PDAのひとりごと

黄昏時、携帯情報端末は薄闇の向こうに何を見るのか

できません

2008-05-31 21:29:46 | しぶきのひとりごと
日本語の読解力に欠ける若者達

昔、新入社員に「できません」と言う人がいました。
しかし、「これはできるでしょ?」「これもできるでしょ?」とできることを積み上げていくと最初に「できない」と言っていたことが「できる」に変わります。

よく考えずに返答しているわけです。これは頭が悪いわけではありません。

雨が降ってきたとき「これは雨で上空の水分が集まって落ちてきたものだ」と理解するのがインテリジェンスで、「ぬれないように雨宿りしよう」と思うのがウィズダムだという説明がD&Dにあったように思います。

学校教育は主にインテリジェンス向上を目指し、日常生活はウィズダムを育みます。このウィズダムが低下しているということでしょうか?

そうだとしたら学校教育ではなく家庭や地域、社会に問題があるのではないでしょうか?

「知恵袋」や「教えて」等はインテリジェンスだけでは解決できないことをネットの向こうの人間に頼る試みなのでしょう。

wikipediaはインテリジェンスの集合であるのみならず、さまざまなことの集合体となっているのが面白いところです。

インターネットは調べる気があればいろんなことを知ることができます。
それを使っていてもやっぱり「できません」という人は居るんだろうな。

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