昨日、9歳が友達の家に遊びに行ってくれたので、この機を逃すかと観に行きました。
TOHOシネマズのポイントも貯まっていたことだし。

公式サイトのイントロダクションに
「…常識外れのハイパー・アクション・エンタティメント」と書いてありましたが、
まさに常識外れというか、ありえねー!マジかよー!なシーンがこれでもかと
数珠つながりでラストまで続く、バカバカしさ全開、ご都合主義満載の、
ただただストレス発散の為に作られた、そんな映画。
以下、ネタバレ暴走感想につき未見の方はご注意ください。
ネ
タ
バ
レ
注
意
報
発
令
中
まずは一言。
アメリカ人、エジプトなしでこのテの映画作れないんでしょうか?
国際機密部隊G.I.ジョー(フザケてるとしか思えないネーミング!仕方ないけど)の
秘密基地はエジプトの砂漠地下にある。
砂漠にこんなデカイ基地、物理的にも経済的にもこっそり作るのは不可能…
なんて考えたら負けです。考えて観る映画ではありません。(笑
ストーリーはあってないようなもので、
ハイテク兵器メーカーMARS産業がNATOと開発した金属腐食性ナノマイトの弾頭4つを巡って、
テロ組織コブラが機密部隊G.I.ジョーとドンドンパチパチを繰り返すというもの。
G.I,ジョーのヒーロー、デュークはかつてナノ弾頭の運搬を警護していたNATO軍兵士。
隊がコブラに襲われ全滅しかけ、そこをG.I.ジョーたちに助けられる。
そこで自分もG.I.ジョーに入ると主張するも却下され、コブラ女幹部バロネスの情報をたてに
半ば脅迫した形でG.I.ジョー入り。スカウトされるのではなく、自分を売り込む辺りが
とってもメリケンなんですが…
敵のボスが元カノだという野郎をホイホイ極秘部隊に入隊させる司令官ホークは
太っ腹というより、ちょっとアレなんじゃないかと。(汗
しかも別れた経緯が、当時同じ部隊にいた彼女の弟レックスを守りきれず死なせてしまい、
失意の彼女を見ていられなくて遠ざけていた…って、ずいぶん自分勝手な男では。
それでもG.I.ジョー入隊後、お笑い担当の相棒リップ・コードと、とんとん拍子に
隊の優等生になり、コブラによる基地襲撃に遭い盗まれたナノ弾頭を追いかけて
チーム仲間のスカーレットやスネーク・アイズと共にフランスはパリで大暴れ。
建物も車も電車も壊して壊して壊しまくる、カー&パワードスーツチェイス。
そしてナノ弾頭4発のうち1発がコブラの忍者ストーム・シャドーによりエッフェル塔に。
もう、パリ、ボロボロ。ホワイトハウスに苦情が来たそうです。苦情って…(汗
しかもデューク、バロネスとナノマイトを追っかけてコブラに自ら捕まっちゃいました。
でもまあ、これが怪我の功名?になって、G.I.ジョー部隊をコブラの本拠地へ導く訳ですが。
コブラの兵士たちは神経系に作用するナノマイトで調教されていました。
コテコテのマッド・サイエンティストのドクターにより作り出された
そのナノマイトを注入されそうになりデュークも遂に一巻の終わり?
と、ここに来て今まで冷血無比だったバロネスが唐突に反乱。
実は彼女もナノマイトで操られていた。しかも死んだはずの自分の弟(ドクター)に。
って、そのナノマイト調教、意志で克服できるんじゃん!
それにしてもバロネスは色んな意味で強すぎ。
元は単に軍人デュークの民間人婚約者みたいだったのに。
弟にナノマイト食らった後で鍛えられたんでしょうか。どんだけ…(汗
その後、我に返ったアナ(バロネス)とデュークはG.I.ジョーたちの援護を受けつつ、
デストロ&ドクターに立ち向かうことに。尤も、悪党臭プンプンだったデストロは
あれよあれよという間にドクターのいいように支配されてしまいます。
要するに、この世界規模のドンパチの根っこは、アナとその弟レックス、
加えて元婚約者のデュークという、
いわば身内で構成されていたということに。_| ̄|○
カッコつけてたデストロが文字通りいい面の皮、というか鉄面皮。(ぷっ
しかし、こんなばかばかしいメインストーリの蔭に、
ひたすら私怨で戦う黒と白のニンジャの姿があった。(笑
ストーム・シャドーとスネーク・アイズ。子供時代、東京で出会った二人。
って、もうこの辺りの勘違いニッポンやニンジャワールド?には慣れっこなんですが、
期待を裏切らない訳の分からなさに思わず笑みがこぼれました。
自分の師匠に拾われたくせに自分より強くなり師匠に可愛がられたスネークに
嫉妬し、しかも師匠を逆恨み&殺害したストーム・シャドーのあくなき挑戦と、
恩師の死以来「沈黙の誓い」をたてて言葉を発しない律儀なスネークの復讐劇が
戦場で出会うたびにそこかしこで炸裂。
イ・ビョンホン、頑張ってました。といっても、彼の演技を見たのは初めてですが。
今回、観客席にはご年配の方々、特に夫婦でお越しのお客さんが目立ちました。
オジサン方はまだ分かるけど、オバチャンたちが近未来軍事活劇…?
やっぱりイ・ビョンボン目当てなんでしょうか。それとも自分のように
マッチョ・ドンパチの好きなオバハンが他にも沢山いるということなのでしょうか。うーん。
スネーク・アイズ、中身はSWのダースモールやX-Menのトード。
遂に顔が全く見えなく…なったほうが断然カッコよかったかも(ry
スタイルもアクションもG.I..ジョーの中で一番カッコよかった!沈黙は金。(笑
でもあの全身スーツで動くのって凄く大変そう。ちゃんと息できるのかな。
苦悩?の忍者スネークに加え、G.I.ジョーにはほのぼの系軍隊カップルもいました。
高IQ天才肌で銃の達人赤毛美女スカーレットと、行き当たりバッタリマッチョのリップ・コード。
隊には他にも控え目巨漢マッチョとインド系のオタクがもれなくついてます。
ハイテク軍隊にオタクは不可欠ですね。
結局、コブラの野望は遂げられず、デストロとレックスは拘束。
バロネスは体内のナノマイト除去に向けてやっぱり拘束。
「操られてたんだから」という事でデュークは彼女が出てくるのを待っているみたいだけど、
そもそもデュークがレックスの件の後、ちゃんとアナと向き合っていればこんなことには…
と言っても後の祭り。スゴイ祭りでした。
G.I.ジョー、まだ続きがありそうなラストだった。
スネーク・アイズが活躍するなら見たいかな♪
TOHOシネマズのポイントも貯まっていたことだし。

公式サイトのイントロダクションに
「…常識外れのハイパー・アクション・エンタティメント」と書いてありましたが、
まさに常識外れというか、ありえねー!マジかよー!なシーンがこれでもかと
数珠つながりでラストまで続く、バカバカしさ全開、ご都合主義満載の、
ただただストレス発散の為に作られた、そんな映画。
以下、ネタバレ暴走感想につき未見の方はご注意ください。
ネ
タ
バ
レ
注
意
報
発
令
中
まずは一言。
アメリカ人、エジプトなしでこのテの映画作れないんでしょうか?
国際機密部隊G.I.ジョー(フザケてるとしか思えないネーミング!仕方ないけど)の
秘密基地はエジプトの砂漠地下にある。
砂漠にこんなデカイ基地、物理的にも経済的にもこっそり作るのは不可能…
なんて考えたら負けです。考えて観る映画ではありません。(笑
ストーリーはあってないようなもので、
ハイテク兵器メーカーMARS産業がNATOと開発した金属腐食性ナノマイトの弾頭4つを巡って、
テロ組織コブラが機密部隊G.I.ジョーとドンドンパチパチを繰り返すというもの。
G.I,ジョーのヒーロー、デュークはかつてナノ弾頭の運搬を警護していたNATO軍兵士。
隊がコブラに襲われ全滅しかけ、そこをG.I.ジョーたちに助けられる。
そこで自分もG.I.ジョーに入ると主張するも却下され、コブラ女幹部バロネスの情報をたてに
半ば脅迫した形でG.I.ジョー入り。スカウトされるのではなく、自分を売り込む辺りが
とってもメリケンなんですが…
敵のボスが元カノだという野郎をホイホイ極秘部隊に入隊させる司令官ホークは
太っ腹というより、ちょっとアレなんじゃないかと。(汗
しかも別れた経緯が、当時同じ部隊にいた彼女の弟レックスを守りきれず死なせてしまい、
失意の彼女を見ていられなくて遠ざけていた…って、ずいぶん自分勝手な男では。
それでもG.I.ジョー入隊後、お笑い担当の相棒リップ・コードと、とんとん拍子に
隊の優等生になり、コブラによる基地襲撃に遭い盗まれたナノ弾頭を追いかけて
チーム仲間のスカーレットやスネーク・アイズと共にフランスはパリで大暴れ。
建物も車も電車も壊して壊して壊しまくる、カー&パワードスーツチェイス。
そしてナノ弾頭4発のうち1発がコブラの忍者ストーム・シャドーによりエッフェル塔に。
もう、パリ、ボロボロ。ホワイトハウスに苦情が来たそうです。苦情って…(汗
しかもデューク、バロネスとナノマイトを追っかけてコブラに自ら捕まっちゃいました。
でもまあ、これが怪我の功名?になって、G.I.ジョー部隊をコブラの本拠地へ導く訳ですが。
コブラの兵士たちは神経系に作用するナノマイトで調教されていました。
コテコテのマッド・サイエンティストのドクターにより作り出された
そのナノマイトを注入されそうになりデュークも遂に一巻の終わり?
と、ここに来て今まで冷血無比だったバロネスが唐突に反乱。
実は彼女もナノマイトで操られていた。しかも死んだはずの自分の弟(ドクター)に。
って、そのナノマイト調教、意志で克服できるんじゃん!
それにしてもバロネスは色んな意味で強すぎ。
元は単に軍人デュークの民間人婚約者みたいだったのに。
弟にナノマイト食らった後で鍛えられたんでしょうか。どんだけ…(汗
その後、我に返ったアナ(バロネス)とデュークはG.I.ジョーたちの援護を受けつつ、
デストロ&ドクターに立ち向かうことに。尤も、悪党臭プンプンだったデストロは
あれよあれよという間にドクターのいいように支配されてしまいます。
要するに、この世界規模のドンパチの根っこは、アナとその弟レックス、
加えて元婚約者のデュークという、
いわば身内で構成されていたということに。_| ̄|○
カッコつけてたデストロが文字通りいい面の皮、というか鉄面皮。(ぷっ
しかし、こんなばかばかしいメインストーリの蔭に、
ひたすら私怨で戦う黒と白のニンジャの姿があった。(笑
ストーム・シャドーとスネーク・アイズ。子供時代、東京で出会った二人。
って、もうこの辺りの勘違いニッポンやニンジャワールド?には慣れっこなんですが、
期待を裏切らない訳の分からなさに思わず笑みがこぼれました。
自分の師匠に拾われたくせに自分より強くなり師匠に可愛がられたスネークに
嫉妬し、しかも師匠を逆恨み&殺害したストーム・シャドーのあくなき挑戦と、
恩師の死以来「沈黙の誓い」をたてて言葉を発しない律儀なスネークの復讐劇が
戦場で出会うたびにそこかしこで炸裂。
イ・ビョンホン、頑張ってました。といっても、彼の演技を見たのは初めてですが。
今回、観客席にはご年配の方々、特に夫婦でお越しのお客さんが目立ちました。
オジサン方はまだ分かるけど、オバチャンたちが近未来軍事活劇…?
やっぱりイ・ビョンボン目当てなんでしょうか。それとも自分のように
マッチョ・ドンパチの好きなオバハンが他にも沢山いるということなのでしょうか。うーん。
スネーク・アイズ、中身はSWのダースモールやX-Menのトード。
遂に顔が全く見えなく…なったほうが断然カッコよかったかも(ry
スタイルもアクションもG.I..ジョーの中で一番カッコよかった!沈黙は金。(笑
でもあの全身スーツで動くのって凄く大変そう。ちゃんと息できるのかな。
苦悩?の忍者スネークに加え、G.I.ジョーにはほのぼの系軍隊カップルもいました。
高IQ天才肌で銃の達人赤毛美女スカーレットと、行き当たりバッタリマッチョのリップ・コード。
隊には他にも控え目巨漢マッチョとインド系のオタクがもれなくついてます。
ハイテク軍隊にオタクは不可欠ですね。
結局、コブラの野望は遂げられず、デストロとレックスは拘束。
バロネスは体内のナノマイト除去に向けてやっぱり拘束。
「操られてたんだから」という事でデュークは彼女が出てくるのを待っているみたいだけど、
そもそもデュークがレックスの件の後、ちゃんとアナと向き合っていればこんなことには…
と言っても後の祭り。スゴイ祭りでした。
G.I.ジョー、まだ続きがありそうなラストだった。
スネーク・アイズが活躍するなら見たいかな♪