くらいまでスクロールしましょう。

スカリーが金髪ロングヘア♪
てな部分を除くと、なんつーかあまりに相変わらずで懐かしいやら不安やら。
とにかく今回の映画ではミソロジー関係は持ち出さないそうなのですが、
モルスカの息子が事件に絡んでくるかもしれないそうで。
それって…_| ̄|○
更に10年前の映画では寸止めになったモルスカ関係が成就するかもしれないと。
いやもうそれは…_| ̄|○

サスペンススリラーと見せかけて実はKyle XYみたいに
ファミリードラマだったりするのでしょうか?(汗
個人的にはスキナーさえ出してくれればそれで映画一本いけるのでかまいません。

ところで映画には関係ないんですけど、同サイトの広告で
「Xファイルシーズン1-9の新品DVD全58枚組がたったの$135.98」
というのを見て、ここまでお安くなるのかと感動しました。
日本でも…ありえないから期待するのはやめておきます。(汗

I Want to Believe

2008年04月20日 21時45分12秒 | 映画
7月25日全米公開予定のX-Files映画第二作目のタイトルが決まったもよう。

The X-Files: I Want to Believe

"I Want to Believe"といえば、XFファンなら誰でも知っている
モルダーの地下オフィスに貼ってあったUFOポスターのスローガン。

製作者クリス・カーター氏の言うとおり「自然」なタイトルです。
第一作目の"Fight the Future"ってなんだったんだろ、っつーくらい。

xfilesnews.comの記事によると、

今回の映画はエイリアンやミソロジーはおいといて、
X-Files本来の趣旨を押し出したスタンドアローンになるもようです。
ちょっと期待しちゃいます。

10年前にそうしてくれていたら第一作目もコケなかったと思いますが。
いやコケたと思ったのは多分私だけですすみません。(汗

日本公開になったら見に行こうと思います。
何だかんだ言っても長年楽しませてもらったシリーズなので。
正直、モルスカはともかくスキナーを見たい。
ハゲ眼鏡のマッチョオヤジが今でも健在なとこを確認したいよん♪

Day Watch (デイ・ウオッチ)公開中

2008年02月17日 16時08分24秒 | 映画
先日ぼんやりテレビ東京を見ていたらアントンと突然の再会。
ロシアSF、デイ・ウオッチのトレイラーでした。

映画デイ・ウオッチ公式サイト

公開されるのは首都圏と関西の一部なのでいわゆるマイナー映画扱いですが、
仕方ありません。前作のナイト・ウオッチが「マトリックスを超えた」などの
大げさ/勘違い?の前振り付きで公開されてコケたんですから。

映像がちょっと奇抜なだけでマトリックスと比べるのもどうかと思うんですが、
今回も「マトリックスを超える映像革命」が宣伝文句についていました。
学習してません。「光と闇の決戦」なんかもちょっと違うような。

でもまいいです。本国公開から二年を経ての日本公開。おめでとう。
個人的には前作よりずっと評価が高いデイ・ウオッチ。
内容は前作ナイト・ウオッチの続編で、見ごたえもあってお話も一段落します。
ご興味のある方、ご近所に公開劇場のある方はお試しになってみては如何でしょうか。

デイ・ウオッチ公開劇場
東京都:お台場シネマメディアージュ
東京都:新宿オデヲン座
神奈川県:TOHOシネマズ ららぽーと横浜
神奈川県:TOHOシネマズ川崎
大阪府:敷島シネポップ
京都府:TOHOシネマズ 二条

ちなみに三部作の完結編?になる、トワイライト・ウオッチは米露合作。
ダゾールシリーズにハリウッド(FOX)が加わったらどうなるのか、
見たいような見たくないような複雑な気持ちです。
というか、それ以前に全然製作が進んでいないモヨウ。
少なくともIMDbでのステータスはUnknownでした。


「アース」見ました

2008年02月07日 11時10分31秒 | 映画
昨日、風邪でくたばっていたところに息子8歳が学校から帰ってきて
「映画行く!アース見たい!」と騒いだ時にはガックリきました。
憶えていたのか。_| ̄|○いつもは母の言った事なんて大抵忘れているのに。

「映画行くからって言って遊ぶ約束しなかった。」とまで言われてしまったので、
這うような気持ちで行きました。「アース」
キャンペーン中で子供料金500円だったのが嬉しかった。













内容は地球を冬の北極から夏の南極まで下って再び夏の北極に戻るというもの。
季節の変化と共に自然が織り成す美しい景観や野生動物のサバイバルドラマが
ベルリンフィルの音楽に盛り上げられてダイナミックに展開します。
地球温暖化への警鐘ももちろん織り込まれています。

息子8歳は彼なりに楽しんだもよう。
ゴクラクチョウ達のダンスシーンでは堪らず「かわいい♪」叫んでました。
確かに笑えた。可愛かった。オシドリのヒナの巣立ちもラブリーだった。
私は熱で朦朧としながらもサメのジャンプに釘付けでした。空撮にもうっとり。
とにかくどれもこれも「よく撮るよなあ」の一言に尽きます。

終わって「どこが面白かった?」と聞いたら、
「ホッキョクグマがエサとれなくて死んじゃうとこがかわいそうだった。
あと迷子になった像も。」
と、教科書にかなり近い答え。なんとかメッセージは伝わっているようです。

ただひとつ困った事が。

上映中、何度も何度も聞かれた事。
「お母さん、これってCG?」
「今の、CGだよね?」

インパクトのある映像や特殊カメラによる映像をCGじゃないかと疑う8歳。
特撮視聴によるダメージがこんなトコに…(汗)撮影隊の皆さんごめんなさい。

個人的な感想。
映画が終わってクレジットが…

Narrated by Patrick Stewart

パトリック・ステュワートのナレーションで見たかった…_| ̄|○
別に謙さんじゃダメだとかではなくパトリックの声が聞きたかっただけ。
でも日本じゃ無理なのか?


余談:

息子8歳がクラスメートの女子に
「今日は映画見にいくんだ。」と言ったところ、
「マリと子犬の物語は見ないほうがいいよ。」と言われたそう。
「なんで?」と問うたら彼女、
「血だらけのおじいさんが出てくるから。」と答えたらしい。

確かに災害のお話だからそういう場面もあるのでしょう。
小学校低学年の少女にはトラウマだったのかもしれません。
子供目線が興味深かったです。


Xファイル映画の続編が12月から撮影に入るそうで

2007年11月08日 10時42分26秒 | 映画
劇場版第1作目公開から10年を経て、モルダーとスカリーが帰ってくる!
…って、マジで?(笑

1993年から2002年まで波乱含みで放送が続いた
Chris Carter原作、David Duchovny&Gillian Anderson主演の
米国カルトTVシリーズThe X-Files。劇場版第2作目がもうすぐ撮影開始。

今週頭の20th Century Foxの発表によると米国公開は来年6月25日だそうです。
監督は勿論Chris Carter。Frank Spotnitzと一緒に脚本も書くそうで。
主演はDavid DuchovnyとGillian Anderson。
Mitchは?Skinnerは出ないの?
The Lone Gunmen…死んじゃったしなあ。_| ̄|○

ストーリーは極秘。って、普通そうでしょうけど。今のところ明らかなのは、
懐かしのTVシリーズのエピソードを踏まえたスタンドアローンになるであろうという事と、
MulderとScullyの関係に予想外の展開が…相変わらずじゃないですか。

撮影は12月からカナダのバンクーバーで行われる予定。

*****

Xファイル、好きだったなあ。何であんなに好きだったのか。

思えば超常現象や政府の謀略を扱うというプロットが新鮮だったし、
キャラクター達にも萌えた。
齢30半ばになって仔犬顔で泣くqueenyなFBI捜査官とか、
相棒のお蔭で何度も死に掛けるガニ股の美人赤毛捜査官とか、
強烈なオーラしょって暗躍しまくるおじさまたちとか、
今ではスターゲートのアスガードにしか見えないベタなエイリアンなどなど。
リアルタイムで見れたとか、ネットが普及し始めた頃だったのも萌えを加速した。
そういえばDDの我侭で途中から撮影場所がバンクーバーからLAに移動したり、
主役交代なんてのもあったなあ。
何もかもが懐かしい。

それを今更なんで?というのが正直な気持ちです。
年取ったモルダーとスカリー…微妙。謎解き役で登場するならともかく。
いやもう、おじさま達は是非是非見たいですが。

とりあえず、見守りモードということで、来年を楽しみにしたいと思います。

ちなみに:
最近のDD@Californication 中途半端におっさん。
最近のGA@Straightheads まだ綺麗です。


※11月13日訂正:
米国公開は6月ではなく7月でした。
タイプミス、失礼しました。(汗