めざせ!ポポペのプロ
~ポポペのゲームをつくってみませんか?~
ポポペのゲームを作ります。ポポペのプログラムを作る、略して「ポポペのプロ」の始まりです。
1.まずはやっぱりHelloかな?
最初は、ウィザードで基となるプログラムを作ります。
ポポペのプログラムをつくるには eMbedded Visual Tolls 3.0 の中の eMvedded Visual C++ 3.0 (以下eVC)を使用します。ポポペのプログラムは、Windowsパソコンで作るのです。ちょっと不便ですね。
まず、スタートメニューから「eMvedded Visual C++ 3.0」を起動します。
eVC
新しいプロジェクトを作成するので、メニューバーの[ファイル(F)]-[新規作成(N)]で「プロジェクト」タブの「WCE Application」を選び、「プロジェクト名」に任意の名前を入力します。ここでは「hello 」としておきます。「位置」は、プロジェクトを置いておくフォルダになります。「CPU」の欄は作成する対象のCPUを選択できるよう
になっています。ポポペのCPUはMIPSなので「Win32 (WCE MIPS)」のチェックを外さないように注意してください。また、WindowsNT/2000/Xpではエミュレータが使えるので、「Win32 (WCE x86em)」のチェックも付けておくようにしましょう。デフォルトですべてにチェックが入っているので、通常は何も触らなければ大丈夫です。設定が終わったら[OK]をクリックします。
新規作成
「WCE Application - ステップ 1/1」画面では「標準的な"Hello World!"アプリケーション(W)」が選択されているので、そのまま[終了(F)]ボタンをクリックします。すると、「新規プロジェクト情報」が表示されるので、[OK]ボタンをクリックしてウィザードを終了します。これで、「Hello World!」を表示するプログラムが完成です。
プロジェクト
WCE Application
ソースを見る前に、まずビルドしてみます。
作成されたプロジェクト
まず、メニューバーの「アクティブなWCE構成を選択」が「H/PC Pro 2.11」になっていることを確認し、「アクティブな構成の選択」を「Win32 (WCE x86em) Debug」に変更します。
アクティブな構成の選択
次に、メニューバーの[ビルド(B)]-[ビルド(B) hello.exe]として、エミュレータ用の実行ファイルを作成します。
ビルド
今は、何もいじっていないので、エラーは出ないはずです。アウトプットウインドウの「ビルド」タブで「hello.exe - エラー 0. 警告 0」と表示されたら実行ファイルの作成は終了です。そのままエミュレータが起動して、プログラムが実行されます。
ビルド終了
今回作成したプログラムには、メニューバーもあり、ヘルプも表示でき、プログラムの終了もできます。実は、とても高機能なプログラムなのです。
エミュレータで実行
次回は、PCからはなれてゲームのアイデアを練ります。
~ポポペのゲームをつくってみませんか?~
ポポペのゲームを作ります。ポポペのプログラムを作る、略して「ポポペのプロ」の始まりです。
1.まずはやっぱりHelloかな?
最初は、ウィザードで基となるプログラムを作ります。
ポポペのプログラムをつくるには eMbedded Visual Tolls 3.0 の中の eMvedded Visual C++ 3.0 (以下eVC)を使用します。ポポペのプログラムは、Windowsパソコンで作るのです。ちょっと不便ですね。
まず、スタートメニューから「eMvedded Visual C++ 3.0」を起動します。
eVC
新しいプロジェクトを作成するので、メニューバーの[ファイル(F)]-[新規作成(N)]で「プロジェクト」タブの「WCE Application」を選び、「プロジェクト名」に任意の名前を入力します。ここでは「hello 」としておきます。「位置」は、プロジェクトを置いておくフォルダになります。「CPU」の欄は作成する対象のCPUを選択できるよう
になっています。ポポペのCPUはMIPSなので「Win32 (WCE MIPS)」のチェックを外さないように注意してください。また、WindowsNT/2000/Xpではエミュレータが使えるので、「Win32 (WCE x86em)」のチェックも付けておくようにしましょう。デフォルトですべてにチェックが入っているので、通常は何も触らなければ大丈夫です。設定が終わったら[OK]をクリックします。
新規作成
「WCE Application - ステップ 1/1」画面では「標準的な"Hello World!"アプリケーション(W)」が選択されているので、そのまま[終了(F)]ボタンをクリックします。すると、「新規プロジェクト情報」が表示されるので、[OK]ボタンをクリックしてウィザードを終了します。これで、「Hello World!」を表示するプログラムが完成です。
プロジェクト
WCE Application
ソースを見る前に、まずビルドしてみます。
作成されたプロジェクト
まず、メニューバーの「アクティブなWCE構成を選択」が「H/PC Pro 2.11」になっていることを確認し、「アクティブな構成の選択」を「Win32 (WCE x86em) Debug」に変更します。
アクティブな構成の選択
次に、メニューバーの[ビルド(B)]-[ビルド(B) hello.exe]として、エミュレータ用の実行ファイルを作成します。
ビルド
今は、何もいじっていないので、エラーは出ないはずです。アウトプットウインドウの「ビルド」タブで「hello.exe - エラー 0. 警告 0」と表示されたら実行ファイルの作成は終了です。そのままエミュレータが起動して、プログラムが実行されます。
ビルド終了
今回作成したプログラムには、メニューバーもあり、ヘルプも表示でき、プログラムの終了もできます。実は、とても高機能なプログラムなのです。
エミュレータで実行
次回は、PCからはなれてゲームのアイデアを練ります。
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